
あら!こちらのお宅いいわね!!
玄関の軒が深くて巣作りに向いてるわー♪♪
ちょっとあなたーー

どうしたんやー??
っておまえ、コレ、めっけもんやな!!
今シーズンの引っ越しはココに決めようや、さっそく泥ぬったろ!!

(ガーン・・・)
玄関の壁に泥つけていった・・・
ヨムオくん、ちょっと来てー

・・・・・・
今回のつがいが鳥よけ無視してきたかー
じゃあ次の作戦にしよう
〇前回のツバメとの戦いはこちら

ツバメの巣作りに関するおさらい
前住居でもツバメの巣作りがあって、ヒナたちの巣立ちを見届けました。
確かにヒナはカワイイし、子ども達も生き物の営みを学ぶ良い機会になるのですが・・・
いかんせんフンが凄い量なんですよね。
なので新築の身としては、まだツバメたちには遠慮願いたいなと思っています。
とはいえツバメにとっては大事な家づくりです。
作り始めてから壊されるよりも、最初からヨソで作ってもらった方が彼らにとって良いと思います。
なので前回は①鳥去~る(マグネットの鳥よけ)②威嚇により撤退してもらいました。
しかし、今回は①は当然無視されており、②をしても何度も軒先までやってきては泥を塗ろうとしてきます。
おそらく一度泥を塗ったので鳥類特有の執着心が強くなってしまったのでしょう。
というわけで今回はツバメ対策のリアル話を追記しようと思います。
まずはツバメの巣作りに関するおさらいから始めていきましょう。
☑人通りが多い場所
☑凹凸のある壁
☑風通しがよい
☑直射日光が当たらない
☑適度な暖かさ
はい、我が家の北側玄関がまさにコレですね。
シーズン中に2回もツバメの下見があれば確実に好まれていると思います。
☑期間は3月末から6月頃まで
☑巣作りの機会は2回ある
☑1回目は春先、2回目は梅雨前後
☑早期に雛鳥の巣立ちを迎えたつがいが2回目の巣作りを行う
☑2回目の巣作りは1回目とは違う場所
おそらく前回も今回も、ヒナを育て終わったツバメ達でしょうね。
1回目は去年と同じところに住まうと言われていますので、同じ巣で無事にヒナの巣立ちを迎えたのは喜ばしいことです。
☑巣は撤去してもよい。
☑巣作りは1週間程度で完了し、その後卵を産む。
☑卵・鳥に危害を与える行為は鳥獣保護法で禁止されている。
☑対策は巣作りを妨害するか、巣立ちの後に巣を撤去するしかない。
ツバメは一度でも壁に泥を塗ったら、放っておくと巣作りをすすめます。
完成前に撤去しても何度でも作ることも多いようです。
そして卵が産まれてしまったら、もう巣を壊してはいけません。
予防がだいじですね・・・
☑威嚇する。
☑忌避物を設置する。
☑障害物を設置する。
☑壁を覆う。
威嚇や忌避物は巣作り前の下見で有効です。
前回のケースでは下見のみだったので、威嚇&忌避物(マグネット)のみで十分だったのかなと思います。
しかし今回のケースでは壁にもう泥を塗った後、つまりマーキングと着工のGOサインが出てしまっていました。
この段階では威嚇&忌避物は何の役割も果たせていませんでしたね。
我が家のツバメの巣作り妨害作戦
まず障害物に関しては、すぐに用意できるものがビニール紐しかありませんでした。
これを網目状に組み合わせて飛行を阻害するという作戦もありましたが、なんせ月曜日の朝のことだったので時間がありません。
しかも網目が荒いとスイスイ器用に壁に到達してしまい、網目が細かいとツバメを怪我させてしまうかもしれないという情報があります。
なので今回とった策はこちら。

ゴミ袋で、泥をつけていった壁を覆うというシンプルなものです。
壁とゴミ袋の隙間には飛んで入れず、しかもゴミ袋は摩擦のないツルツルした表面なので巣作りの足掛かりにできなくなります。
全部の壁を覆いはしませんでしたが、人の手の届きそうな範囲には巣作りをする気配はありませんでした。賢いですね。
これを貼った瞬間から、もうあきらめモードのツバメ達。
名残惜しそうに数回軒下をのぞきにくると、遠くの空へ飛び立っていきました。
まだゴミ袋は張って5日目です、そろそろ剥がしてもよさそうかな?
という事でツバメ対策の記事を更新いたしました。

今回の記事はいかがでしたでしょうか?参考になりましたら幸いです。

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