
我が家は見る人が見ればわかる、2階建て重量鉄骨造なのです。

いうなれば『CUBIC RESUDENCE』[1]へーベルハウスでは「FREX」シリーズ(重量鉄骨システムrrhamen構造)に、邸宅スペックを装備した「ヘーベルハウス FREX RESIDENCE(フレックス … Continue readingだね!

るんばー的にも柱が少なくなる重量鉄骨はオススメです。
柱が多いとルンバのお掃除機能が生かせませんからね。

るんばーちゃんはそんな事まで知ってるのね?賢いなぁ!

お掃除に関する知識は全てクラウド化してまとめていますのでいつでもアクセス可能です!(エッヘン)

(・・・)
はーい、本題始めますよー。
重量鉄骨を採用した理由とは何でしょうか?
前置きは良いから直接答えを知りたい方は目次の『 重量鉄骨の6大メリット 』までどうぞ。
☑重要鉄骨構造のメリットを知りたい人
☑へーベルハウスの2階建て軽量鉄骨と重量鉄骨の違いを知りたい人
お品書き
ヘーベルハウスの重量鉄骨構造は3階建て以上での標準装備
へーベルハウスでは軽量鉄骨構造と重量鉄骨構造の2種類を選ぶことが出来ます。
といっても、基本的には2階建て・平屋では軽量鉄骨、3階建て以上では重量鉄骨といった感じで理解していれば問題ないと思います。
へーベルハウスとしても、軽量鉄骨で充分な強度が出るので、2階建てで重量鉄骨を勧めてくることはありません。
システムrahmen構造[2]ラーメンとはドイツ語で『フレーム・骨組み』、今記事を書くにあたり初めて知ったことは内緒にしておいてくださいwと呼ばれる重量鉄骨の梁と柱による大きな格子構造における無柱空間を実現しています。☞難しい話ですが、要約すると『とても丈夫なので柱や壁のない広い居室を作れるよ』という内容です。
2階建てでも重量鉄骨を導入することができるの?

ここの柱ってどうにかなりませんか?
リビングをもう少し広くとりたいので…

軽量鉄骨の構造上、最低限必要な柱の本数が決まっているので… 重量鉄骨なら柱は少なくて済むのでこの場所の柱は取り除けると思います。

そうなんですか!?それじゃあ重量鉄骨にしたいです! (アッサリ)
間取りと予算を出してもらえますか?

かしこまりました(まじか・・・)
このやり取りは一部フィクションですが、2階建てでも重量鉄骨構造を採用できるという事で我が家は重量鉄骨になりました。
打ち合わせも佳境というなかで、文字通りの構造改革が行われたわけです。
軽量鉄骨から重量鉄骨への変更によりいくつかの変更点が生じました。
当然メリットばかりではないですが・・
まずは重量鉄骨のメリットから考察していきますね。
重量鉄骨の6大メリット
僕が考える重量鉄骨のメリットは6つあります。
他社の重量鉄骨でも共通する一般的なメリット3つとヘーベルハウスならではの重量鉄骨のメリット3つです。
一般的に言われているメリットは以下の通りです。
- 工場で生産される鉄骨を組み立てるので品質のばらつきが少なくなる。
- 木造・軽量鉄骨よりも強度が高いので、大規模地震でも構造が保ちやすい。
- 支柱が少なくなり、比較的自由な空間設計が可能となる。
木材は生き物です。同じ品種でも産地や管理によって品質に差が出るのは体感としてわかりますよね。
一方で鉄骨は一元管理された工業製品なので品質に差がでにくいということです。
ラーメン構造では柱が水平力に耐えるべく太くなります。
結果として重量鉄骨(暑さ6㎜以上)を使う事になります。
結果として、木材・軽量鉄骨より強度は高くなるため、大規模地震により構造のゆがみが生じるリスクが低くなるという事です。
デパートや大型ビルの構造はほとんど柱がありませんよね。一般家屋でも同様に柱が少なくなります。 平屋・2階建に重量鉄骨というのは、強度的にはオーバースペックですが、柱無しの広いLDKをつくれるのは大きなメリットですよね。
また、大きな窓を柱に邪魔されずに入れたい場合も楽だと思います。フォールディングウインドウやビスタウインドウのような大窓は、エアコンやスイッチなどとも干渉しやすいので、柱が少ない分だけ窓の設置にゆとりがもてます。
我が家では、上の設計士さんとのやり取りのように、空間設計の自由度というメリットが決め手となって2階建て重量鉄骨を採用しました。
へーベルハウスの重量鉄骨ならではのメリットは以下の通りです。
- オイルダンパー制震装置を搭載できる
- 重量鉄骨限定の設備・建材を使用できる
- リフォームしやすい構造である
分かりやすくいうと自動車のサスペンションのようなものです。仕組み自体は様々なものに使われていますが、建築物に限って言えば病院・庁舎などの耐震性を重要視している物には確実に使用されています。スカイツリーにもありますよ。
〇サイレスについて詳しく知りたい方はこちら

軽量鉄骨と重量鉄骨で使える部材が少しずつ異なるものがあります。詳細は別記事で書いていこうかなと思いますが、例えば外壁目地でいえばTSタイプ・JJタイプの2種類が重量鉄骨限定です。
〇外壁のタイプについて詳しく知りたい方はこちら

柱と梁で支える構造であるへーベルハウスの重要鉄骨は、壁で支える構造の家よりもリフォームしやすいと言います。
新築なのにリフォームのことまで考えても仕方ないと思いますか?ですが、リフォームを行うのは自分が住む時だけではないですよね。もし売りに出す場合、リフォームを低コストで実施できるというのは大きなメリットだと思います。
重量鉄骨のデメリット
実はデメリットのほうが多かったりします。
一般的な重量鉄骨のデメリット3つ、へーベルハウスならではのデメリットが3つです。
- 熱伝導率が高いため内部結露を起こしやすい、防錆処理が必要となる。
- 強い地盤が必要であり、軟弱地盤では地盤改良費が高くなる。
- 柱が太くなり、壁は厚くなり、内部空間が狭くなる(らしい)。
この辺のデメリットは専門知識を要する内容も多いので解説は控えます。担当設計士さんに直接聞かれると良いと思います。
重量鉄骨を扱いなれているハウスメーカーであればコスト面以外の心配は少ないかなと思います。
ずっと2世帯住宅3階建てをうたってきたへーベルハウス、自動車で鉄の扱いを熟知しているトヨタホームなど大手であれば重量鉄骨に関するノウハウは信頼できるものだと思いますよ。
色々考えて見たんですが、あまり軽量鉄骨→重量鉄骨に変えた際のデメリットは無かったですね。結構ひねり出してこんな感じです。
- コストが高くなる
- 軽量鉄骨限定の設備・建材が使用できなくなる
- ペントハウスの形状が変わる
気になるのはココですよね、、、本当に申し訳ない!というか2階建て重量鉄骨にする話と同時期に、①3階建て②屋上付き2階建て③屋上無し2階建てという3つの案も出ていて、見積額が良くわからなくなっていました。
ただ軽量鉄骨⇒重量鉄骨へのコストアップはそんなに驚くほどの差額はなかったんじゃないかなー?と記憶しています。(4ケタ万円は違わなかったはず)
すみませんが担当設計士さんに直接質問されてください。
メリットの裏返しですが、軽量鉄骨限定の建材が使用できなくなります。それほど多くの違いは無いのですが、こちらもまとめて別記事で書きなおそうかと思います。
些細な違いかもしれませんが、ペントハウスの形状が図のように変わります。

・左:軽量鉄骨
・右:重量鉄骨
下から見上げれば殆どわからないんですけどね・・・2階建ての場合は左の方がまとまっていて良いですよね。
2階建てなのに重量鉄骨構造を採用してみた|まとめ
実際に2階建て重量鉄骨を建ててみると、軽量→重量の変更により生じるデメリットはほとんどなく、メリットのみを享受できることがわかりました。
予算の問題がネックとなりますが、試しに重量鉄骨で間取りを直してもらえるとメリットが実感できると思います。
2階建て重量鉄骨についてはまだまだ考察ポイントがあるので、今後も関連する新記事をお楽しみに・・・

今回の記事はいかがでしたでしょうか?
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