新築に引っ越してからしばらく経って、近くの電柱の不穏な鳴き声がする。
しばらくしたら、ベランダや庭先に得体のしれない汚いものが・・・
そんな体験はありませんか?
それはハトが巣を作りたがっている可能性があります。
一度巣をつくられると法的に駆除できなくなるので早めの対策と予防が大事です。
この記事ではハトのフン被害に対して個人でできる対策をご紹介します。

玄関先が何か汚いんだけど…何かなこれ?

どれどれ、、、うわっ酷いなコレ

ハトフン…赦さん!!

これが毎日じゃ困るねー
☑ハトのフン被害に『今』悩んでいる方
☑新築の引き渡しを受けた方
☑電信柱・電線が家のすぐ近くを通る方
☑バルコニー・ベランダ・屋上のある方
この記事を読めば…
⇒ハトの生態がわかる
⇒ハトのフンの意味がわかる
⇒ハトのフン被害を防げる
⇒ハトが巣をつくるのを予防できる
⇒快適な新居生活を送れる
お品書き
新築で困った庭先のハトフン問題

我が家は①十字路の角で②電信柱が近くにあり③敷地内の割とぎりぎりに電線が走っております。
工事中や住みはじめて2カ月は何事もなかったので安心していました。
最初は電信柱の横に落ちていました。
鳥のフンとは思えないほど多量に落ちていたので犬の下痢か?あるいは誰かのイタズラか?などと、謎のフンに怯えましたw
いずれにしても動物のマーキングだと困るので念入りに落としてしばらく様子見となりました。
2週間ほどは何事もなかったですね…
ところが2週間後、今度は電信柱から2mほど離れてより玄関に近い場所に、多量のフンが…
よくよく観察すると、小さなフンの集合であることが判明。
おそらくハトであろうという事で上記会話の後、対策に入りました。
なぜハトは同じところにフンをする?

ハトの糞は同じ場所に集中する傾向があるそうです。
実際、近隣のお宅の前にはフンの痕跡がなく、我が家の玄関先だけに集中していました。
フン被害の頻度ははじめのうちは2週間に1回程度でしたが、徐々に頻度はおおくなり、対策直前には2,3日に1回となっていました。
ハトの1日の活動は決まっており、フンの場所も固定されてくるというのです。明らか我が家の玄関先がターゲットになっていました。
ハトは①帰巣本能が高く②場所に執着し③なかなか諦めないという性質があるとされ、一度ここと決めたら何度でもやって来るといいます。
このままだと我が家の玄関先はフンまみれになってしまいますので早期に対策を講じるべきと判断しました。
ハトフン被害の予防策はあるのか?

上記のような『同じところにフンをする』というハトの性質上、予防は「早期にで対策する事」が鉄則のようです。
ハトの執着心の強さや帰巣本能により、ハトがフンの場所として認識・習慣化してしまうと、一般的なハトよけ対策では駆除する事が難しくなってしまうようです。
その段階になると巣作り完了も目前となり、もし巣もできて卵を産まれてしまったら、ハト駆除専門業者に依頼するしかなくなるそうです。
対策を急ぐ必要がありました。
巣作りまでのハトの行動段階を知る

ハトの行動は以下の段階で進んでいくようです。
この段階が進むほどハト忌避グッズでは効果が弱くなり、駆除依頼も必要となってくることがあるようです。
☑巣の候補(ベランダ・庇など)が見える電線に飛来。
☑巣の候補と同じ高さの正面にハトがいるときは要注意。
☑巣の候補の安全を確認したら、『端っこ』に飛来。
☑手すりや室外機ほか、巣の候補近くから安全確認。
☑手摺りにいつも止まる場合は休憩場所。
☑フンの量、頻度は徐々に増えてくる。
☑ベランダの中に入ってくるようになる。
☑巣作り・寝床まで秒読み段階。
☑フンの量、頻度ともに最大に。
我が家のハトフン対策

ハトフン対策は、上記のようにハトの行動段階ごとに強力なものが必要となっていきます。
我が家に来ていたハトは後から分析してみますとステップ1の“様子見”状態であったと思われます。
この段階のハトは賃貸の内見をしにきた人のようなものです。
少しでも気になる事があれば、よほど有力な物件でない限りは(おいしいレストランがある、治安が良いなど)借りませんよね。
ハトも同じで、危険を感じるような場所では子育てなど行いたくはないはずです。
そこで我が家では『危険な隣人作戦』をとりました。
- 朝1回は屋上に出る
- 磁石のハトよけグッズを屋上につるす
- 電線にハトがいたらスリッパを叩く音で追い払う
- フンは必ずその日に掃除する
隣人が朝から何やら騒いで、変な置物などを置いたりしたらなんかいやですよね。
フンをいじるというのはマーキングを壊す意味があり、プライバシーをおびやかす行為、人間で言えばゴミをあさられるようなものですねw
こんな感じで1週間ハトにアプローチしていたら、まったく来なくなりましたw
ハトよけグッズはシンプルなもので十分でした。
〇磁石によるハトよけグッズ
ハトが嫌がるマグネットを吊りさげるというシンプルな対策法です。
レビューを見ていただけますと、効果がある人、まったく効果がなかった人の2つにはっきり分かれます。
ステップ1にあるのか、ステップ2より進行したものかによる違いではないかなと思います。
ハトは電線にとまっているだけの状態なら、磁石のみのシンプルなもので効果は十分なのではないかと予想します。
このようなカタチで我が家では早期発見と早期対策が得られたため、より効果的にハトを追い出すことに成功したのではないかと思います。
できれば引き渡しを受けた段階で吊るすだけのハトよけグッズを設置しておくことをおススメします。
どうしてもハトが来てしまう時は?

ここまでやれば、初期状態であれば、ハトはどこか遠くへ行ってくれるはずです。
でも、何かしらの原因で・・・
フンが減らなかったり、住みついてしまったときは…
プロに相談しましょう。
年間20万件の相談と現地での無料見積りをしてくれるそうです。
もしも、前述の方法でどうにもならなかったら早めに見積もりだけでも試してみた方が良いかもしれません。
『【ハト除け・ハト駆除】新築で困ったフン問題と対策法』のまとめ
我が家が直面したハトフン問題についての考察を行いました。
☑ハトは場所に執着する性質がある
☑ハトフンの量が多いほど巣作りまで間近
☑ハトフンの量が多いほど追い出すのに労力が必要
☑ハトフン対策は予防が大事
☑ハトフン対策は早期に始めるべき
☑手遅れになる前にプロに依頼!
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