ホスクリーンって知ってますか?
言葉は知らなくとも、一目見れ『あー、アレね!!』と納得する、そんなホスクリーンを改めてご紹介します。
なぜかって?
夫婦の意見が合わなかったから屋外用ホスクリーン全種類付けたからだよwww
使用感・メリット・デメリットをお伝えするので、ご自由にお持ち帰りください。

へーベルハウスで設置可能な屋外用の物干し金物(商品名はホスクリーン)は大きく3つ(細かく分けると4種類)あります。

どれにするか迷って口論になった末に全部設置しました。

ふつうはどちらかが妥協するものですが・・・
流石はご主人たち、ふつうの考えが通じませんね・・・

(ガーーーーン!?)

ですが、こうしてレビューを書けるという事は、これから家づくりをされる皆様のお役に立てるということ!
こんな素晴らしいご主人たちに仕えられてるんばーは果報者ですね・・・って固まってしまいましたね。
☑布団は外干し派の方
☑ベランダ・バルコニー設置予定の方
〇ベランダ・バルコニーを設置するか迷っている方へ


お品書き
屋外用ホスクリーン全種つけたのでメリット・デメリット・使用感をレビュー
ホスクリーンシリーズという商品名になじみは無い方でも、
画像をみれば『あー、これか!?』とわかるくらい、
ほとんどの戸建て(賃貸含む)で採用されているのではないでしょうか?

これが『ホスクリーン』です!
へーベルハウスの標準仕様で設置できるホスクリーンは?
ヘーベルの標準仕様として採用できるのは以下の5種類です。
()内はホスクリーン側の商標名です。
- ベランダ腰壁型上下式(腰壁用ホスクリーン上下式)
- ベランダ腰壁型固定式(腰壁用ホスクリーン)
- 軒天型(軒天用ホスクリーン)
- 軒天用スポット型(軒天用ホスクリーンスポット型)
- 壁出型(窓壁用ホスクリーン)
これらの5種類です。
腰壁につくタイプ(2種)、軒天につくタイプ(2種)、窓壁につくタイプ(1種)と分けることができます。
そして僕らはそれぞれから1種ずつ選ぶ形で、①③⑤を設置しました。
全種といっても厳密にいうと5種中3種ということですね。
そして、もう1点注意があります。僕らが家づくりしていた時は④の軒天スポット型というタイプがありませんでした。室内用スポット型は設置していますので、代わりにそちらをレビューします。
腰壁型は上下するかどうかの違いと思っていただいて大丈夫です。固定式の場合外から目立つことがあります。
今回の記事ではそれぞれのメリット・デメリットと全部設置した場合どれが一番使用頻度が多く、どれが一番使い勝手が良いかというレビューをしたいと思います。
ベランダ腰壁型

2階ランドリールームより
〇メリット
ベランダの腰壁に設置する物です。
固定式では腰壁の高さよりも高くはならないので外観を損なわないというメリットがあります。
昇降式では普段は腰壁よりも低く下げていて、干すときには腰壁より70㎝程度高く上げることが出来ます。
〇デメリット
腰壁へ設置するタイプですので基本的には2階のベランダに設置することになります。
1階に専用の物干し部屋を作るような間取りの場合には腰壁を設置しないと、このタイプは設置できません。(1階に腰壁を作れるのかについては設計士さんに未確認です。)
〇使用頻度
昇降式を採用しました。
外観を損なわない点において非常に気に入っていますが、活躍の場面はそれほど多くありません。
週末の晴れた日の布団を干すくらいの使用頻度です。
理由は2つあります。
- 軒の無い部分なので、仕事で留守中の雨に対応できないこと
- 出し入れは平日の朝家事時間にやるには億劫であること
こういった点から、腰壁型ホスクリーンだけで洗濯物の外干しをするというのはオススメできません。
〇使い勝手
腰壁型の昇降タイプは、簡単に伸ばせるので日々の使い勝手自体は気にならないと思います。
軒天・壁出型を目立たなく設置できる外観、あるいは物干しの外観を気にされないというご家庭であれば敢えて設置する必要性はありません。
ちなみに、
腰壁型というだけあって、基本はヘーベル板の腰壁ベランダ手すりにしか取りつけられないです。
パネルタイプや横桟タイプの手すりにつけたい場合は、設計士さんとよく打ち合わせして腰壁と組み合わせるように設置を検討してみてください。

ヨムオ的には一番気に入ってるよ!
やっぱ男子は変形ギミックにあこがれるよなwww
壁出型

〇メリット
壁に直接設置するタイプの物干し金具です。
軒天型、腰壁型との最大の違いは、設置のためのベランダが最小限で良いということです。
以前住んでいたへーベルメゾンでは90㎝程度のベランダにこれが設置されていました。
また壁さえあれば設置可能なので1階でもノーコスト[1]建具の費用と施工費のみで設置可能です。
〇デメリット
壁出型では壁からどれだけ離して干せるかがすでに決まっています。
物干し竿のための穴は5つ開いていますが、2つの物干し竿を並べることは難しいかもしれません。
できてもタオル類を2連かな?
シャツを干した場合、強風にあおられると壁に当たることもあると思います。
〇使用頻度
毎日の洗濯物を干しています。
その理由は、サンダルに履き替えず干せるからwww
軒天型ホスクリーンの場所へはどう頑張っても届きません。
壁出し型ホスクリーンなら、ベランダサッシから身を乗り出せば
サンダルに履き替えずに洗濯竿にハンガーをかけられます。
ズボラ楽家事をしたい我々には最適のホスクリーンです。
〇使い勝手
シーツ・タオルケット・毛布・カーペットなどの寝具を外で干したいときには陰干しできるのでちょうど良いと感じます。
軒天型

〇メリット
軒天型のメリットは何といっても干しやすさですね。
軒から吊るすので充分な干すスペースを確保できる点が優れていると思います。
〇デメリット
干しやすいという事は裏を返せば、外から良く見えるということでもあります。
ベランダが1階部分より充分にせり出していない時は、この洗濯物が良く見えると思います。
したがって、外観を損ねる可能性が最も高いホスクリーンといえます。
うちはベランダ手すりから120㎝程度離れていますので、下から見上げても洗濯物が見えることはありませんでした。
〇使用頻度
週末の洗濯ではよく使っています。
シャツ・タオルほか広く干せるので、3つの屋外型物干し金物の中で一番使用頻度が多いですね。
〇使い勝手
3つの物干し金物の中で使い勝手がは一番良いと思います。
間取り別|オススメのホスクリーンは?
それぞれの家庭ごとに間取りの条件も異なりますので、いくつかの前提条件の下でどのタイプが有用なのかを考察したいと思います。
1階にランドリールームがある間取り
ランドリールーム自体に屋内用物干し金物を設置して部屋干しされるご家庭が多いかと思います。
屋外用はあくまで補助的な役割になる感じでしょうか?
座布団やブランケットを干す的な感じで・・・
もしそうであれば、テラスの軒や壁出しタイプの設置するような形がオススメですね。
軒が長ければ軒天型が使い勝手としては良いと思います。
軒がなかったり、外観を気にされる家庭では壁出し型が合うと思います。
2階にランドリールームがある間取り
うちはご覧のように2階にランドリールームがあります。
2階にランドリルームを設けたということは、、、
基本的には2階のベランダやバルコニーでの物干しを想定されているかと思います。
軒天型の場合、壁出し型よりもベランダの床面積が必須となります。
ベランダをつくらない場合は壁出型がおススメです。
また、軒の無いベランダ、外観を気にされる家庭でも腰出し型が第1選択となります。
ランドリールームが充分広い間取り
外に干さないというスタイルもあるかと思います。
対面する形で窓をつくることで、室内干しでも洗濯物が充分乾く風通りの良い間取りになります。
補助的に壁出型を設置すると利便性も高くなると思います。
ホスクリーンの施主支給について
知ってましたか?
ホスクリーンは基本的には全て施主支給できます。
※もちろんハウスメーカー・工務店の規定もあると思いますのでご確認ください。
施主支給のデメリットとしては、仕様や規格を選ばなければいけないという点がありますね。
ですが、ホスクリーンはエアコンなどの家電ほどバリエーションや規格の多いものでもないし不具合の発生しにくい製品です。
その点は安心できるかと思います。
また、個人購入となるのでローンに組み込みにくいという点もありますのでご注意ください。
ですが、後述するように価格は1万円台ですので、ローンに組み込むメリットは少ないかもしれませんが…
もし、ハウスメーカー・工務店経由よりも安く仕入れる事ができれば費用節約につながる可能性がありますよ。
ぜひ担当さんに見積もりをとってもらってください。
リンクを張っておきますので見積もり発注にお役立ていただければ幸いです。
『 屋外用ホスクリーン全種つけたのでメリット・デメリット・使用感をレビュー 』のまとめ
我が屋では3つの屋外用物干し金物ホスクリーンを迷った結果、全部つけました。
それぞれのメリット・デメリット・使用頻度・使用感についてよくわかったのでご紹介しました。
それぞれ一長一短ですね。
ですが、間取りと生活スタイルに合わせたホスクリーンを選択されると後悔ないと思います。
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お二人はまだ固まっていますのでご挨拶はワタシが・・・
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References
↑1 | 建具の費用と施工費のみ |
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