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今回の記事は『優先すべき家づくりの考え方』に関する考察をしようと思うのですが、ちょっと意味が分からないかもしれません。

さっと読み飛ばして、下の方にある8月のおススメ記事を読んでもらって構いませんからね。
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るんばーのおでこのスイッチは押し放題です。
繰り返します。
押し放題です。
たとえば歩き始める時に必ず右足から前に出すような…
たとえば体を洗う順番が、お腹⇒背中⇒ワキの下であるような…
長年にわたり身体に染み付いた習慣にように、慣れて心地よい家というものが必ずあると思っています。
ヨムオは大学卒業後の約10年間、転勤と引越しが多かったため、同じ賃貸マンションに1年以上住むということが稀でした。なので過ごしやすさの良し悪しは理解していても、家に特定のこだわりはありませんでした。
一方でカミサンはというと、ヨムオ的には『えっ、そんなとこまでこだわるの!?
』 という些細な間取りのことまで几帳面にメモを取っていました。どうやら僕にとっては些細な間取りが彼女の譲れないこだわりだったようです。
この些細なこだわりを無視するとどうなるか?
今回は、大きな家のこだわりではなく、小さな家のこだわりについてフォーカスして話を進めていきたいと思います
☑より快適に住んでいきたい人
☑家を建てた後もずっと好きでいたい人
☑夫婦や家族間で意見がかち合ってしまっている人
お品書き
家づくりに対するこだわりの種類は3つ!
家づくりへのこだわりには大きく三つあると思います
- 個人によって正解の違うこだわり
- 集団によって正解の違うこだわり
- 正解はないが、こだわりを優先した方が良いこだわり
一つ目は個人、つまり年齢や性別、身体の自由度、趣味や収入、職業など個人の背景に合わせた間取りのこだわりです。
『老後に備えて平屋の家を建てる』などは、一つ目のこだわりに当たはまるでしょう。
二つ目は集団、つまり世代や思想・トレンド、土地柄、気候、災害など大きな環境要因を受ける集団の背景に合わせたこだわりです。
『夏の暑さ(あるいは冬の寒さ)に備えて高気密・高断熱の家を一条工務店で建てたい』とか『雪害に強いスウェーデンハウスで家を建てたい 』 というこだわりは、これに当たるでしょう 。
そして三つ目は、正解のない、些細で主観的な、かといって無視できない、優先しないと後悔し得る、ようなこだわりです。
例えて言うのは難しいです具体例は以下の通りです。
『システムキッチンが左からIHヒーター、作業スペース、シンクの順番になっている』とか、『玄関収納が家側から見ると左についている』とか、なぜそれが良いのか明確な論理が組み立てにくいようなこだわりがこれに当たります。
『正解のないこだわり』こそ大事にすべき
この記事の本質はここです。
なぜ、『正解のないこだわり』を大事にするのか?
正解とは論理とか根拠と言い換える事ができますね。そしてこだわりとは究極的には好きか嫌いかという2択問題です。
つまり明確な論理・根拠を示せないが何となく好き(or 嫌い)という事が『正解のないこだわり』ということになります。
前述した2つの例え『システムキッチンが左からIHヒーター、作業スペース、シンクの順番になっている』とか、『玄関収納が家側から見ると左についている』といったこだわり。
この一見些細なこだわりは、何となく好き・嫌いという明確な論拠がない状態なので論理で説得できないですよね?
これが『正解のないこだわり』の正体です。
夫婦が些細なすれ違いを重ねて離婚してしまうように、些細な家へのこだわりを無視していくとボディブローのように完成時の快適感や家への愛情を蝕んでいく可能性があります。
それ以前に、夫婦間(あるいは親子間)で些細なこだわりを無視していけば、必ず打ち合わせでギスります、間違いなくケンカの素になるでしょう。
なぜ断言できるのか?
はい、僕は一度些細なこだわりを無視してケンカになりました。
後述するシャワーヘッドの位置というカミサンのこだわりを「どっちでも良いよ」という態度で聞いてしまったからです。
皆さん、他人事じゃないですよ、とくに旦那さん!
男性は論理的に考えすぎる傾向があるので、「何となく好き、嫌い」を軽視しがちです。奥さんの何となくを無視していませんか?
こうした理由から、些細な『正解の無いこだわり』こそ大事にすべきだと感じています。
奥様も旦那様がこのような『正解の無いこだわり』に無頓着なようでしたら、この記事を見せて優しく警告してあげてくださいね。
我が家で大事にした些細なこだわり
というわけで、ここからは我が家の覚書です。
本記事のエッセンスは1つ前の項で語り尽くしました。
以下は我が家だけに当てはまる『正解のないこだわり』なので参考にもならないかもしれませんね。
ただ、こんな些細な事だけど無視しちゃいけないんだなと思っていただければ本記事を書いた価値があります。
〇:右手持ち ✖:左手持ち
いきなり難解ですよね?
理由らしい理由はありませんでした。
前住居は左手持ち、前々住居は右手持ちでした。
その結果、何となく右手の方が持ちやすいという理由で右手持ちのシャワーヘッドを選びました。
なんとも大変な話でした。
トイレの紙巻き器を右手側に付けるか、左手側に付けるかで、何気に消耗した記憶があります。
トイレ内に洗面器を置きたい場合は、間取りを根本から見直さなければいけない可能性もあるため、あらかじめ要望を提出しておくと良いですね。
結局のところ、うちのトイレは1階が左手側、2階が右手側です。
解決したのか、してないのか分かりません。
エアコン用のコンセントを隠すエアコン本体上部に隠すというアイデアを採用しました。
ところが、引渡し前の内覧会でひと悶着
なんと赤丸の位置にコンセントが…

薄い赤丸が本来の希望していたコンセント位置です。
そしてこれを見て沸々と怒り心頭のカミサン。
それを指摘すると、かなり時間がかかり引き渡しにも影響が出るかもしれないと…
いったんは受け入れるかと帰宅したのですが、すべての箇所の配管やり直しをその日の夜にtelしていました。
やはり『些細なこだわり』と思えるこだわりこそ大事にすべきだなと実感した経験でした。
注文住宅では些細なこだわりこそ大事にしなければいけない本当の理由のまとめ
〇わかりやすい正解のあるこだわり内覧会はこちら



☑家づくりのこだわりは3種類ある。
☑正解のないこだわり(=なんとなく好きor嫌い)は大事に。
☑大事にしないと色々不幸に。
もう一度目次をみる?

お読みいただきありがとうございました。
『正解のないこだわり』いかがでしたか?
少なからず経験したことがあるのではないでしょうか?

『正解のないこだわり』って確かにあったなぁ。
この記事を書くにあたって、打ち合わせを思い返してみると結構変なこだわり持っていたなぁと再確認しました。
ぜひ夫婦・親子仲良く家づくりしていってくださいね。

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