
今回はご質問をいただいております。
『どのメーカーにするか迷っています。ハウスメーカーや工務店選びで後悔しないようにするにはどうすれば良いのですか?』
という事です。
ご質問ありがとうございます

はい、ご質問ありがとうございます。
確かにハウスメーカーや工務店はたくさんあって、迷ってしまいますよね。

今回は住宅供給会社の選び方を6つのステップに分けて解説していきます。
それぞれのステップの最後に当ブログで読んでほしい関連記事を紹介します。
家づくりを始める前にお役立てください。
お品書き
住宅供給会社の選び方
ある程度の情報が集まったところで、自分の理想もまとまり、希望する住宅供給会社( 工務店・HM・設計事務所など)が見えてくるかと思います。
この記事では理想の家づくりを行うためのプロセスである住宅供給会社の選び方についてまとめたいと思います。
住宅供給会社を選ぶステップは6段階あります。
- 自分の理想を具体化・優先順位をつける
- 各種住宅供給会社の特徴を知る
- 希望するメーカーの候補をピックアップする
- メーカー比較のポイントを知る
- 理想と現実のすり合わせを行う
- 仮契約に向けて動き出す
一見するとなかなか大変そうに見えますよね…
ですがやる事はシンプル!
自分の理想にかなう商品を選ぶためにしっかり情報を集めていくという作業の連続です。
これって普段の買い物と本質は変わらないんですよね。
例えば商品を化粧品でも良いし自家用車でも良いです。
好きなことに置き換えて考えてみてください。
この過程って全部身近な買い物で経験していますよね?
なので家づくりも普段の買い物と本質は変わりません。
値段が大きく違うだけ(それが問題なんだけど)です。
では、6つの段階をそれぞれ解説していきながら、オススメの記事をリンクしていきます。
全部読み終えるには数日かかると思いますので、ブックマークしてゆっくり読み進めてくださるのが良いと思います。
自分の理想を具体化するという作業はとても大事です。
過去記事でも伝えています。
我が家は20回以上の打ち合わせを行ってきました。
回数が多くなった一つの理由は家づくりの細かいコンセプトがブレブレだったからです。
もちろんコンセプトの大筋がずれていなかったので家づくり全体を振り返ると大きな失敗なく成功したと言えますが。
というわけで、ハウスメーカー選びの最初のポイントは『理想を具体化して優先順位をつける』です。
↓の引用記事では理想10か条というものを提案しています。家づくりのコンセプトがブレそうになったら立ち返るべきセーブポイントのような役割を果たしてくれると思います。
〇理想を具体化させる2つのプロセス


まずは、理想の住まい方を十分妄想シミュレーションして、理想の住まい方を考えてみてください。

ちなみに我が家の理想10か条はこちらです。

住宅供給メーカーとは工務店・ハウスメーカー・設計事務所を指します。
以前、ハウスメーカー・工務店・設計事務所の特徴を13項目で比較するという記事を書きました。

そこから表のみ引用します。
工務店 | ハウスメーカー | 設計事務所 | |
施工数 | 少 | 多 | 少 |
社員数 | 少 | 多 | 少 |
建築 | 自社 | 委託もしくは自社 | 委託 |
施主に必要な知識 | 多~少 | 少 | 多 |
デザイン性 | △ | 〇 | ◎ |
設計自由度 | 〇 | 〇 | ◎ |
最新技術 | バラつきあり | ◎ | 〇 |
品質 | 下げることも可 | 一定 | 下げることも可 |
長期優良住宅 | △ | ◎ | △ |
サポート力 | 〇 | 〇 | △ |
性能 (気密性・断熱性) | △~◎ | 〇 | 〇 |
予算 | 安め | 高め | 希望どおり |
工期の長さ | 長 | 短 | 長 |
ここで上げたのはあくまで一般論です。
ただ、何も知らずに選ぶと、そもそも自分たちのニーズに合わない住宅供給会社を選んで打ち合わせに苦労する羽目になるでしょう。

共働き夫婦は時間に余裕がなかったので十分な勉強ができない気がしていました。
なので知識が不十分でも満足できる大手ハウスメーカーに依頼することにしたんです。
〇ヘーベルハウス(大手ハウスメーカー)を選んだ理由はこちら

〇施主が考えるセカンドチョイス、もしヘーベルハウスじゃなかったら

住宅供給会社の特徴が理解できましたか?
では読者の皆様はどのタイプに興味がありましたか?
ハウスメーカー?
工務店?
設計事務所?
我が家は“時間と知識がそれほど必要ではない”ハウスメーカーが良いかなと思って動き始めました。
希望するメーカーの特徴をピックアップして、施主の希望に合うかどうかを判断していきます。
〇共働き夫婦が候補に挙げたハウスメーカーはこちら


ほかにも住友林業やセキスイハイムなどを候補に挙げて比較しました。
我が家は大手ハウスメーカーでの家づくりを希望しました。
その理由には理想10か条の1つである耐震構造やメンテナンスフリーという考え方がベースにありました。
そのような観点からヘーベルハウスとの契約に至ったわけです。
そして、契約に至る前には鉄骨系メーカーとの比較や木造でも耐震性の高いメーカーとの比較をしっかりおこないました。
この過程が後悔しない家づくりで最も重要なステップかもしれませんね。
そこでこの記事をシェアいたします。
〇メーカー間を効率的に比較するための15の評価ポイント

この15の評価ポイントごとにハウスメーカーや工務店を比較していくことで、自分の理想に合ったメーカーを選ぶことができると思います。
候補のメーカーを評価表をつくって比較してみてください。
比較表はできましたか?
できたら理想と現実のすり合わせを行ってみましょう。
すべてが完璧な家というのはお金がいくらあっても足りません。
どこかしらで我慢できるところと妥協したくないところのおり合わせを付けましょう。
〇ヘーベルハウスと一条工務店でのマジ比較はこちら

比較が済んだ段階で第1候補~第3候補くらいが現実的な数字でしょうか。
候補は、ハウスメーカーと決めたらなら、ハウスメーカーだけで第3候補まで決めるというのが良いと思います。
もし、ハウスメーカーと設計事務所が候補に混在しているようなら、まだ深く考え切れていない可能性があります。
住宅供給会社3社は全然別物です。
受験に例えるなら、センター試験と二次試験くらいの差があって全然対策が違います。
では最後に仮契約前に到達しておくべき目標点について2記事を紹介します。
〇仮契約前に候補メーカーの特徴を20個は言えるようにしたい

〇仮契約前にしておきたい最低限必要な4つのこと

『工務店かハウスメーカーか?後悔しない選び方を6ステップで解説』のまとめ
〇初めての家づくりで読んでほしいシリーズはこちら

もう一度目次をみる?

お読みいただきありがとうございました。
今回はいただきました質問にお答えする形で記事を作成いたしました。

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