この記事では、人気の賃貸ヘーベルメゾン、その実態と住んでみた感想、家づくりに生かしたこと、ヘーベルメゾンを建てたい方へのメッセージをシェアします。

あの時はなんとなく住んでいたけど、ヘーベルハウスの家がどんなものか理解できたのは大きいね。

確かに!
そこでの印象が悪ければヘーベルハウスとの契約は無かったもんね。
しかもワタシ達が退去した後もすぐに

それだけヘーベルメゾンは人気なのですね!?
ご主人達も賃貸併用住宅にすればローンの苦しみが今よりマシだったのでは!?

(がーーん)
その発想はなかった・・・
これまで多数の引っ越しを経験してきたヨムオ&カミサンですが、実は5年ほど(うち3年はヨムオ単身赴任でカミサンだけ)ほどヘーベルメゾンに住んでいたことがあります。
新築だったヘーベルメゾンに一番で入居した感想を施主目線で紹介したいと思います。
掲載写真は全てヘーベルメゾン公式サイトより引用させていただきました。
☑賃貸併用住宅に興味のある方
☑ヘーベルメゾンで不動産収入を狙いたい方
どんな賃貸だったか?
では当時の記憶をたどって、どんな賃貸だったのかを紹介したいと思います。
借りた部屋はヘーベルメゾン3階建ての3階部分でした。
1階部分は屋内階段と大家さんのガレージ、2階からは階段が屋外となり、2階・3階に1部屋ずつ1LDKの部屋がありました。
LDKは12畳程度、寝室は6畳、キッチンは対面式でした。
3人家族だったら問題なく干せる広さの洗濯物干し用のバルコニーが設置されていました。さすがに4人家族で使うには狭かったと思います。
〇 アナタの理想はバルコニー?ベランダ?

トイレは浴室・洗面台と違う部屋だったので、賃貸でも使いやすかったです。
が、やはりシングルボウルの洗面台は朝渋滞が起きてしまいました。
こういった点がダブルボウルを強く希望した動機となってますね。
〇パナソニック製洗面台をオススメする理由

床はクッションフロアを採用しており、モノを落としてもキズが付きにくいというメリットがありました。
インテリア重視の無垢材床よりもメンテナンスフリーな床材の方が賃貸に向いていますよね。
〇リビング向きの木製床材

〇水回り向きの床材

賃貸マンションとしては高価なヘーベルメゾンですが、なぜ大家さんはそのような選択をしたのでしょうか?
大家さんは自営で目と鼻の先に店舗兼住居があり、普段から会話する機会もあったので、ふとした切っ掛けで聞いていました。
もともとは、成長した子供たちが帰ってきて一緒に住めるような将来の2世帯住宅とする目的があったとのことです。
そこで以下のメリットがあるヘーベルハウスでの賃貸を選んだそうです。
- 3階建てでも重量鉄骨による躯体の安心感
- 都市部の狭小住宅にも対応できる柔軟な間取り対応力
- 将来的な2世帯住宅としての運用
このような点からヘーベルメゾンを選ばれたそうです。
もしかしたら、今後家づくりをされる方の参考になる考え方かもしれませんね。
当時はとくに意識しませんでしたが、外壁はK目地というサイコロ状のタイプでした。
そして吹付は“志野”というややベージュがかった色合いの外壁塗装を使っていましたね。
周囲に古い建物が多いなかで、ヘーベル板のモダンな外観はかなり目立っていた印象です。
〇ヘーベルハウス外壁アルティマニア

5年間住んでいましたが、退去の理由は次女が生まれたことで手狭になったからです。
住み心地に特に不満はありませんでした。
非常に寒い土地だったのですが(1月2月の平均気温は氷点下5℃前後)、とくに気密性に難は感じませんでしたね。
この間に大きな地震はありませんでしたが、家で揺れを感じることもありませんでし、。さすがヘーベルハウスです。
ただ、結露がひどかったです。
その原因は①断熱性が不十分だったのか②換気しなかったからなのか③新築だったからか④エアコン設定を高くしていたか、原因は複数ありますが、冬場の窓の結露はすごかったですね。
今から10年以内の話ですから、おそらくペアガラスと樹脂アルミ複合サッシだったとは思うんですけどね・・・
ですが、この経験を生かして結露対策をしっかりとれるようになりました。
〇低放射複層ガラスとアルミ樹脂複合サッシ

〇新居と結露と冬の加湿器の関係


ヘーベルメゾンの特徴は?

続いてはヘーベルメゾンの一般的な特徴について
ALC+重量鉄骨による恩恵としては以下の3つのポイントがあります。
- 優れた防音性
- 重量鉄骨ならではの耐震性能
- 絶対に延焼しない耐火性能
〇耐震機能だけじゃない、重量鉄骨のメリットとは?

ヘーベルハウスはもともと遮音性についての機能を追求しているメーカーです。
ヘーベルハウスのモデルルームでは床比較コーナーがあるんですけど、一般流通している床と比較してどれだけ音が静かかという体験ができるんです。
また公式サイトには下のような性能記述もあります。
子どもの飛び跳ねや走りまわる音などの重量衝撃音に対して遮音性を高めた「ANRフロア」が、優れた低減効果を発揮します。また二世帯住宅では、上階の振動を下へ伝えにくい「二世帯天井」を採用しています
ヘーベルハウス公式サイト/遮音性
下の階には赤ちゃんのいる家族が入居していましたが、全然鳴き声は聞こえてこなかったですね。
うち(3階)が下の階の家族に迷惑をかけていたかどうかは定かではありませんが・・・おそらく大丈夫だとは思いますw
賃貸に住むうえで、自分たち家族だけでコントロールできないのは天災・火事ですよね。
火事については後述しますが、まずは命を守るうえで地震により倒壊しないことは大前提です。
ヘーベルハウスの重量鉄骨は耐震性能が高いだけでなく、しかも大工さんの腕やオーナーの建築費用額によらず一定の性能をしっかり担保してくれます。
〇耐震等級に関する考察

もちろん下の階で火事が起これば燃えてしまうんですが、IHなどにすることである程度予防はできそうですね。
予防しえない火事の中には、震災などで近隣から延焼してしまうというものがあります。
震災だけでなく放火事件で延焼というニュースはしばしば耳にしますよね。
そういった不可抗力の火災については躯体・構造以外で充分な対策をとるのが難しいですよね。
イベントの際にヘーベルハウスの展示場をのぞけば、ALCの耐火性能実験を見ることができますよ。
↓のように震災による延焼にも耐えうるヘーベルハウス・ヘーベルメゾンならオーナーだけでなく入居者も安心ですね。

ヘーベルメゾンを建てたい人が知っておくべき事
僕たちは残念ながら不動産としての家づくりまで頭が回りませんでした。
これから賃貸併設型ヘーベルやヘーベルメゾンを購入されたい方に
ヘーベルメゾンに入居するのは難しい。
って聞いたことありませんか?
都市伝説のような話ですが、おそらく真実でしょう。
なぜなら、大東建託・ダイワ・積水などハウスメーカー系賃貸のライバルと比べて、ヘーベルメゾンは圧倒的に人気だからです。
その理由の一つは、前述の“防音性”だったり“耐震性能”だったり、住むうえでの安心が保証されているためでしょう。
実際のところ、僕らの住むことになるヘーベルメゾンは、建築前から情報が流れていて入居倍率(そんな言葉があるかはわかりませんが)も高かったと聞いています。
入居できて本当にラッキーでした。
ヘーベルメゾンの人気を裏付けるようなデータがあります。
総務省が5年おきに調査する住宅統計があります、そのデータを利用すると賃貸の空室率は平均19%となるようです。
新居とはいえ、いずれはこのような空室だらけの状況に悩んでしまうリスクを考えると不動産経営に手が出しにくいと感じる方も多いと思われます。
では、人気があるといわれるヘーベルメゾンの空室率はいかほどなのでしょうか?
皆さん驚かれると思います・・・
ヘーベルメゾンの空室率(月平均)を示しており、2017年度は月平均2.63%となっている。総務省が5年おきに調査する賃貸住宅の空室率は17~18%を推移しているのに比べて、極めて低い水準だ。しかも、数字は毎年下がり続けている(改善している)。データが示すように、旭化成ホームズの賃貸住宅「へーベルメゾン」が今、入居者から強い支持を集めている。
選ばれる賃貸住宅とは?
なんと平均空室率2.63%というのです。
これなら安心ですよね。
しかもヘーベルハウスのコンセプトは“ロングライフ住宅”です。
人工の減らない土地さえ確保できれば、きっと30年後・60年後でも資産価値の変わらない賃貸として不動産収入が得られるのではないかと思われます。
さて、人気もあって平均空室率も低いという客観的なデータもあるヘーベルメゾンですが、不動産経営に何の不安もないというオーナーばかりではないと思います。
不動産経営はやはり経験がものをいう世界でもあるからですね。
そんな方に是非知っておいてほしいが“30年一括借り上げシステム”です。
ヘーベルメゾンでは旭化成グループ内の『旭化成不動産レジデンス』という特別の部署がオーナーに代わって不動産運営をしてくれる“30年一括借り上げシステム”という制度があります。
これは本当に安心ですよね。
本業が忙しくて不動産経営に手のまわらない方でも運用することができます。
ここまで盛り上げておいて、がっかりさせるのは忍びないのですが、ヘーベルメゾンには弱点もあります。
その一つが施工地域の制限です。
以下のように販売エリアはかなり制限されています。降雪のある北国ではほぼ建築不可能です。
〇販売エリアの制限
東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、栃木県、茨城県、群馬県、山梨県、静岡県、愛知県、三重県、岐阜県、滋賀県、京都府、奈良県、大阪府、和歌山県、兵庫県、 岡山県、広島県、山口県、福岡県 、佐賀県
そして30年一括借り上げシステムも地域の制限があります。
人工が減らない大都市周囲までが30年一括借り上げシステムの適応地域となっています。
30年一括借り上げシステム対応エリア
東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、栃木県、群馬県、茨城県、静岡県、愛知県、岐阜県、三重県、大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県、和歌山県、岡山県、広島県、福岡県
『旭化成の賃貸『へーベルメゾン』の住み心地と家づくりに生かしたこと』のまとめ
この記事で伝えたかったことは以下の3つです。
- ヘーベルメゾンに住む事でヘーベルハウスの家づくりの参考になる。
- 建築場所が良ければ、ヘーベルメゾンを建てるのもオススメ。
- ヘーベルハウス・ヘーベルメゾンは住んで安心の資産となりうる。
〇不動産経営

不動産経営
〇不動産投資

不動産投資
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お読みいただきありがとうございました。

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