
ご主人の家の照明はダウンライトが多いのですね。
ペンダントライトはゼロ、シーリングライトは4部屋だけですか?

そうなのよ。
インテリアの打ち合わせがタイル選びで難航しちゃってね・・・力尽きてペンダントライトは保留、オシャレな照明は後付けできるように天井にシーリング部分だけ設置してもらったわ。

実際に住んでみてから部屋の雰囲気に合わせて選ぶつもりだったんだけどね・・・
ダウンライトだけで十分明るいし、 今のままでもシンプルで良いかなと思ってるよ、面倒くさいわけじゃないからね。
お品書き
逆にシンプルで良い!ダウンライトだけのリビング・ダイニング
上の会話が記事の本質です。
ルイスポールセン、ジョージ・ネルソンなどオシャレなペンダントライトのブランドは個性的なものも多く、家全体の雰囲気がわからない状況で購入すると後悔するかなと思ったのがそもそもの始まりです。
いまのところダウンライトだけで明るさに問題はなく、シンプルかつミニマルな雰囲気も気に入っています。
ただし、ひとつだけ注意点があります。シーリングは天井に穴をあけ補強が必要となります。あとからペンダントライトやシャンデリアをつけたいと考えているご家庭では、必ずシーリング予定部分を設計しておきましょう。
☑ペンダントライトがどれもオシャレで迷っちゃう方
☑ダウンライトだけでも良いか不安な方(問題無いですよ)
ダウンライトで失敗する(とされる)ケース
ネットにはダウンライトのみの設置で失敗したという口コミがあったりしますよね。
多くは以下の3点に集約されると思いますので、その原因と対策についてふれておきます。
- 家具の配置が変わる
- 交換コストが高い
- 後付できない
家具の配置が変わる可能性があるのはダイニング・リビングでしょうか?そして家具の配置が変わり、問題となるのは明るさと部屋の中心のずれでしょうか?
我が家はダウンライト6基でそれぞれの空間(約8帖ずつ)を照らしています。
テーブルなどを大きく動かすとさすがに違和感がありますが、明るさ的には部屋の隅まで照らせているので問題ないと思います。
インテリア打ち合わせの段階で照度シミュレーションをしてもらうと良いと思いますよ。
むしろ家具を動かした時の違和感については、ダウンライトよりもペンダントライトやシーリングライトの方が大きいのではないかと思います。
ちなみに家具の位置を変えた時に対応する方法として、ダクトレールを採用する案もあります。が、ダクトレールはデザインが少なく、いきがった大学生のワンルームのような安っぽさを感じてしまって無理です。
ダウンライトはLEDが主流で4万時間の寿命がある[1]寿命と言っても明るさが7割を切ることらしいです。と言われています。
我が家は家に帰るのが遅いので1日7-8時間くらいつけていると思います。
すると約13.7年の寿命ということですね。
交換費用は1基当たり、電気工事費2000円+交換6000-10000円(センサー付きか普通のものか)ですね。
うーん13.7年でLDKの14か所とすると約11万円ですね、シーリングライトの方が圧倒的にコスパは良いのは確かですね。
ただ、コスト問題は知らなかったから後悔するわけですよね。
逆に言えば、当記事を読まれてダウンライトのメリット・デメリットを理解されたうえでコストを払ってもよいと思われた方は後悔しないと思います。
厳密には後付けできない事はないですが、やはりコストが高いようです。リフォームなどで後から追加することができないので、明るさが足りない時に困るとか言われますが、まぁコストはこの際我慢しておきましょう。
もっと大きな問題があります。
へーベルハウスではロングライフ住宅という長期保証プランがあります。長期保証プランは期間に差はあれど他のハウスメーカーにもありますよね?
こういったプランに加入している場合、リフォーム業者に勝手に壁の加工を依頼すると、不具合が生じた場合の補償が受けられなくなる可能性があります。
なので後付けするならハウスメーカー経由で施工会社を紹介してもらうことが良いでしょう。
☑家具を動かしたときに困るのは他のライトでも同じ
☑メンテナンス・後付けはコストが高くなりがちだが
☞綿密な間取りの計画と照度計算をしていれば、ダウンライトを設置しても致命的な失敗には至らないと思います。
ダウンライトを付けた方が良いケース
家事をしながら、リビングやダイニングで子どもの勉強を見守るというスタイルが依然として流行です。
こんな場合はペンダントライトのみの明るさでは確実に不足です。
勿論、シーリングライトであれば充分な明るさは確保できますが、LEDダウンライトでも6基並べても勉強に支障のない明るさを確保できます。
我が家のように将来的にペンダントライトで落ち着いた雰囲気のダイニングやリビングにしたい時は、ダウンライトを『とりあえず』設置しておけば間違いないと思います。
子どもが自室で勉強するようになったら改めてペンダントライトを設置することが出来ますからね。
こだわりのリビングにはこだわりの照明をつけたいですよね?
シーリングライトのメリットは比較的安価なところにありますが、こだわれば値段もそれ相応のものになってきます。
例えば14帖以上を照らすことができるタイプのシーリングライト、丸いカバーのついている汎用的なものの値段は8千円~8万円とピンからキリまであります[2]価格ドットコム調べ|14帖以上 シーリングライト。
ずっとシーリングライトでいくなら高価なものもありですが、ペンダントライトをつけたいと思っているなら値段は抑えたいですよね。
この葛藤から、我が家ではダウンライトのみを採用しました。
ペンダントライトは雰囲気を重視したいですよね。
場合によってはLEDではないものを選ばれることもあるかと思います。
あるいはLEDであっても落ち着いた食卓を演出するために暖色系で明るさを落とすこともあるかと思います。ですが、気に入ったデザインのペンダントライトに調光性能が備わっていない場合も・・・
そんなときにはダウンライトと併用して、LDKの使用目的で照明の種類を使い分けると快適性が増します。
ペンダントライトの選択肢を狭めないためにもダウンライトの設置はおススメです。
逆にシンプルで良い!ダウンライトだけのリビング・ダイニング
ダウンライトは一度設置したら付け外しが出来ないという点で決断できないという場合も多いのではないでしょうか?
必要な明るさについては、住宅メーカーのインテリア担当さんが教えてくれます。目的に応じて必要なダウンライトの個数がわかりますので問い合わせてみてください。
この記事ではリビングの照明選びで迷ったら、ダウンライトとシーリング部分を一緒につけておけば、あとからオシャレなペンダントライトを選べるという内容をご紹介しました。

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References
↑1 | 寿命と言っても明るさが7割を切ることらしいです。 |
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↑2 | 価格ドットコム調べ|14帖以上 シーリングライト |
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【家づくりのポイント】
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