今回はヘーベルハウス50周年記念の新商品ラティウスRDの特徴について解説します

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出ました、待望の新商品!
ヘーベリアンにとっては革命的なモデル

その名も『RATIUS | RD』だね

何やら興奮の様子・・・
ところで・・・
実に1年ぶりの新記事ですよね

ますは
おさぼりしていた釈明会見をすべきでは??

読者の皆様、長い間放置してしまいまことに申し訳ございませんでした・・・
お品書き
ヘーベルハウスの新商品『ラティウスRD』とは

☑地震に強い家を建てたい
☑ヘーベルハウスに興味がある
☑コスパの良い重量鉄骨の家を建てたい

- 軽量鉄骨 ハイパワード制振ALC構造
- 重量鉄骨 重鉄制振システムラーメン構造
ヘーベルハウスは鉄骨構造のみのハウスメーカーとなります。
こまかな仕様の違いはあるものの、製品としては大きく2つ!
軽量鉄骨の『ハイパワード制振ALC構造』、重量鉄骨の『重鉄制振システムラーメン構造』
に分けられます。

一般的には厚さ6mm以上の鋼材を使ったものを“重量鉄骨”といいます

今回の新商品も重量鉄骨なのですよね?
“革命的”というのは言い過ぎでは??

これまでの重量鉄骨モデルは高層建築に使われるような太さの柱だから
2階建てに使うにはオーバースペックが過ぎるんだよね

と、オーバースペックな2階建てヘーベルを建てた施主が申しております

製品名 | 制振構造 | メリット | デメリット | 採用要件 | |
軽量鉄骨 | CUBIC 新大地 ほか | ブレース(筋交い)構造 | 品質の安定した鉄骨 | 一定間隔に筋交いと柱がある | 平屋、2階建て |
重量鉄骨 | FREX | ラーメン(額縁)構造 | ブレース不要で大空間を作れる | 高コストになりやすい 平屋や60坪未満ではオーバースペック | 3階建て以上 |
新商品 | RATIUS | RD | ラーメン+ブレース | コストを抑えた重量鉄骨 大空間をつくれる | 40坪未満ではオーバースペック | 平屋、2階建て |
これまでの製品では平屋や2階建てに対して重量鉄骨構造はオーバースペックでした。
我が家は2階建て重量鉄骨を選びましたが、当時はFREX Axiiiというプランはありませんでした。
なので、オプションとして2階建てにはオーバースペックであるFREXを選ばざるを得なかったんですよね・・・
冒頭のやり取りのように『ヘーベリアン垂涎の新商品』というのは誇張でも何でもありません。
これから家づくりをされる方、ラティウスRDは絶対に検討すべきプランですよ!
ラティウスRDを採用すると得する人

とは言ったものの、どんな人にもラティウスRDが絶対にオススメ、というわけではありません。
まずはスペックを見てみましょう。



柱の厚み | 柱の耐久力 | 梁(フランジ幅) | 構造 | 制振装置 | |
軽量鉄骨 | 3.2㎜ | 約10t | 100㎜ | ブレース構造 | ハイパワードクロス(筋交い) |
重量鉄骨 | 9㎜ | 約79-100t | 125㎜ | システムラーメン構造 | サイレス(オイルダンパー) |
新商品 | 6㎜ | 約56t | 125㎜ | デュアルテックラーメン構造 | アダプティブジョイント フレキシブルジョイント |
柱の耐久力については概ね軽量鉄骨と重量鉄骨の間ぐらいと思ってよさそうですね。
耐久の数字をみると“平屋や2階建てに重量鉄骨にはオーバースペック”というのは良くわかりますよね・・・
ちなみに制振装置についても重量鉄骨のサイレスは高コストかつオーバースペックとなります。
そのため、軽量鉄骨の筋交いにアダプティブジョイントとフレキシブルジョイントを合わせた構造となりコストを抑えつつ高いパフォーマンスを実現しています。

では重量鉄骨を選ぶと得する家づくりの条件とは何かを考えていきたいと思います。
ヘーベルハウスの営業担当いわく
一定以上の建坪が無いと重量鉄骨は割高かつ大空間を生かせない
という事でした。
というのも、重量鉄骨最大のメリットは筋交いと柱を除したことで可能な大空間です。
これまでの重量鉄骨よりもコスパが良いとはいえ
やはり30坪前後の建坪の2階建てにおいてはオーバースペック感は否めないようです。
そういった意味でも40-60坪前後の2階建てあるいは平屋がラティウスRDを生かせる適正範囲と言えます。
例えば郊外において土地を大きめに入手できる方にとっては極めて有効な選択肢となりうる新商品ができましたね。
以下にラティウスRDをオススメできる方の条件をお示しします。
- 建坪が一定以上に大きい
- 大きな窓をつけたい
- 重量鉄骨限定仕様の設備をつけたい
ラティウスRDと合わせてオススメの仕様
軽量鉄骨では選べなかった重量鉄骨限定の設備を紹介します。
開放的な大空間の家に住みたいという方は参考にしてみてください。

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マグマが冷え固まることで生まれる高い硬度と美しさから、古来、建材として親しまれてきた花崗岩。その荒々しい自然美を、ラバーフレックという砂利や砂を含んだ特殊な吹付材でリアルに再現。堅牢で重厚な佇まいを演出します。

『ヘーベルハウス50周年記念の新商品『ラティウスRD』を詳しく解説』のまとめ
- 50周年記念の新重量鉄骨モデルを解説
- 新商品はこれまでの重量鉄骨と軽量鉄骨モデルの良いところどり
- 40-60坪の大きな家を建てたい方には特にオススメ
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