
記事をリライトしていて、ある気づきがありました。

えっ何々?

家づくりに必要な専門用語、特にへーベルハウスの設備に特有の用語が意外と多くありますね。
これについて、専門用語集は作成して随時更新中でしたが、改めてへーベルハウス特有の言葉についてまとめておくべきと、そう思われたわけですね?

・・・その通りです。
☑初めてへーベルハウスで見積もりを作られた方
☑へーベルハウスでの家づくりを始めた方
☑へーべリアンだが改めて用語の意味を知りたくなった方
簡単な用語集として更新していきます。
以下の目次をご参考にどうぞ。
へーベルハウス関連の記事で分からない用語があれば、この記事をブックマークしておいて別タブで開いておくと調べやすいかと思います。
作成途中でかなり膨大な量になる気配がしたので、今回は技術関連の用語集としてまとめることにしました。
今後、間取りプランやコンセプトなどに対応する用語解説集も追加していきます。
お品書き
へーベルハウスの技術の特徴
構造は外壁材・工法・断熱材について解説します。

軽量気泡コンクリートのことです。 工場でセメントに発泡剤を加え、高温高圧の状態で養生することで製造されます。
この気泡により、通常のコンクリートと比べ、断熱性能・遮音性能がかなり高く、軽量であるのが特徴です。
ALC自体は他の鉄骨系ハウスメーカーでも利用されています。
むしろALCに耐震性を付与するハイパワードクロス・ロッキング工法という技術がへーベルハウス独自のコンセプトかと思います。
〇ALCを使用しているヘーベルハウス以外のメーカーは?


ハイパワードクロスは、2階建て軽量鉄骨に限定使用されるザックリ言うと『動く筋交い』です。
筋交いは大きな地震に耐えきれず歪むことがありますが、ハイパワードクロスは遊びの部分があり自ら動くことで、揺れの力を逃がします。
ロッキング工法もALCが損傷しないように揺れの力を逃がす効果のある設置方法です。
詳細は公式サイトをご覧ください。

サイレスとは3階建て以上の重量鉄骨に使用される制震システムです。
重量鉄骨構造ではハイパワードクロスを設置しない代わりに、サイレス(制震オイルダンパー)で揺れを逃がす機能を獲得しています。
〇2階建てでも重量鉄骨を選んで良かったと思える点


床・壁・天井すべてを断熱材(ネオマファーム)とへーベル板のダブル断熱するというコンセプトです。
さらに配管・配線エリアをゾーニングすることで、将来の増築・修理などでも断熱構造を壊さないという配慮がされています。
〇グラスウールの2.5倍の断熱性能を誇るネオマフォーム

ヘーベルハウスの一番の売りはヘーベル板というALC外壁材ですね。
目地・吹付塗装・性能面で解説します。

辞書本来の目地とはタイルやレンガの繋ぎ目の事を指します。
へーベルハウスの外壁に対して目地と使った場合は、ALCの加工方法による外壁のデザインを指します。
ちなみにへーベル板同士の繋ぎ目は、単に『繋ぎ目』と読んだり『コーキング』という言い方をする場合があります。
へーベルハウスで選択可能な外壁目地(≒デザイン)は8種類です。
〇ヘーベルハウスの新デザイン『フレックスアクシーについて』


へーベルハウスの塗装はすべて吹付工法(対義語はローラー工法)によって施工されます。
吹付によって目地に色付けをするわけですが、選んだ種類によって様々質感が加わり印象が変わるのが面白いところです。
吹付作業は短期間で終わってしまうため、見学日程を聞いて実際に見てみたいところですね。(うちは残念ながら吹付作業を見られませんでした・・・)
〇誰でも使えるユニークカラーを使いこなすテクニック

〇ブラックと合う目地を考えてみた

〇ヘーベルの外壁塗装、リフォーム業者に任せて本当に安心?


デュラ光とは光触媒による自浄作用のある吹付の事です。
雨水と太陽光が当たることで汚れを分解する作用があるとのことです。
全23色の吹付のうち、明るめの色16色にはこの効果があります。
濃い色のもの(玄武・アーサーブラウン・ダイナブラウン・ダイナライトブラウン・ダイナグレー・テラオークル・テラロッサ)の7種類は残念ながらデュラ光対応していないようです。
〇デュラ光の対汚性能とは?門柱にもオススメできる理由


都市部の子育て世代をメインターゲットにしてきたヘーベルハウスが打ち出したコンセプトが『そらのま』でした。
洗濯ものしか干せない横長の長いベランダは勿体ない、そのベランダをリビング型にリサイズして作られた『そらのま』は、都市での暮らしに風と光を与えました。
オリジナル『そらのま』は、そのようなひらめきから生まれました。
今ではアウトドアリビングとして主要商品として人気のプランとなっています。
〇『そらのま』はアウトドアリビングの完成形の一つ



へーベルハウスのクロスフロアは一般的にはスキップフロアといいます。
建築物において、その床面の一部に高さを変えた部分を持たせた構成のことで、小規模なものは小上がりとも呼称されます。
部屋・空間の高さをあえて変えることで、フロア全体の広がり感を強調していく効果が期待できます。
へーベルハウスのプランの中では特に『グランディスタ』と呼ばれるプランで作ることができます。

ヘーベルハウスのデザインの代名詞であるフラットルーフモデルのCUBIC(キュービック)です。
いわゆる軽量鉄骨構造の2階建てフラットルーフを総じてCUBICと呼称しています。
総2階の佇まいも人気ですが、立方体の多様な組み合わせによる重厚な印象が気に入ってヘーベルハウスに決める人も多いようです。
都市部の狭小住宅にも対応できるデザインと機能のバランスを両立したモデルとも言えます。

フラットルーフの軽量鉄骨2階建てをCUBICと呼ぶ一方で、屋根のあるヘーベルハウスもあるのはご存じでしょうか?
躯体のベースはCUBICを流用しつつ、端正な大屋根を頂いたモデルが『新大地』です。
立方体から深く張り出す軒がによる美しい水平ラインは、いわゆる四角い家が苦手という方でも目を奪われる悠然としたデザインですよね。

3階建て以上の重量鉄骨・システムラーメン構造のモデルを総じて『FREX』と呼称します。
様々なバリエーションがあり、最上級モデルの『FREX RESIDENCE』や最新モデルの『FREX AXiii』もベースは『FREX』です。
骨太で強靭な躯体はダイナミニズムだけでなく堅牢なヘーベルハウスのイメージにピッタリですね。

ヘーベルハウスでは4種の床材が選べます(2019年時点)。
無垢材・突板・挽板・アドバンスフローリングです。
アドバンスフローリングは木目がプリントでつくられているため、メンテナンスフリーでワックスがけが不要でありながら、価格も安い魅力的な商品です。
無垢の床に強いこだわりがなければオススメです。
最新版では突板でもワックスがけ不要という商品が出たと聞いていますので、気になる方は営業さんに聞いてみてくださいね。
〇無垢材とアドバンスフローリングの性能比較


へーベルハウスのルーバーは一般的に用いられている“ルーバー”とは形状が大きく異なり、『ルーバースクリーン』と呼称されています。
ルーバースクリーンの形状は縦長の四角柱を隙間を空けて(27mm間隔)並べたものです。ルーバー本来のブラインド的な目隠しとして使用するよりは、エクステリアデザインとして考えた方が良いですね。
〇かんたんオシャレ設備『ルーバースクリーン』

へーベルハウスの技術について|施主向け超簡単にまとめた用語解説集のまとめ
もう一度目次をみる?

お読みいただきありがとうございました。
今後も当記事は追記していく予定なので、ぜひブックマークなどしていただけますと嬉しいです。

当ブログ内で分からない用語がありましたら、この記事を参考にしていただけますと幸いです。

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