箱型住宅に外観のメリハリを出す方法|一味違うへーベルハウスの深い軒

軒(のき)とは建物の屋根が吹き下ろして外壁より突き出た部分を言います。

参考までに庇(ひさし)についても。


庇(ひさし)とは家屋の開口部(窓、出入口)の上に取り付けられる日除けや雨除け用の小型の屋根のこと

wikipedia

通常の家屋では張り出し具合が軒>庇です。

そうはいっても大差はそれほどなく軒も庇もせいぜい90㎝未満がほとんどです。最近では軒のない家も増えてきているといいます。

この写真では軒だけの建物ですが建物からせり出した軒の長さは45㎝程度のように見えます。

玄関にメリハリを出すために支柱で軒を支えて伸ばすこともできます。

こちらの写真では2階の軒先が60㎝くらいなのに対して1階玄関先の軒先は180㎝程度あるでしょうか?

このように玄関やバルコニーで軒先を長く設置するには支柱が必須なんですよね。

一方でへーベルハウスの軒は少し違います。

我が家の1階部分の軒先は南向きが90㎝と西向きが180㎝の深さです。

丈夫な躯体により軒先90㎝以上の軒を支柱による支えなく可能にしています。

※軒は1mを越えた分が建物面積に含まれます、固定資産税が上がりますのでコスト面を重視するのであれば必要な部分だけに設置することが大事です。

そして軒の質感がペラペラではなく重厚なへーベル板で立体的な造形を作り出せるのもへーベルハウスならではの強みかなと思います。

今回はへーベルハウスの軒が深い( 軒先が長い)建物のメリットについて考察したいと思います。

軒が深い建物のメリット

  1. 軒下を雨から広くカバーできる
  2. 直射日光と風を遮る
  3. 外壁・窓を保護できる
  4. 重厚な外観にできる
  5. 高級な家に見える

以上のようなメリットが考えられます。

2の直射日光と風を遮る効果については建物の向き・隣家との距離によってはデメリットにもなりますので注意が必要かもしれません。

おそらく南側であれば大事に至ることは無いかと思いますが打ち合わせでのシミュレーションを担当設計士さんと行っておきたいところです。

それでは5つのメリットについて1つずつ検討していきたいと思います。

軒下を雨から広くカバーする

軒を深く設ける場所として候補に挙がるのは玄関アプローチ・1階テラス・2階バルコニーでしょうか。

いずれの場所も外との接点がある場所ですね。

玄関はビルトインガレージでなければカーポートもしくは駐車スペースから徒歩で濡れないように設計してあげた方が使い勝手は格段に向上します。

テラスは直接雨風にさらされないように設計する事で急な天気の崩れにも対応可能なほかに後述する直射日光を遮る役目をはたしてくれます。

直射日光と風を遮る

軒下の標準が90㎝未満という話をしました。これには明確な理由があります。

それは屋内への陽ざしの入り方が関係しています。

夏の時期に室内に直射日光がささず冬の時期にやわらかな陽ざしが入るような設計が軒下90㎝という設計なのです。

『それなら軒は90㎝を超えない方が理想的な家なのではないか?』という当然の指摘もありますよね。

確かにそういった意見もありますが、へーベルハウスのような【ウッドデッキ
】 や【そらのま】に見られるアウトリビングについては室内への光よりも、アウトドアスペースへの光の加減が重要になってくるわけです。

実際に展示場の間取りを見ても、軒天が充分せり出して、アウトドアスペースへの採光を調整している印象でした。

〇へーベルハウスのアウトドアリビングに関する考察

へーベルハウスの『そらのま』と『スカイコテージ』を比較

外壁・窓を保護する

雨にさらされないということは外壁や窓の汚れを抑える作用があります。

これに関しては一般的なハウスメーカーでは有用ですが、へーベルハウスにとってはそれほど有用というわけではないかもしれません。

というのも、へーベルハウスの外壁はデュラ光®といって太陽光と水で汚れを分解する作用があるからです(外壁の種類によりますのでカタログをご参照ください)。

窓に関しては我が家では電動シャッターを採用しており、その有用性については疑いの余地なく全力でおススメする結果となりました。

〇電動シャッターに関する考察

電動シャッターのメリットと感想|価格以上の価値にオススメしかできない電動シャッターのメリットと感想|価格以上の価値にオススメしかできない

重厚な外観にできる

へーベルハウスのような箱型住宅はともすればお豆腐のような建築になりがちです。

へーベルハウスはその対策として袖壁、深い軒を用いた外観を整えるテクニックを当然持っているわけですね。

深い軒は下の参考写真のように重厚な外観をつくるうえで役立つわけですね。

高級なおうちに見える

こういった屋内の居住スペースに直接関係しない建坪の増加は、高級なおうちに見せるためには必要な要素ですし、実際にコストも高くなります。

軒の分の建材は深くした分だけ増えるわけですし、前述した固定資産税の計算では軒の深さが100㎝を越えた範囲が建物面積に含まれるため評価額があがり、固定資産税も増えることになります。

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