ハウスメーカー・工務店・設計事務所の違い、13項目比較表で一発まるわかり

ハウスメーカー・工務店・設計事務所 比較13項目

この記事は、家づくりをこれから始める方にむけて『素人目線でわからないところを徹底的に解説する記事』ではありません。

膨大な量の専門知識は省いて、施主が勉強しやすくするためにかみ砕いた記事です。

プロから見たら細かい点に粗があると思いますが、読者の皆様な建築家になりたいわけではないですよね?

この記事はざっくり導入ですので、今後担当する営業さんや設計士さんと協力して家づくり成功をめざしてください。

各種住宅供給メーカーの特徴まるわかり表

住宅供給メーカーとは工務店・ハウスメーカー・設計事務所を指します。

いきなりですが以下の13の特徴を表にまとめてみました。

  1. 施工数
  2. 社員数
  3. 建築
  4. 施主に必要な知識
  5. デザイン性
  6. 設計自由度
  7. 最新技術
  8. 品質
  9. 長期優良住宅
  10. サポート力
  11. 性能
  12. 予算
  13. 工期の長さ

前述のように細かい点には粗があります。

というわけで、まずはご覧ください。

※黄色マーカーはメリット、青マーカーはデメリットです。

※太字はメリットでもあり、デメリットでもあるもの。

工務店ハウスメーカー設計事務所
施工数
社員数
建築業者自社委託もしくは
自社
委託
施主に必要な知識~少
デザイン性
設計自由度
最新技術バラつきあり
品質下げることも可一定下げることも可
長期優良住宅
サポート力
性能
(気密性・断熱性)
予算安め高め希望どおり
工期の長さ

ここで上げたのはあくまで一般論です。

『うちはしっかり長期優良住宅も作れる工務店だぞ』というお怒りの言葉が聞こえてきそうですが無視します。

だって長期優良住宅を作れることがウリになるくらい世間の工務店では長期優良住宅を作っていないんでしょ?

長期優良住宅や耐震等級などは大手ハウスメーカーではあって当然のように仕上がりますが、工務店や設計事務所の場合は施主の希望と知識がなければ難しいかもしれません。

ハウスメーカー以外の2社では性能のばらつきが大きいように思います。

高気密高断熱にとても力を入れているところは、大手ハウスメーカー以上の性能の家を提供する工務店もあるくらいです。

#家系ブログを盛り上げる会メンバー 工務店施主クロセさんのブログより

私はあらかじめ、C値=0.8保証で契約していました。

また、監督さんからは0.6~0.8は行くと思いますと聞いていました。

(中略)

ということで改めてその値を考慮した計算結果は…

C=0.26!

いやー予想をはるかに超える高気密な家に仕上がりました。

その場にいる全員でめっちゃ喜んでいました。

現場監督さんはホッとしている様子です。

測定者の方からは「これはいい気密ですね。しびれました。」とのコメント。

https://klosemyhome.com/ai-airtight/

そうなんですよね。

必要なのは学ぶ態度と十分な知識と情報なんです。

工務店で建てたい方は、知識量の多い工務店さんを選べるだけの十分な知識と情報が求められるんです。

住宅供給メーカー比較の13ポイントをサクッと解説

13ポイントの優先度は★★★3段階評価でお示しします。

共働き夫婦の主観ですが、大手ハウスメーカー施主目線としてご理解ください。

かなり長いので興味のある項目だけでも大丈夫です。

なんだったら、この記事で書きたいことは前述の表です。

むしろそこだけ見てもらえればだいたいO.K.です。

それでも読みたいという奇特な方はどうぞ。

ちょっと長いなと思われた方は途中からでも、るんばーのおでこボタンを押していただいたのち、解散で大丈夫ですよwww

施工数★★★

一般的に施工数は多いほうが良いでしょう。

理由は施主が多くクチコミ情報が得やすい点、施工がシステム化している点がメリットとなるからです。

絶対的な理由とはなりませんが、十分な知識を得るための時間が無い時には施工数の多い大手メーカーを選ぶのも一手ですね。

社員数★★★

社員数が多いほど分業化が進んでいます。

工務店の施主である友人は『社長が打ち合わせまでするから話が進まない』と嘆いていました。

工期を予定通りに済ませたい施主さんは優先したいポイントですね。

建築業者★★☆

家づくりは設計・工事から成り立ちます。

工務店では自社設計&自社工事なのに対して、設計事務所や大手ハウスメーカーの一部は自社設計&委託工事というパターンがあります。

自社工事のメリットは責任の所在がはっきりする点、デメリットは工期が長くなることがあるという点です。

個人的には委託工事できっちりスケジュール通りの引き渡しを受けたいと思っています。

委託工事会社の質は現場見学会に参加するとわかるといいます。

施主に必要な知識★★★

無知でも家ができる大手ハウスメーカー…

我が家はまさにコレでした。

今なら大丈夫?

たとえ設計会社でも長期優良住宅を建てる知識はある!

そう、一度家を建てて家ブログ歴約1年ともなれば、結構知識もついてきます。

でもやはり初めての家づくりで設計事務所は厳しかったと思います。

せめて自分の知識はそれほどなくても、信頼できるメーカーを見岩目られる情報を持っていれば工務店や設計事務所を選んでも良いのかな。

デザイン性★★☆

デザイン性は好き嫌いという価値観の問題ですね。

長く時間をおいてもムダなので、好きでないデザインのメーカーはどんどん除外していきましょう。

必ず好きなデザインには会えます。

設計自由度★☆☆

ここでいう設計自由度は2種類あります。

鉄骨・木造による根本的な間取りの自由度と、狭小地や土地の形状への敷地対応力という設計の二つの側面における自由度です。

一般的にはハウスメーカー<工務店<設計事務所となっています。

が、一条工務店に代表されるように居住性と設計自由度をトレードオフしている工務店も多いので一概には言えなくなってきましたよね。

最新技術★☆☆

最新技術の面ではやはり大手ハウスメーカーが自社で開発製造している建材が有利と言えます。

が、建材レベルの革新的な技術というのはそうあるものでもありません。

この項目は無視してもよいのかもしれませんね。

品質★★☆

品質とひとくくりにしてしまいましたが・・・

品質とは工事担当の腕による完成品の品質と、建材のランクつまり材料の品質の2種類がありますね。

工事担当の品質というのは、素人が外から見て分かるものではありませんので、ここでは材料の品質と言い換えてください。

材料の品質はもちろん高いほうが良いとは思います。

が、施主同意の上で『敢えて予算に収めるために品質を下げる』という方法も取れますよね?

ハウスメーカーではそういう融通が一切効きません。

これはデメリットでもありメリットでもある事です。

長期優良住宅★★★

工務店など中小の住宅会社が建てた住宅のうち、長期優良住宅の認定を受けたのはわずか12.6%(2016年)。

(中略)

前出の資料によると、年間供給戸数が500戸以上の大手住宅会社では、2016年に建てた住宅の61.1%で長期優良住宅の認定を受けました。

(中略)

国土交通省は2019年2月の「長期優良住宅制度のあり方に関する検討会」で、長期優良住宅が既存住宅流通市場で評価される仕組みを検討する方針を示しました。つまり、中古住宅市場での差別化と普及促進につながる刺激策を考えていくということです。

わずか12.6% 中小工務店の供給戸数に占める認定長期優良住宅の割合が低すぎる

ローコストメーカー、中小工務店が長期優良住宅を申請すべきかどうかは議論の余地がありますが…

少なくとも安心安全な長く住める家づくりを目指す施主さんにとっては、長期優良住宅は優先すべき項目かもしれませんね。

サポート力★★★

サポート力とは何か?

長期保証というシステムなのか、不具合が生じたらすぐ駆けつける対応力なのか?

ここをはっきりさせないといけませんね。

僕はヘーベルハウスの30年保証+有料メンテナンスでもう30年保証というサポート体制に満足している人間なので、当然メーカー選びでサポート力は優先したい項目です。

一方で有事の際にすぐ駆けつけてくれるのは地元の工務店だと聞きます。

どちらが自分たちの希望に合うのかでメーカー選びに生かしたいですね。

〇ヘーベルハウスの長期保証について

修繕費用 メンテナンスへーベルハウスの30年メンテ価格は高い!?費用概算公開&他社比較

たまーに、自らのサポート力の無さを棚に上げて『ハウスメーカーの長期保証・有料メンテナンスはムダ』という内容のブログ記事を拝見します。あからさまなポジショントークに笑わせていただいています。

性能(気密性・断熱性)☆☆☆

性能に関してはハウスメーカー・工務店での差というより、個々の企業努力やポリシーによるところが大きいと思います。

とりあえずは、劇的ビフォー・アフターのような匠の自己満のような家でなければ良いんじゃないでしょうか?

予算★☆☆

一般に予算はハウスメーカー>工務店・設計事務所でしょう。

ハウスメーカーは高くなりがちですね。

一方で、工務店と設計事務所では設計事務所の方が予算を細かく割り当てられるるので、より安くできる可能性があるらしいです。

豊富な知識を自分で賄う手間を犠牲に、予算を安くできるというトレードオフの関係ですね。

工期の長さ★★★

前述の社員・工事担当でも書いたように、人員が豊富にいて委託工事であれば速やかに工期内に終えることが可能です。

大手ハウスメーカーではその辺がしっかりしていますよね。

逆に小規模な工務店の場合はすべて社長の仕事という場合がありますので、工期が長くなりがちというデメリットがあります。

この辺は引き渡しまでの居住場所が確保できているかどうかにもよりますので一概には言えないですね。

我が家は賃貸だったし、子供が小学生になるまでに引渡しを受けたいという要望があったのでハウスメーカーを選んで良かったと思っています。

『ハウスメーカー・工務店・設計事務所の違い、13項目比較表で一発まるわかり』のまとめ

ちょっと長くなってしまいましたね。

まとめますと、、、

住宅供給会社の選び方
  • 住宅供給会社の特徴は13項目で比較
  • 優先したい項目をチェック
  • 比較表でどこが自分に合うか確認

これでアナタにあう供給会社がハウスメーカーなのか工務店なのかデザイン事務所なのかわかります。

カンタンでしょ?

〇関連するブログリンクはこちら

ハウスメーカー、建築会社選び 住まいブログ・テーマ
ハウスメーカー、建築会社選び

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