家づくりのきっかけはふとのぞいた住宅展示場…そこで、家族が笑顔になれるこのハウスメーカーと運命的な出会いをしたんだ!
そういうドラマチックなストーリーにあこがれますか?
でも、ちょっと待ってください!!
それで、多くの人が損してます(気づいてないだけで)。
今回の記事では展示場に行く前に絶対にしておきたいことをシェアします。

仮契約まで進んでいる施主さんはここでバックすることをオススメします

家づくりに絶対の正解はないし、いま後悔してない方がこの記事を読むことで逆に不安になるのは・・・ね

ここまで読んでしまったら先が気になるじゃないですか!?

まぁ仮契約までならまだご破算にできますから…
それにご主人たちの文章力では伝わらないかもですし

ガーーーン!
(文章力が無い分は経験と画像で補うもん)

お品書きがそのまま記事のポイントになっています。
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お品書き
注文住宅といえば住宅展示場という先入観
あなたの家づくりのきっかけはなんですか?
うちの場合は、
①ヨムオの単身赴任解除
②長女の小学校入学
この2点がきっかけとなりました。
ひとによっては、
家賃がもったいない
金利の関係で買い時だった
賃貸併用として不労所得を得たい
という経済的理由もあるかと思います。
なので家づくりのきっかけ、つまり目的は人それぞれなんですよね。
あなたにとってどんな家が理想ですか?
その理想は今すぐかなえるべき課題ですか?
この答えが出てない状態でむやみやたらと住宅展示場に行くというのは時間の浪費になるばかりか、期待していなかった家づくりをしてしまう危険もあります。

ステキな住宅展示場に行くと持ち家が欲しくなっちゃうよ
でも、家って本当に“今すぐ”必要なのかな…
家づくりをしようと思い立った時に最初に何をするのか?
こんな統計データがありましたので引用します。
戸建住宅を検討したいと思ったとき、皆さんは最初にどんな行動をとるのでしょうか。1位は「モデルルームや住宅展示場を見学する」でした。
続く2、3位には、住宅メーカーのウェブサイトや不動産ポータルサイトなど、インターネットを使った情報収集がランクイン。
リアルな展示場とウェブ情報を並行活用する最近の消費者行動が、家選びにも表れているようです。
調査対象:20~59歳の住宅購入検討者 824名調査方法:インターネットリサーチ
調査期間:2014年9月2日(火)~2014年9月3日(水)
https://www.daiwahouse.co.jp/tryie/column/build/surveillance/
1位は『モデルルーム・住宅展示場を見学する』なんですが、実は最初に展示場に行って後悔している人多いです。
ネットを見ても『いきなり展示場に行って、その場の雰囲気で契約まで結んでしまった』というブログが多くないですか?
注文住宅の営業さんって良くも悪くもプロなんですよね…
プロの攻め方はこんな感じです。
- 希望の間取り・住まい方について優しく何でも聞いてくれる
- 耐震性能・気密性能といった住宅性能をわかりやすく解説してくれる
- 長期保証・メンテナンスを不安のないように説明してくれる
- 展示場は豪華で生活感もなく雰囲気が良くて快適である
- ダメ押しに“ローン返済なら無理なくできますよ”という太鼓判
もう契約しない理由がないですよね?
うちは、とある理由からヘーベルハウス一択(もちろん性能面からも値引き効率からも考えて)だったのですが、、、
もしもへーベルハウス以外で考えた場合、展示場から突撃してどこかの優秀な営業マンにつかまり、玉砕すること必至だったはず…
百戦錬磨の営業さんと渡り合うにはそれなりの知識が必要なんです。

ご主人ほど単純な方はいないと思いますが…
営業さんの言いなりでは費用は高くなるばかりです
大手ハウスメーカーは高いだけあって、施主に知識がなくても住宅性能・アフターメンテともに十分なレベルが確約できるので安心できます。
実際、家づくり知識が皆無だった我が家でしたが、新居の住み心地は快適でとても満足しています。
では、展示場を見学して勢いで大手ハウスメーカーでの家づくりを始めてしまった施主さんは何を失ってるのでしょうか?
それは可能性と選択肢です。
もしかしたら、こんな後悔してしまうかも。
今の家と同程度の家が数百万円も安く手に入れられたかも?
あきらめざるを得なかった設備をつけられたかも?
住宅ローン返済のために旅行を我慢することはなかったかも?
人は、知ることのなかった可能性と選べなかった選択肢に後悔するものです。
知識のないまま展示場に行くことで、流れで契約を進めてしまう方は多いです。
結果として、十分な比較検討ができず可能性と選択肢を自ら狭めてしまうんですよね。

まずは住宅展示場に行く前に知識をつけておきたい
そういう事ですね!
家づくりで後悔しないためには…
『もし我が家がもう一度家を建てるなら…絶対こうする』
という前提で、展示場の見学予約を取る前にすべきことを考えました。
5つのステップです。
- 情報収集・知識の強化
- 間取り受け取り
- 見積り比較
- 展示場見学
- 仮契約
情報収集・知識の強化が重要なのは何となくわかったけど…
『間取りも見積りもハウスメーカーの仮契約段階でそろうものでしょ?』
そう思いますよね?
確かに多くのハウスメーカーでは2,3回目の打合せでようやく間取りと見積が受け取れるようになります。
これについて詳しく知りたい方はこちら

間取り事情について13の質問項目に多数の施主さんが回答した記事をリンクしています。
施主さんのほとんどが2,3回目で土地に合わせた間取りプランを提示してもらっています。
『やっぱり間取りも見積もすぐに受け取れるわけじゃないんだね?』
『じゃあ住宅展示場で1件1件モデルハウスを見るしかないじゃない!』
いえいえ、あきらめてしまうのはまだ早いですよ。
見積・間取りを受け取るには、ハウスメーカーに複数回通わなければいけない。
中には、予算が合わず最初から門前払いされたという施主さんもいます。
予算の問題をクリアしても全然好みの間取りを作ってくれなかったという施主さんもいます。
そんな不測の事態もあるので、1件1件メーカーを回っていたら時間が全然足りませんよね?
それを解決するのが注文住宅の一括資料請求サービスです。
果たして一括情報収集は本当に使えるのでしょうか?
どうしても気になったので今日さっそく資料請求してみました!
せっかくなので、将来的に個人事業主となったときの事務所兼営業所という条件を想定して資料請求してみましたよ。
使用したのはタウンライフ家づくりという一括間取り作成サービスです 。
①まずは基本情報入力から、家づくりを考えている都道府県・市町村を入力します。

②具体的なエリアは身バレするリスクがあるのでモザイクしてます。
今回は店舗型住宅として、2階部分に居住スペースを想定。

③住人数・部屋の数・家の広さ・LDKの占める広さを入力。
店舗スペースを含むので70坪という戸建てとしては特大サイズで入力しています。

④土地の大きさの希望・水周りの希望・総予算について入力
土地の大きさは100坪(12台程度の自動車分)の駐車場も想定してます。
なので150坪という大きさで希望を出しました。
入力した土地の相場も出してくれてますね。

⑤もし土地候補が決まっていれば敷地の法令調査もしてくれます。
これは地味ですがとても便利なサービスですね!
間取り・資金作成の具体的要望なども書きます。
ちなみにこちらが僕らが記載した内容です。
申し訳ないですが、特定防止のために伏字にしています。
他は9割方入力した原文のままです。
①世帯年収〇〇〇〇万円
夫〇〇〇万、妻〇〇〇万、両者〇〇勤務
現在夫の名義で住宅ローン返済中
フラット35です。
妻名義で▲▲開設予定。
②連絡について
日中の電話対応は困難です。
基本はメールでのやり取りでお願いします。
③間取り
・1階部分に▲▲。
・行き来しやすい間取り。
・少ない人数で効率的に働ける動線。
・お客さんが入りやすい外観。
・明るい雰囲気のスロープ付きエントランス。
・2階部分に居住スペース20〜30坪。
・子どもは数年で自立予定。
・子ども部屋から書斎などにリフォームできるフレキシブルな間取り。
・ロータリーのある100坪程度の駐車場
④土地
・バス停留所など公共交通機関へ徒歩5分以内にアクセス
・自動車がすれ違える道路に面している

⑥これで最後、名前・連絡先・現住所などを入力すれば

そしてマッチングしたハウスメーカーがこちらでした!

あれ?
600社も登録されてるのに、マッチングしたのはローコストメーカーたった1社なの?
さすがに予算6000万円で土地150坪・建物70坪はケチりすぎた??
それとも店舗併設住宅が特殊だから一括間取りは作成できないというメーカーが多いの??
とはいえ大事なのは
マッチングしたメーカーの間取りと提案力ですよね。
アエラホームから結果が届くまでしばし待つとしましょうか!![1]アエラホームからの返答があり次第追記します。
注文住宅一括資料請求の使い方
さて、一括資料請求サービスを使ってみて思ったことは
『めちゃくちゃお手軽!』という事です。
なにしろ、本来はハウスメーカーに数回通って初めてもらえる間取りが、1回のデータ入力でもらえる可能性があるんです。
仮に間取り図がもらえなかったとしてもメーカーのカタログがもらえることもあります。
メーカーのカタログは各社を比較検討するうえで必須の情報ソースです。
ネット請求や展示場訪問などでもらえますが、1社ずつアポとって通うのは結構時間がかかるんですよね。
なので、家づくり計画を時短で始めたい人にとってはとても有用なサービスだと思います。
でも、そんなうまい話あるの?
途中からお金が必要とか、だまされてるんじゃないの?
という疑問の声もあるかと思いますが、その心配はありません。
別記事で一括資料請求サービスの仕組みについて語りました。
なぜ無料で見積・間取り作成までできるの?
詐欺ではない?
といった疑問に答えていますので、『一括資料請求サービスを利用したいけど、なんか不安があるなぁ』という方は読んでみてください。
とても有用なサービスですが、一括資料請求サービスにも弱点はあります。
今回試してわかったように、店舗併用住宅のような特殊な案件に対してはマッチングする住宅供給会社が少なくなりがちであるということ。
そもそも選択肢の少ないであろう地元工務店が主体の地域ではマッチングするメーカーが少ないこと。
登録しているのはハウスメーカー・工務店主体であり、デザイン事務所で家づくりを進めたい人には向かない可能性も・・・(コスト比較・合い見積もりとしては有用だけど)
ハイムや積水ハウス、ダイワハウスなど大手ハウスメーカーとの提携表示はあるものの、営業所ごとの方針で資料提供できないこともある。

住んでいる地域によっては間取りはおろかマッチング0件という事もあったよ…
とはいえ、簡単な入力だけで要望にマッチングするメーカーを検出できるのはとても有用であるといえますね。
この一括資料請求を最初にやっておくことで、
多くの人が経験してしまう“展示場を最初に訪問し可能性と選択肢が失う”というリスクを圧倒的に下げてくれるはずです。
なお、パッと思い浮かんだ一括資料請求のメリットは以下の通りです。
- すべて無料で手に入る
- 住宅カタログなどをゲットできる
- 自分たちの希望にあう間取り図をゲットできる
- そのためのハウスメーカー訪問の時間を節約できる
- ハウスメーカーを断る際のわずらわしい営業を回避できる
ここまでメリットがあるのにやらない理由ってありますかね?
もしあったらTwitterとかInstagramのDMでこっそり教えてほしいです。
今回利用したのはタウンライフ家づくりという一括資料請求サービスでした。
ですが、一括資料請求サービスは他にもいくつか種類があります。
どのサービスが一番使えるの?
って気になりますよね!
ちょっと頑張ってネット上の口コミを拾ってみました。
下の表がその結果ですね。
タウンライフ家づくり | 持ち家計画 | SUUMO | ホームズ | |
手軽さ | ◎ | 〇 | 〇 | 〇 |
カタログ請求 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
見積もり作成 | 〇 | △ | × | △ |
間取り提案 | 〇 | ▲ | × | ▲ |
土地探し | 〇 | × | × | × |
その他サービス | 資料請求後に無料で『家づくりノート』がもらえます。[2]もらったので後日レビューしてみますね。 | 運営サイトの掲載するブログ記事が役立ちます。 | 施主の生の声である家づくりアンケート結果が見られます。 | – |
公式サイト | タウンライフ 公式サイト | 持ち家計画 公式サイト | SUUMO 公式サイト | ホームズ 公式サイト |
結論から言うと、間取りまで作ってもらえる可能性があるのはタウンライフ家づくりだけ。
他のサイトでは一応間取り作成をうたってるものの期待は低いようです。
前述したように、地域によってはタウンライフの間取り作成サービスが使えないという場合もあります。
これについては残念ですが諦めなければいけませんね。
ですが、カタログや見積もりだけでもゲットできれば、相見積もりの情報を集めるのに時短になります。
また、特典である“家づくりノートの作り方”も初めて家を建てる方にとってはとても役立つツールとなるので、役立ててみてください。
『住宅展示場の見学予約前にしておきたい事』のまとめ
- 家づくりをするなら、いちばん最初に住宅展示場へ行ってはいけない
- カタログ・ハウスメーカー情報などを集めるのが大事
- でもカタログ・見積もり作成・間取り受け取りには時間がかかる
- 一括資料請求サービスなら3の行程を大幅カットできるかも
- 一括資料請求サービスにがいくつか種類がある
- 中でもタウンライフ家づくりは間取りまでもらえるのでお得
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もう一度目次をみる?

お読みいただきありがとうございました。


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