へーベルハウスの口コミは真実か?|寒さに関する考察

へーベルハウスの口コミは真実か?|寒さに関する考察

良く言われている口コミの一つにへーベルハウスは寒いというものがあります。

これが真実なのか、設計上の問題なのかは議論の余地があるところですよね?

なので我が家が現状どんな感じなのかという状況説明を交えつつ、考察していきたいと思います。

戸建における一般的な寒さの原因とは

建材の性質

木造、鉄骨、鉄骨コンクリートそれぞれに違いがあるようです。

木造というと『日本の気候に合った』などとあいまいな表現が多く、いまいち釈然としません。

『 気密性が高い』という言葉は鉄筋コンクリートに言われる特徴ですが、結局は窓の大きさや多さに依存するところも多いかと思います。ただ、木造と比べますと遮音性・断熱性が良いのは明らかですね。

断熱材不足

欠陥住宅や偽装住宅、悪質リフォーム業者のニュースがトレンドだったころには良く耳にしたフレーズですね。住宅メーカーの設計図通りに作られた家であれば施工業者がミスしない限りは問題ないのではないでしょうか?

断熱材不足というよりは寒冷地仕様ではない住宅もあるかと思います。北海道や東北地方ではへーベルハウスが建てられません。(家を建てるならアロワナ住宅より)

この観点からすると「へーベルハウスが寒い」のではなく「寒い地域にはへーベルハウスは向かない」と言った方が自然ではないでしょうか?

気密性

「魔法瓶住宅」というものがありますよね、24時間エアコンによる空調で室内の温度・湿度をコントロールするというものです。

窓の大きさ・多さと気密性が逆相関なのは明らかですよね。

ちなみにへーベルハウスの営業さんから『高気密・高断熱 』 というフレーズを聞いたことはありません。

へーベルハウスの特徴として、丈夫な躯体に裏打ちされた大きな窓から光と風をふんだんに取り入れるというものがあります。そう、『高気密・高断熱』とは真逆の発送ですね笑

設計上の問題

3つの原則があります。

①空間が広がるほど暖房効率は悪くなる。

②冷たい空気は下に、暖かい空気は上に移動する。

③窓から熱が逃げる。

これらの原則を納得せずに、モデルハウス風の吹き抜け+リビング階段+大きな窓をつくると、ほとんどの方は『寒い』と感じるはずです。

では、冬場冷え込む土地ではへーベルハウスをモデルハウス風に設計することはできないのでしょうか?

だいじょうぶです。

方法はあります。

モデルハウス風にしても冬あたたかく過ごしたいのであれば①天カセ4方向エアコン②床暖房付き③石油ヒーターを追加購入、これくらいの努力をすれば充分可能だと思います。(石油ヒーターは結露の問題があるので要検討ですが…)

我が家はLDK+大窓(フォールディングウインドウ)+廊下に連続ですが、2月下旬の寒さを天カセ2方向エアコン(たまに床暖房)で暖かく過ごせました。

電気代はかかるので太陽光発電推奨です。

へーベルハウスは寒いのか?暖かいのか?

私の経験

実はへーベルハウスに住むのは新築含めて2回目なんです。

7年ほど前に へーベルメゾンに 約5年間住んでいました。

3階建ての3階で、2LDKの間取り、南向き窓と南向きベランダがありました。

冬場はエアコンとカーペットのみで特に寒さは感じませんでした。

冬場の気温はマイナスなのでそこそこの寒冷地です。

ひどいときは外の水道が凍るレベルでした。

寒いという口コミ

寒いという根拠にへーベル板の断熱性について書いているモノがありました。

恥ずかしいのでやめましょう。

へーベル板(ALC)は耐久性・耐火性・自然に優しい素材です。

断熱性について一言も言及されていません。

公式サイト内にはコンクリートの10倍の断熱性を持つとは書かれています。

この記載はちょっと曖昧ですね。

まとめますと・・・

一般的な『断熱素材 』 と比較すれば、へーベル板の用途は『断熱素材』ではないので、断熱性は低いといえるでしょう。

ですが、コンクリート製の住宅と比べれば、外壁自体の断熱性は高いと言えます。

某一級建築士さんは“へーベル板(ALC)の断熱性は非常に悪い”と独自の調査で証明したらしいです。(だから、何と比較して悪いのか、もしくは数値データを出していただかないと…「へーベル板 」「断熱性 」 で検索するとヒットしますよ)

こんな風に、寒いという口コミのほとんどが、へーベル板=断熱素材として評価していてデタラメなんですよね。本当に建てて住んでみたの?と疑問に思ってしまいます。

断熱材の性能は?

へーベル板は断熱材ではないという事は伝わりましたか?

ではへーベルハウスに使用される断熱材の性能はどうなのでしょうか?

旭化成の『ネオマファーム』というものが使用されています。

これは『グラスウール』という一般的な断熱材よりも熱伝導率がきわめて低い=断熱性が高いのが特徴です。

この時点で断熱材のレベルは他社と遜色ないものと考えてよいのではないでしょうか?

外断熱と内断熱

断熱材の使用は内断熱といいます。

暑さ・寒さを語るなら外断熱についても詳しく語るべきかなと思いますが、ここでは参考先のみリンクしておきます。(Lixil Square外断熱と内断熱の違いは?

外断熱とは一言でいうと“工法”です。

へーベルハウスでは 『 へーベルシェルタードダブル断熱構法』を2017年から採用しました。

へーベルハウスの口コミは真実か?|寒さに関する考察のまとめ

これらの点からへーベルハウスが特別寒さを感じやすいということは無いのではないかと感じます。

  • へーベルハウスの構造・工法は他メーカーと遜色なし
  • 寒いという口コミは良く吟味すべし
  • 寒くなる設計に注意すべし

どうでしたでしょうか?参考になりますと嬉しいです。

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