
ランドリーは防犯的にも日当たり的にも2階に置きたいけど・・・浴室まで持っていくとなると面積が足りないね・・・

浴室が2階になると洗面化粧台も2階が良いよね・・・んー、2階に何を持っていくか悩ましいよ・・・
我が家では当初、ランドリーを2階に作ることで、関連する水回りをどう配置するかとても悩んでいました。
結局のところ、ランドリーのみを2階として、他の水回りはすべて1階に置いてきました。
今回の記事では、ランドリーを2階に持っていくメリット・デメリットについて考察していきます。
お品書き
完成した我が家の間取りとは?
完成した間取りはこんな感じです。


【2階間取り】
水回り関連で2階に持って行ったのはランドリーのみとなりました。
洗濯物をそのままランドリーかバルコニーで干し、取り込んだものはそのままクローゼットにしまうという動線です。
2階の西側(間取り図では左)にはもっと部屋を伸ばす余地があったのですが、コストと外観の関係から部屋を西に広げるという選択はありませんでした。
我が家が2階に水回りを持っていきたかった真の目的は“周囲に気兼ねなく洗濯物を干す”という理想の実現にありました。
なので最も優先すべき第1目標は洗濯物を干すスペースの確保です。
次に必要となるのは洗濯機置き場、そして脱衣所、浴室、洗面化粧台ですね。
これらのうち絶対に切り離せないものが何かを考えました。
そうした時に脱衣所と浴室は切り離せず、洗面化粧台も1階にあった方が良いという結論に至りました。
結果としてランドリーのみが2階にある間取りとなりました。
脱いだ衣類を2階の洗濯機まで運ぶのは少々億劫です。
が、大きめのランドリーバッグを使えば1回でまとめて運べるので苦になりません。S字フックで脱衣所のタオルハンガーにかけています。
〇ランドリーバッグがオススメ[1]バスケットはかさ張るので階段の上り下りがしにくいのと、すれ違いにくいので却下です。こんな形のやつがオススメです。
脱衣所にはパジャマ・下着・バスタオル・ハンドタオルを一式置いていますので、浴室までは快適です。
干していた衣類は、1階脱衣所に運ぶものと2階クローゼットにしまうものに分けておきます。
1階脱衣所に運ぶのはやはり億劫ですが、だんだん慣れてきて今はとくに気になりません。
ランドリー内の収納は最小限です。
買い置き用の洗剤を置く棚とアイロンを置く棚しかありません。
ランドリーのすぐ近くにウォークスルークローゼットを配置し、取り込んだ洗濯物をランドリー内に放置しないように設計しています。
将来的には各部屋で着替えをして脱いだものをそのまま洗濯機の中へ、そして干したものはクローゼット内にまとめて一時的に置いておき、それぞれが自分の部屋へ持ち帰るという収納の流れを想定しています。
2階ランドリーのメリット
ランドリールームを設けるメリットは、ランドリールーム自体のメリットと2階に設置した場合に生じるメリットに分けられます。
それぞれ分けてご紹介します。
ランドリーのメリットは大きいですね。
以下のようなメリットが挙げられます。
- 雨、風、花粉、黄砂、排気ガスなどの環境要因を無視できる。
- 洗濯関連のタスクをまとめた部屋にできるため家事効率が良い。
- 洗濯物をプライベート空間として隔離できる。
- 除湿器の効率をあげられる。
- 干した洗濯物を一時的に置けるのでソファや椅子の上に散らばらない。
特に我が家では杉花粉の時期には重宝しました。
また限られたスペースの中に洗濯関連の機能を集約するので、2-4のメリットが享受できます。
前の住居ではソファの上が洗濯物置き場となることが多かったです・・・新居は機能的なランドリーになっていて、洗濯物集積所として洗濯物が散らばるのを防いでくれています。
我が家の2階ランドリーに対して感じるメリットは以下の通りです。
- 日当たりが良い
- 通りから洗濯物が見えにくい
- セキュリティの面で安心である
- 子どもたちに衣類を管理する習慣が身につく
- 子どもたちがお手伝いしやすい
1,2のように、2階にすることで隣家による日当たりの制限を緩和したり、バルコニーを併設することで通りからの視線をシャットアウトできます。
窓を開けた状態で換気をしながら洗濯物を干すというのも1階でははばかられますが、2階ランドリーであれば問題なく干せます。
4,5のように、洗濯物に関する専用の空間をつくる事、そして必ず通る部屋の配置であることで、子どもたちには家事を分担する意識が生まれました。
これは思わぬ効果でしたが、ありがたい成長でしたね。
2階ランドリーのデメリット
もちろん水回りも2階にあれば動線的に申し分ありません。
が、実は住んでみて思い当たるデメリットがありませんでした。
なので他所のサイトの意見をちょっと拝借させていただこうと思います。
こんなデメリットに関する意見がありました。
- (場所を無視した配置だと)使いにくくて家族の家事参加が減る。
- (動線を無視した配置だと)家事効率が落ちる。
- (広さ・窓を無視した配置だと)洗濯物が乾きにくい。カビの心配も。
- (収納を無視した配置だと)日用雑貨にあふれ只の物入れになる。
- 南側の貴重なスペースを居住環境に充てられない。
どうでしょうか?
1-4に関しては残念ながら施主さんの間取りに対する検討不足の可能性もありそうです。
何かしらの部屋をつくるからには、その部屋の役割をしっかり認識して、適切な動線設計・広さと設備・配置場所を考えないといけないのだなと感じます。
【2階ランドリー&1階バスルーム】という間取りの是非についての考察のまとめ
〇関連の記事はこちら


当初は洗濯機とランドリーだけを2階に置く事には不安がありました。
ですが、洗濯物の持ち運びは朝晩1回ずつなので配置と動線が整っていれば、ストレスなく運用できると思います。
また、ランドリーは洗濯物を干すのに特化した部屋ですが、家事効率が上がるのでオススメの間取りだと感じています。

今回の記事はいかがでしたでしょうか?参考になりましたら幸いです。

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References
↑1 | バスケットはかさ張るので階段の上り下りがしにくいのと、すれ違いにくいので却下です。こんな形のやつがオススメです。 |
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