共働き夫婦が初めての芝生メンテナンスを行うために学んだ知識のアウトプットのための記事です。
プロ目線とは多少異なるところもあるかと思いますが、家庭用の芝生メンテナンス方法としてご容赦ください。

ご主人!
外をご覧くださいまし。

茶色の芝生の間から、ちらほら緑が・・・

うーーん、そろそろ春の準備をしなきゃかなぁ?
☑芝生を植えて初めて1年を迎える方
☑今年も芝生の綺麗な庭を楽しみたい方
☑新築&芝生ビギナーの方
2月、3月の芝生とその管理
先日芝生の更新作業を始めました。
↓↓が第1回目の内容です。
この記事では、高麗芝(暖地芝)の状態と2,3月に行うべき作業について解説していきます。
初心者(我々)でもできる内容なので安心してお読みください。
今回は雑草取りと芝刈りまでを実際に行いました。
サッチング以降の作業は近日中に行う予定です。
沖縄を除いて、2月上旬はまだ平均気温が10度未満という地域がほとんどでしょう
秋口の最後の芝刈りから約半年の間ですが、冬の間にも茶色芝が少しずつ伸びてきています。
これが2月下旬から上旬になってくると平均気温も10度以上という日がチラホラ出てきます。
徐々に暖かくなってくると、茶色い芝の間から新しい緑の芽がのぞき始めます。

ところどころ長さが不均一な茶色く枯れた芝・・・
そして間から出てくる緑の新芽・・・
早く青々としてほしい!
2月の寒い時期はまだまだ休眠期の高麗芝です。
が、3月になると芝の芽吹きが始まります。
この時期に必要なのは以下の5点。
- 雑草取り
- 芝刈り
- サッチング
- サッチング
- 目土入れ
あるいは傷んだ芝生を張り替えたいとき(張り芝)もこの時期が適しています。
ホームセンターをのぞくと正方形に斬られた芝生の切り芝が売られています。
これを並べて芝生を植える方法を「張り芝」と呼びます。
この時期は寒の戻りで寒い日もありますので、週間天気をみながら芝生のメンテナンス予定日を立てていくと良いですね。

週末しか作業できないから、共働きにはツライよ!!
暖かくなって芽が出るのは芝生だけではありません。
雑草の芽もしっかり出てきます。
あまり育ちすぎてから抜こうとすると、芝生の根っこを痛めてしまいます。
早めの対処していきましょう。
芝刈りはメインの作業ではありません。
後述する「サッチング」という作業を効率的におこなうために、茶色い芝を除去する作業に当たります。

枯れた芝やダメになった根が芝生の上に堆積しています。
これを「サッチ」と言い、取り除く作業を「サッチング」といいます。

黒い模様がサッチ
サッチがあると、水はけや通気性が悪くなり芝生が傷む原因となります。
2月、3月は青い芝がないので、サッチングに適した時期と言えます。
レーキ(熊手)などを使ってサッチを取り除き、目土入れ、肥料をまき綺麗な芝生にするための 準備を整えましょう。
エッジ切りとは、芝生と花壇との境目を綺麗にする作業です。
芝はどんどん根っこが張ってきて段差を超えて成長してきます。
放っておいても病気の心配はないのですが、だらしなく見えるという理由で整地することがあります。
この作業を「エッジ切り」といいます。
特に何月が良いというわけではないのですが、サッチングで芝生面を整えるついでにやっておくと良いと思います。
『目土入れ』とは、芝生の葉の部分が隠れない程度に薄く排水性の良い洗い砂をまくことです。
この時期の芝生は枯れて密度が低いので、芝生の凹凸がわかり易くなっています。
このくぼんでいる部分に目土入れを行う事で、芝生をきれいに補修できたり、品負の発芽が促され経年劣化した芝生を蘇らせる効果があります。
年1〜2回はサッチかきをしてその後目土で保護しましょう。
露出した根やランナーが覆われ成長が活発になります。
我が家はまだ1年経過した段階なので来年以降に考えています。
前述の4つの行程を完了した後はようやく肥料まきをして終了です。
肥料をまいた後には水まきがのぞましいので、午前中に作業完了して午後に雨が降れば申し分ないですね。
そんな都合の良い日は無いかもしれませんがwww
肥料の選び方は窒素-リン酸ーカリウムのバランスで選びます。
この時期は芝が成長するのを期待するので、窒素成分が10%程度の化学肥料を1㎡あたり20g施肥します。
詳しくは市販されている肥料の使用法を参照していただけると幸いです。
※後日、肥料に関する詳しい記事を作成予定です。
『2月3月の芝生の手入れ|初心者向けの手順を紹介』のまとめ
いかがでしたか?
実は夏以上に手順の多かったですね。
春先の手入れは本当にいろいろな準備が必要です。
これから引渡しを受ける皆さんは、来年に備えて当記事をブックマークしてくださると役立つと思います。
また芝生関連の記事も合わせてお読みいただくと嬉しいです。
〇外構で芝生を選ぶ時の注意点

〇芝刈り機の選び方|6月は芝刈りシーズンの始まり

〇芝生が枯れて張り替えた|7月は水やりを欠かさない

〇猛暑日注意|8月はとにかく毎週芝刈り

〇芝生の役立つ情報

芝生通信
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お読みいただきありがとうございました。


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