失敗や後悔をしれば成功に至れる。
この記事では様々なネット情報における失敗・後悔例を施主目線から考えてみます。
その失敗・後悔例を攻略するのに必要なレベルとして数値化してみようというエンタメテイストの強い記事となります。
悪ふざけ(といっても分かり易い例えとして使う表現として使っています)が苦手な方は、他の記事に移っていただけますと幸いです。

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それでは、同意いただけたものとしてお話させていただきます。
☑土地購入を進めている(進める予定の)方
☑どこよりも詳しい土地購入失敗例を知りたい方
何は無くとも成功例の確認が大事
失敗・後悔例がゲームオーバー(やや言い過ぎですが、例えがゲームなのでご了承ください)と同じ意味であれば、成功例はゲームクリアに当たりますね?
という事は、土地購入というゲームを攻略するためには、まずクリア条件(=成功のための条件)を確認しておく必要があります。
別記事で理想の土地を考えるための4つの要素について書きました。
引用して今一度見てみましょう。
〇土地選びで欠かせない4要素(=達成すべき目標)

- インフラ
- 人口動態
- ハザードマップ
- 宅地適正
インフラとは、交通や施設・設備などの我々が生活をする上で、最も利便性を感じるシステムです。
公共交通機関の充実(バス停・駅)、道路整備(国道・高速道路など)、首都圏へのアクセス性、通勤経路、商業施設(スーパー・コンビニ・商店街など)、公共施設(役所・警察署・病院・公園など)、教育施設(学校・図書館など)、エンタメ施設(映画館・モール・遊園地など)を指します
当ブログ記事より引用
人口動態とはその土地がもつポテンシャルと言い換えられます。
日本の将来は少なくとも今のままでは衰退の一途、地方のさらに片田舎はどんどん人工が減少し、空き家も増えていくと言われています。
前述したインフラも人口増加している街にリソースを割いた方が良いのはあきらかです。
したがって、ゲームクリアのための4つの要素のうちの一つは人口動態として考えて差し支えないはずです。
ハザードマップとは土地の災害(=イベントボス)の出現場所と言い換えてください。
注)不謹慎なのは重々承知ですが、あくまで分かり易さを重視してのたとえ話です。
災害は時に予想外のタイミングで我々の財産(命を含む)を奪ってきます。
そんな理不尽な存在に対して真っ向から立ち向かう(=家の性能だけで戦う)というのは悪手といえます。
このテーマで記事を作成していますので、興味があればどうぞ。
〇家だけでなく土地の余力も重要!

宅地適正とは、その土地に建物を建てるとして①建てやすい②住みやすい③売りやすいという条件がそろっているかどうかの適正をあらわす、共働き夫婦の造語です。
『建てやすさ 』でいえば、①幹線道路沿いから一本路地を入る②重機が充分すれ違える③土地改良費が不要といったところです。
次に『 住みやすさ』です。これは①日照・土地・道路の広さ②隣人や地域性③自治体の政策といったポイントがあります。
最後に『売りやすさ』です。万が一得ることになったら…建物は減価償却しますが、土地くらいは購入金額で売りたいものですよね。どういった土地が売れるかはインフラ・人口動態・ハザードマップ・宅地適正がバランスよく高い土地です。
当ブログ記事より引用
これら4つの条件を満たしたものが成功例とするならば、失敗・後悔例はどんなものなのでしょうか?
失敗・後悔例のまとめ30選
シンプルに考えるなら、上記4条件を満たしたものが成功とするなら・・・
4条件の中で一部もしくは全部、許容できない点を持つ物件を買ってしまうと失敗・後悔ということになります。
4条件はさらに細かく事例を分類して、以下の凡例で評価します。
〇凡例
弱:負けとは言えない、裏を返せばメリットとも考えられるものですね。
中=前提次第で勝ち負けが決まるもの、代替手段がなければデメリットしかないというものです。
強=圧倒的敗退、どんな条件でもデメリットしかないものです。
弱い・強いは敗北(=失敗・後悔)要素としてのパラメータとおもってください。
と、こんな感じです。

つまり『赤が多い要素ほど慎重かつ注意して土地選びすべし』ということですね。
まずはネット情報における失敗・後悔例を見てみましょう。
インフラが整っていないパターンには以下の事例が考えられます。
- 公共機関が整っていない
- 主要幹線道路が通っていない
- 商店街・スーパーが遠い
- 公共施設(役所・警察署など)から遠い
- 教育施設(学校・図書館)から遠い
- エンタメ施設(映画館ほか)が遠い
- 自治体の政策が貧弱(子育て支援制度など)
では、早速参ります。
じゃじゃん!
- 公共機関が整っていない
- 主要幹線道路が通っていない
- 商店街・スーパーが遠い
- 公共施設(役所・警察署・公園など)から遠い
- 教育施設(学校・図書館)から遠い
- エンタメ施設(映画館ほか)が遠い
- 自治体の政策が貧弱(子育て支援制度など)
こう考えると負ける要素が多い条件だとわかりますね。
特に赤の負けが強い要素は、日々の生活自体に影響を与えるものです。
生活を営むうえで欠かせない衣食住へのアクセスは、土地選びの際に重視したいものです。
人口動態がマイナスのパターンには以下の5つの事例が考えられます。
- 空き家問題で治安が悪くなる
- 同世代がいなくて過ごしにくい
- 子供が少なく廃校のリスクがある
- 福祉・公共サービスを受けにくい
- ご近所づきあいがない(少ない)
では、早速参ります。
じゃじゃん!
- 空き家問題で治安が悪くなる
- 同世代がいなくて過ごしにくい
- 子供が少なく廃校のリスクがある
- 福祉・公共サービスを受けにくい
- ご近所づきあいがない(少ない)
人口動態がマイナスの土地は、すぐに悪影響を被るわけではないので、比較的負けにくいのかなと感じます。
特に隣近所がかなり離れているような田舎の場合は、顔を見る機会も少なくなるので、近所づきあいが面倒という方は逆にメリットになるかも?
ただし、長期的にみると空き家が増えたり福祉公共サービスが受けにくい土地となって住みづらくなってしまうかもしれません。
例えばセミリタイアで足腰が弱るまでの30年ほど住むのであれば良いと思いますが、2世帯や子育て世代では注意したい要素だと思います。
ハザードマップがきついパターンには以下の事例が考えられます。
さらに今回はハザードマップ以外の自然環境としての土地購入失敗事例も合わせて考察します。
- 地盤が不安定である(地盤改良費が高くなる)
- 浸水する可能性がある
- 土砂崩れの可能性がある
- 液状化の可能性がある
- 津波の可能性がある
- 豪雪地域である
- 水はけが悪い、冠水しやすい
では、早速参ります。
じゃじゃん!
- 地盤が不安定である(地盤改良費が高くなる)
- 浸水する可能性がある
- 土砂崩れの可能性がある
- 液状化の可能性がある
- 津波の可能性がある
- 豪雪地域である
- 水はけが悪い、冠水しやすい

シビアですね。
家の性能だけではカバーできない災害に対しては、土地の持つポテンシャルが大事です。
とくにハザードマップで知りうる情報は対策可能なので優先したいところですね。
〇災害対策を土地選びから始める方法

宅地適正で失敗するパターンには以下の事例が考えられます。
- 日当たりが悪い
- 土地の大きさが適正ではない
- 土地の制限が多い(建蔽率など)
- 土地の形状や高低差に問題がある
- 旗竿地である
- 繁華街(大学・飲食店など)に近い
- 嫌悪施設に近い
- 近隣住民の性質が合わない
- 風水・家相的に良くない
- 不人気で売りにくい
- 家並みがきたない
では、早速参ります。
じゃじゃん!
- 日当たりが悪い
- 土地の大きさが適正ではない
- 土地の制限が多い(建蔽率など)
- 土地の形状や高低差に問題がある
- 繁華街(大学・飲食店など)に近い
- 嫌悪施設に近い
- 風水・家相的に良くない
- 旗竿地である
- 買い手のつかない土地である
- 近隣住民の性質が合わない
- 家並みがきたない
宅地適正の多くは家の性能でカバーできるものです。
例えば日当たりが悪い土地でも、2階・3階リビングなどで対応可能です。もちろん、平屋が良いという家庭については当てはまりません。
土地のデメリットを賄うために家に制限を加える、その制限が妥協可能であるかを良く考える、このような判断が必要となってきますね。
一方で、旗竿地や嫌悪施設に近いなどの理由で売りたいときに買い手がつかないとか、近隣住民の性質が合わない・家並や街並が汚いというのは、自分たちの努力で変えようがありません。
なので、意外と盲点かもしれませんが重要視した方が良いと思います。
〇不動産会社は教えてくれない買ってはいけない土地の条件

『土地選びの失敗・後悔例30パターンは真実か?』のまとめ
というわけで、ネット上にシェアされている失敗・後悔例30パターン、その危険度を分類してみました。
失敗は成功の母というように、ここに挙げた失敗例の逆をとっていけば、家づくりは必ず成功すると断言できます。
ただし、現実はそう甘いものではなく、土地の値段や場所など様々な制限が加わるものと思います。
その制限が妥協できるものかどうかは、この記事での危険度と合わせて対策可能か判断していただければ良いかなと思います。
それでは、また!
みなさんの土地選びが成功することをお祈りしております。
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お読みいただきありがとうございました。

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