
へーベルハウスは鉄骨の躯体により、間取りや開口部の設計に自由度が高いのが特徴です。

開放的で大きな窓はそのメリットを生かした形だね。

御主人たちは開放的な間取りが好きですものね。あけっぴろげな性格そのままですね。

いつもの辛辣なツッコミが入ったところで、へーベルハウスの開放的で大きな窓『フォールディングウインドウ』に関するまとめ記事をシェアします。
☑開放的で大きな窓に憧れている方
☑大きな窓の真の意義を知りたい方
☑へーベルハウスで家を建てる予定の方
これまでフォールディングウインドウに関する記事を4つ投稿しました。
今回の記事では我が家のフォールディングウインドウの施工例を見直してわかった大きな窓の家で失敗しないための知識をまとめてシェアします。
左右の戸が横にスライドして開く窓を『掃き出し窓』といいますが、窓が折り畳まれながらスライドして間口が大開口するタイプの窓を『全開口窓』と呼びます。
へーベルハウスでは特に『フォールディングウインドウ』と呼称されています。
その利点は、全開口窓の名称の通り、開口部を大きく開くことができるという点にあります。




お品書き
全開口窓≒フォールディングウインドウ設置のコツ
〇ネット上のさまざまな口コミや不安
注文住宅を計画中で窓を普通のサッシにするか、全開口サッシにするか迷っています。モデルルームで見る全開口サッシは開放感があって部屋も広く見えて憧れるのですが、実際住むとなるとそんなに全開口する時期はないんじゃないかとか、虫が入ってくるんじゃないかと悩んでいます。実際全開口サッシのあるお家の方、使い勝手を教えてください。
ウィメンズパーク
我が家もご多分にもれず、リビングの掃き出し窓はできるだけ大きくしてくれと要望しました。横にも縦にも大きい窓、とにかく一番大きな窓をつけてほしいと言ってた気がします。
(中略)
今リビングの窓つけ直すなら、高さ2400のフィックスに1枚の引き違い窓ですね。通風と出入りのためなら小さいサイズの引き違い窓で事足ります。
僕の屍を越えていけ
口コミでも様々なメリットとデメリットが語られる全開口窓≒フォールディングウインドウですが、適切な設置と周囲設備を整える事で、機能的かつ魅力的な仕様になると感じています。
以下に示す4つのポイントを抑えて設計してみましょう。
- 使用感
- 5つのデメリットとその対処法
- より快適にするためのへーベルハウス6つの仕様
- 設置時の仕様上の注意点
使用感

最初に我が家でのフォールディングウインドウの使用感について考察をしていきたいと思います。
まず感想から述べますと、

フォールディングウインドウを設置して本当に良かった!
だって〇〇だから!
この○○の中に入る言葉が様々なデメリットに勝るのであれば大きな開放的な窓を付けても後悔しないと思います。
我が家の場合は、大窓に面して①芝生とタイルデッキを作り②隣家の北側窓が小さいフィックス窓ばかりだったため③カーテンもせず開けっ放しでいられるのがメリットとなっています。
もともとアウトドア感を感じられる仕様なので人目を気にする方にとっては好みが分かれる仕様なのかもしれませんが、少なくとも我が家では、子どもたちも含め皆気に入っています。
〇設置して使用してみた感想はこちら

この記事では主にフォールディングウインドウという設備についての説明から始まります。
つづいて、実例集に掲載されているLDKとの関係性や設置具体例について記載しています。画像付きなのでイメージをつけやすいと思います。
そして我が家での設置状況についての考察を書きました。
我が家では子どもたちが外で遊ぶのが好きなので、手軽にアウトドア感を演出できるフォールディングウインドウは重宝しています。
へーベルハウスの設備であるウッドデッキとオーニングテントを併用する事で、より使いやすい機能的な窓として運用できていると感じます。
最後に、使ってみて感じたデメリットとして、人によっては後悔するかもしれないなというポイントを書きました。
開放的ゆえに、プライバシー空間としてはうまくいかないこともあるかもしれません。設置する際には道路からの距離も参考にしたいものですね。
フォールディングウインドウがどんなものか?ざっくりと理解する目的に過去記事を読んでいただけると良いかもしれません。
5つのデメリットとその対処法

つづいてはフォールディングウインドウのデメリットとその対処法について書いた記事をご紹介します。
〇フォールディングウインドウの弱点についてはこちら

我が家で感じたデメリット、世間一般の口コミで見られるデメリットをまとめるとこんな感じなのかなと思います。
- 気密性が下がる
- 全開もしくは閉め切り
- 虫の侵入は不可避
- 外部の視線が気になる
- 高価格
これらのデメリットは設備と間取り次第で気にならなくなるものもあります。
フォールディングウインドウはALC[1]へーベルハウスの外壁などに使用される軽量気泡コンクリートのこと。 https://yomuotoko2.me/wp-content/uploads/2019/10/夏 エアコンのコピーのコピーのコピーのコピーのコピー-150x150.jpg 150w, https://yomuotoko2.me/wp-content/uploads/2019/10/夏 エアコンのコピーのコピーのコピーのコピーのコピー-125x125.jpg 125w" sizes="(max-width: 160px) 100vw, 160px" />へーベルハウスの特徴|施主向け超簡単にまとめた用語解説集 に次ぐへーベルハウスらしい設備です。
ぜひ後悔しないように設置したいですよね。
・・・残念ながら虫の侵入は不可避です・・・
開け閉めの際に素早く網戸を閉めるようにしています。
より快適にするためのへーベルハウス6つの仕様

へーベルハウスにはフォールディングウインドウと相性の良い設備があります。
間取りの工夫と設備をうまく組み合わせる事で前述したデメリットを最小限に、またメリットを最大限に活用することができます。
そうしたへーベルハウスの設備を紹介した記事です。
〇フォールディングウインドウを生かす設備についてはこちら

我が家で採用した6つのへーベルハウスの標準設備についてフォールディングウインドウとの相乗効果を紹介しています。
- ウッド(タイル)デッキでLDKの延長
- ルーバースクリーンによる目隠し
- へーベルならではの長い庇
- へーベルならではの重厚な袖壁
- オーニングテントでさらに日よけを
- 電動シャッターで防犯&防汚対策
いずれも決して安い設備とはいえませんが、へーベルハウスらしさや他の住宅メーカーとの違いを実感できる有用な設備だと思います。
設置時の仕様上の注意点

ここまではフォールディングウインドウ自体の使用感・メリット・デメリットについての記事でした。
記事を読んでいただいて、フォールディングウインドウを採用してみようと思われた方に最後の注意事項があります。
〇フォールディングウインドウの仕様上の注意点

- フォールディングウインドウには1階用と2階用がある
- フォールディングウインドウには高いタイプと低いタイプがある
高いタイプ | 低いタイプ | |
1階用 | 天井から床までのサッシ | 天井下36㎝から床までのサッシ |
2階用 | 天井から床上17㎝までのサッシ | 天井下36㎝から床上17㎝までのサッシ |
文字だけだとわかりにくいと思いますので、リンク先にへーベルハウスエクステリアブックのフォールディングウインドウに関する仕様書を引用していますのでご参照ください。
この表だけ見ると1階用の高いタイプが1番窓が大きいので開放的、フォールディングウインドウを最大限に活かす選択です。
ただし、高いタイプには電動シャッターが付かないという仕様です。(施工中の様子をみると旭化成では壁パーツがすでに完成した状態で現場に運び込まれるので、設備などは1対1対応なのかもしれませんね)
我が家ではフォールディングウインドウを1階に設置しています。防犯上の問題から電動シャッターを付ける必要があったため低いタイプを選ばざるを得ませんでした。
防犯上の問題など気にしなくても良いモデルハウスは シャッターなしの高いタイプをつけているんですよね。多くのご家庭ではリビングは1階に設計すると思いますので、この点はご注意ください。
開放的で大きな窓の家を建てたい人は必読!購入後の後悔の原因のまとめ
へーベルハウスのフォールディングウインドウについての個人的見解を4つの方法としてご紹介しました。
LDK・プライベートガーデン・そらのま、様々な間取りに応用が利くフォールディングウインドウで豊かな新居生活をおくれますよう、ご参考にしていただけますと幸いです。
もう一度目次をみる?

お読みいただきありがとうございました。
参考になりましたでしょうか?

大きな窓は注文住宅ならではの醍醐味なのでぜひ満足できる窓づくりをされてくださいね。

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References
【WEB内覧会系】
【家づくりのポイント】
【ハウスメーカー実例系】