『注文住宅』『家づくり』で検索すると、検索窓の候補に『後悔』『失敗』という単語が並んだという経験はありませんか?
家は3回建てないと満足できないといわれますが、こんな感じで『後悔』とか『失敗』とかいう文字をみるだけで不安になりますよね?
この記事では注文住宅の『後悔』『失敗』ランキングをもとに、盲点になりやすい4つの注意点について書いてます。

うちは、カミサンが失敗関係のブログを読み漁っていたから、間取りや家の中については失敗や後悔がほとんどありません!

ふふふ!
今はヨムオ君の知識量には負けるけど、当時は我ながら異常だったからねwww

すごい自信ですね。
では、さっそく披露していただきましょう。
☑注文住宅で失敗したくない人
☑“注文住宅の失敗ランキング”をしらない人
☑間取りの打ち合わせが一段落した人(これから細かい間取りを決める)
この記事を読めば・・・
⇒家づくりの失敗・後悔ポイントを知る
⇒失敗例がなぜ失敗したのかが分かるようになる
⇒自分で失敗回避の方法を思いつける
⇒快適に住める家ができる
この記事は2ページあります。
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お品書き
注文住宅失敗ランキング、上位7つがコレだ!
間取りの失敗ランキング1位 配線の失敗(70.9%)
間取りの失敗ランキング2位 収納の失敗(60.2%)
間取りの失敗ランキング3位 広さの失敗(55.3%)
間取りの失敗ランキング4位 明るさ・温度湿度の失敗(48.1%)
間取りの失敗ランキング5位 視線の失敗(34.5%)
間取りの失敗ランキング6位 音・においの失敗(30.6%)
間取りの失敗ランキング7位 動線の失敗(25.2%)
間取りの失敗ランキング /suumo
家づくりにおける後悔はさまざま、多くのブログ・書籍・口コミなどを読みあさって分かったことがひとつあります。
それはLDKや寝室など部屋の機能に関する失敗談は意外と少ないということです。
失敗談として多いのは、配線・収納・明るさ・視線・音や匂い・生活動線という実際に住んでみなければわかりにくいことが圧倒的に多いようです。
住宅メーカー・設計士さん達は間取り作成を何百とこなしていますが、新居あるいは転居での生活経験は世間一般の人々と同じくらいですよね。
なので、実際の生活に即したアドバイスというのは難しいんです。
後悔しない家づくりのためには、施主自らシミュレーションを重ねて、生きた間取り図を作らなければいけないんだなと思います。
配線とはコンセントの設置に関する後悔ポイントです。
☑配線とはコンセント・照明スイッチのこと
☑数が足りない
☑場所が不適当
☑操作が面倒
コンセントの数が足りなかったため、タコ足配線しちゃってます…
玄関のスイッチをセンサー式にしなかったので。暗い中鍵を探すのが大変です…
『配線』に対する考え方はたくさんあります。
例えば、6畳間に対してコンセント6~8口といった目安です。
この目安ができていないと住んでから後悔する事に…

コンセント事情については↑↑の記事もご覧ください。
コンセントが足りなくなりやすい場所について考察しています。
また、打ち合わせの時に読んで得した“コンセント設置のアイデア”を3つ紹介しました。
↑↑はアメブロで書いた照明スイッチの記事です。
階段・玄関ホールなどに照明スイッチを集約した方が良い理由を書きました。
こうすることで、寝る時・外出するときに電気の消し忘れがかなり減ります。
☑収納スペースの不足
☑収納スペースの大きさが不適当
☑収納スペースの場所が悪い
☑収納スペースに物を出し入れしにくい
リビングを広くしたくて収納は置きませんでした。
その結果、床に物が溢れてます…
収納が沢山ほしくてウォークインクローゼットを作ったのですが、人が通れるギリギリのサイズで葉仕入れしにくくなりました…
最近ではミニマリストが一つのライフスタイルとして確立しましたね。
ミニマリストの中には完全に収納を否定している方もいます。
意見に影響されてしまう方も少なくないのではないでしょうか?
人は人です。
子育て世代や二世帯住宅など、生き方住まい方は千差万別です。
家はアナタと家族が快適に住む場所です。
外野の意見に流されず“自分達の”家づくりを心掛けたいものですね。
部屋・通路など空間の大きさのバランスが悪いと後悔ポイントになります。
特に回遊型とか回廊型と呼ばれる、家の中をぐるっと回れる間取りを検討中の皆様は気をつけるべきポイントです。
人が問題なくすれ違える広さを得るには建坪が広くなるのは不可避と思っておいた方が無難でしょう。
憧れのアイランドキッチンを置いたが、片方の通路が狭すぎてすれ違いにくい…
広いLDKのために廊下をギリギリにしたが、ドアが干渉してしまう。
部屋の広さを優先する⇒廊下が狭くなる
回遊型にする⇒居住スペースが狭くなる
窓を大きくする⇒壁が少なくなる
広さの問題は常にトレードオフと考えると何を優先すべきか見えてきます。
明るさ・暗さ、暑さ・寒さ、湿度と換気etc
家の快適性はさまざまな要因で変わりますが、結果として上記の要素に不満があると後悔の原因となるようです。
隣家と近いので、南向き窓からの陽ざしがほとんどなく、家が暗いんです。
おしゃれな吹き抜けにしたら、エアコン効率が悪くて夏は暑いし冬は寒くて困ってます。
オシャレな家・個性的な家は注文住宅の醍醐味ですね。
ですが、住んでみた後のことを考えないといろいろな問題が起きてきます。
吹き抜け・リビング階段・高気密住宅などはネットでも施主の声が拾いやすいのでチェックしておくと良いですね。
来客からの家の中の見え具合、アウトドアリビング・テラス使用時の外からの見え具合は、住むまで気付かないことが多々あります。
隣家との距離が近いので、気を使ってしまいます。
玄関からリビングの中、トイレが見えてしまいます。
もう少しずらせば良かった
間取り図を眺めているだけでは気づかないことなので、3Dを作成できる無料ツールで見え方を確認しておくと良いです。
1階2階の間での生活音(足音、話し声、テレビの音、食洗機や洗濯機の音など)が気になるという失敗例があります。
また、オープンな階段を伝って2階に料理中のにおいが充満するという事もあります。
家族の帰宅時間がバラバラなので、寝ているときに1階の生活音で目が覚めてしまいます。
トイレが来客用の和室の隣で、『ジャー』という音がとても気まずいんです…
家の中の上下の音・左右の音は意外と気になるものです。
静けさを要求する部屋(寝室・シアタールーム)と生活音不可避の部屋(ランドリー・トイレ・キッチン)の場所は上下左右で意識すると良いですね。
家族の生活動線は似ているようで少しずつ違うものです。動線の重なる場所は混雑しやすいので、すこしだけ広くするとか工夫が大事ですね。
また、
脱衣所⇒洗濯機⇒物干し⇒クローゼットへの階をまたいだ移動が大変でした。
せめて物干しとクローゼットは隣が良かった。
トイレと洗面所が同じ部屋なので、朝大渋滞してしまいます。
廊下を作ればよかった。
1位 配線の失敗(70.9%)
2位 収納の失敗(60.2%)
3位 広さの失敗(55.3%)
4位 明るさ・温度湿度の失敗(48.1%)
5位 視線の失敗(34.5%)
6位 音・においの失敗(30.6%)
7位 動線の失敗(25.2%)
ここで示した失敗例は一例です。
もっと失敗例を知りたい方は
google検索で『◎◎』『失敗例』と検索し、施主のブログを探してみてください。
生の声を聴くか聴かないかで、対策へのアプローチが格段に変わります。

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