寝室の乾燥が強いので加湿器を始めたら窓サッシに結露がでました。
お金をかけずにすぐできる、簡単な対策で結露しなくなったので、その方法をシェアします。
注:この記事ではヨムオのキャラが崩壊しています。

冒頭タイトルから、迷探偵っぷりを発揮されておりますが、どうされたのですか?

いやぁね、うちのカミサンがね、こう言うんですよ。
加湿器をかけた翌日に窓に結露が付いたってね。
で、言ってやったのよ。
どうりで今日の君は艶っぽいわけだなってね・・・

あまーーーーい!!

・・・
・・・・・
・・・・・・・

それで、奥様どうなされたのですか?

うん、今回はちょっとした対策で結露がつかなくなったから、その方法をシェアするよー!
☑新居の結露が気になる方
☑結露対策商品を購入する前にできる対策を知りたい方
お品書き
なぜ結露が生じるの?

汗をかいた~ アイスティーと~♪
そう、この歌は結露のことを表しています。
ここでは結露を『汗をかいたアイスティー現象』と呼ぶことにしましょう。
『汗をかいたアイスティー現象 』は内外の温度差があるときに、冷たい側の表面に、温かい側の空気中に溶けていた水が付くことを言います。
基本的には温度差が根本的な原因です。
また温度が上がると、飽和蒸気量が高くなる(=水蒸気になれる量が増える)ため、湿度は下がります。
湿度とは実際の水蒸気量/飽和水蒸気量だからです。
湿度が下がり過ぎると人体は乾きを感じ、粘膜などのバリア機能に負荷がかかり風邪をひきやすくなるんですね。
それを避けるために加湿器で実際の水蒸気量を増やしてあげるわけです。
しかし、冬場は水の絶対量が少ない上に、温度を上げて飽和蒸気量を上げているので、湿度を十分上げるには相応の水を気化させてあげる必要があります。
一方で窓サッシまわりは冷えたままです、つまり飽和蒸気量は小さいままなんです。
加湿された水蒸気はこうした冷えた場所では水蒸気でいられず液体にもどります。これが『汗をかいたアイスティー現象』、結露なんですね。
ここまで書いておいてなんですが
理屈がわからなくても全然対策は可能です。
その日の状況について確認します。
まず屋外は氷点下に達していたものと思われます。
そして屋内は加湿器とエアコンによって湿度50%前後、室温23℃付近にありました。
窓サッシはへーベルハウス標準の①樹脂アルミ複合サッシ②Low-Eガス入りペアガラスです。
〇へーベル標準の窓サッシ性能については知りたい方はこちら

そして、加湿器の置き場所は結露のできにくい最適な位置と思われる場所に設置していました。
〇結露のできにくい加湿器の最適な置き場所とは?
内外の寒暖差があって、室内に加湿をすれば、冷えた部分に結露する。
シンプルな理屈です。
長ったらしく解説した『汗をかいたアイスティー現象』に則って考えると、屋外の温度が寒すぎた事が第1の原因です、が、自然はどうしようもありません。
また、窓サッシの性能も新築においては変えようがないので却下です。
ちなみにへーベル標準の窓サッシ仕様は世間一般レベルと照らして考えても標準的で特に劣っているわけではありません。この上のランクは樹脂サッシ+トリプルガラスになって、完全に雪国仕様ですから。
まずはベースの湿度を下げ過ぎて加湿量が増えすぎないように、エアコンの設定温度を下げます。
今回は2℃ほど下げて、20℃としました。
もし寒い場合は電気毛布を弱から中へと変えます。
これでベースの湿度が下がりにくくなったため、湿度50%という設定が同じでも気化させる水の量は少なくなります。
水の量が少なければ温度の低い窓サッシまわりで結露の量が少ないもしくは出ない可能性が期待できます。
また、加湿器はエアコンの風向きと同じ方向に吹き出すのが良さそうです。
さらに、エアコン効率を上げるため遮光カーテンを下げていましたが、サッシまわりの空気も暖めた方が良いと思い、レースカーテンのみ下げるという方法に変えました。
冬場では日の出も遅いですし、北側窓なので大きな影響はありません。
一連の流れをgifにまとめてみました。
読みにくいかもしれませんが、参考にどうぞ。
『加湿器を使い始めた翌日に結露』のまとめ
☑結露は温度差と加湿が原因
☑加湿の湿度設定が同じでも、室温が下がれば結露しにくい
☑エアコンを2℃下げる、風向を同じにする、レースカーテンのみで結露生じず
〇以前の記事はこちら

〇加湿器に関するブログ記事リンクはこちら

加湿器

空気清浄機・加湿器・脱臭機
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お読みいただきありがとうございました。

とりあえず湿度は50%台、結露なく過ごせているので良かったね。
でも冬がツラくなって来たらどうしようねぇ?
昼間に除湿器をかけようかしら??

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