後悔しない新築間取り設計のコツ|生活動線と一緒に考えたい4つのこと

後悔しない新築間取りのために

家づくりにおける後悔はさまざま、多くのブログ・書籍・口コミなどを読みあさって分かったことがひとつあります。

それはLDKや寝室など部屋の機能に関する失敗談は意外と少ないということです。

失敗談として多いのは、配線・収納・明るさ・視線・音や匂い・生活動線という実際に住んでみなければわかりにくいことが圧倒的に多いようです。

住宅メーカー・設計士さん達は間取り作成を何百とこなしていますが、新居あるいは転居での生活経験は世間一般の人々と同じくらいですよね。

なので、実際の生活に即したアドバイスというのは難しいんです。

後悔しない家づくりのためには、施主自らシミュレーションを重ねて生きた間取り図を作らなければいけないんだなと思います。

生活動線と一緒に考えたい4つのポイント

我が家ではそういった先輩たちの後悔ポイントを4つあげて、生活動線の作成とともにシミュレーションを重ねて間取りを作成しました。

その4つの後悔ポイントは以下の通りです。

  1. 配線
  2. 照明
  3. 収納

それぞれの 注意点や我が家の解決例を挙げて解説していきます。

配線

配線とはコンセントの設置に関する後悔ポイントです。

コンセント数

分かりやすいところではコンセント数の不足です。

例えば、キッチンカウンターに4つのコンセントを設置して充分かと思いきや、炊飯器・レンジ・魚焼きグリル・ミキサーと家電が増えていき、コーヒーメーカーが置けないという事例です。

まぁ通常は4つあれば充分ですが、、、

スムージーにコーヒー、魚も焼いて、ご飯も炊いて、など朝食にこだわりたい家庭では4つのコンセントでは不十分だという例えですね。

同じようにリビングのテレビ台周りのコンセント数は充分設置しておきたいところですね。

テレビ・DVDプレーヤー・ インターネットルーター の3つは少なくとも必要なのではないでしょうか?

家庭によっては電話機・ゲーム機・スピーカーなどなど必要数は変わってくるので、十分なシミュレーションを行っておきたいものです。

掃除機のように抜き挿しするものなのか、TVのように挿しっぱなしにするものなのかを分けて考えると良いですね。

コンセントの設置場所

リビングやキッチンなどのコンセントは生活を想像しやすいので設置を忘れることは少ないと思います。

忘れやすいのは造作棚などの収納内コンセントですね。

掃除機用、ちょっとした充電、照明用など、いつも使うものではないものを使う際に役立ちます。

実はコンセントの設置は『多すぎるよ 』と思うくらいで丁度よいと思っていた方が良いです。

カミサンがネットの情報収集を担当しており、コンセントはたくさんつけるべし!と様々な場所に設置案をだしました。

正直『こんなにいらんだろう 』と思っていましたが口には出さず、設置案を採用しました。

結果としては、本当に丁度よいです。人は不足を感じたときに不満を覚えるものなのでしょうね。

コンセントは数千円の買い物なのでケチると足りないときに後悔するかなと思います。

コンセントの設置高さ

コンセントの設置高さについては意外と盲点な場合があります。

通常はエアコンの高さもしくは床から14㎝の高さの2択となります。

盲点になりがちなのは収納におけるコンセントの高さです。

造作棚やシューズクロークにコンセントを設置する際は上記の設置高さで使い勝手が悪くならないかを考えておきましょう。

我が家のこだわりコンセント

何の変哲もないエアコンですが、コンセントが…

はい、エアコン本体の上部に隠れています。

配線がうまく隠れるように工夫すると、それだけで野暮ったさがなくなりますよね。

これ、追加料金無く設置できるので本当におススメですよ。

照明

オシャレ照明

オシャレさを優先してペンダントライトやシャンデリアなんて良いですよね。

でもちょっと待ってください。

そのオシャレ照明の明るさ足りてますか?

実は我が家でもオシャレ照明の導入を検討したのですが、結局迷ってしまって間に合いませんでした。

オシャレ照明単独だと勉強や細かい作業には明るさが足りないんですよね。

LDKの使用目的が固定されていない(勉強・食事・団らん)ので、明るさを固定するのはまずいと考えました。

ダウンライト

なのでLDKはすべてダウンライトでライティングしています。

もちろんオシャレ照明をいつでも設置できるように接続部品は天井に用意しています。

ダウンライトは主張少なめなのに充分明るいので重宝しています。

参考までに、へーベルハウスの天井高なら6基のダウンライトで勉強に支障はないと思います。

センサーライト

センサーライトと普通のライト、コストは高くなりますが数千円の範囲です。

僕は消し忘れが多い方なので、玄関・トイレ・洗面所・廊下・クローゼット・収納など多くの場所にセンサーライトを導入してもらいました。

消し忘れを怒られなくなるので本当におススメです。

奥さんも消し忘れの多い旦那さんを怒らなくて済むのでおススメです(笑)

我が家のこだわりライト

センサーの位置もだいぶこだわったのですが、一番のこだわりはカーポートをセンサーで照らす外壁用スポットライトですね。

これは夫婦間の論争となりました。

かなり良い値段なんですよね、それを2基です。

僕はホームセンターで売っている太陽光発電でぼんやり発光する照明でいいんじゃないかと言ったんですけどね。

結論から言うと採用しまして、値段に見合った明るさに加えて防犯に一役買ってくれているのかなと思っています。

収納

多くの方が足りないと嘆いている家づくりの鬼門、収納ですね。

当ブログでも収納に関してはいくつか記事を書いています。

収納子育て世代は収納優先実用性とデザイン性を兼ね備えた玄関の収納とは?

収納の数と広さ

お子さんのいる家庭ではスペースが余ったらすべて収納にすべきだと個人的には思っています。

いくら断捨離がトレンド、生き方だと言っても、成長のたびに得られたたくさんの思い出をあっさり捨てることは普通は難しいものです。

収納の使い勝手

収納は大事・広く作ろうというのは、もう多くの施主さんが事前にご存じかもしれませんね。

では、収納の使い勝手についてはどうでしょうか?

例えば3畳分の納戸、実は有効に使えているのは2.5畳です1)自分が立って作業するスペースは最低0.5畳必要となります

さらに90㎝の棚があるとしたら、一般的に有効に出し入れとして使えるのは45-60㎝です。2)奥にしまったものは取り出しにくいので、“しまいっぱなし”になりがちです。

我が家のこだわり収納

90㎝のスペースがあったらどう使いますか?

我が家の解答はこちらです。

玄関シューズクローク

右手には奥行30㎝の稼働棚、左手に有孔ボードにフックで壁収納、歩行スペースは40-50㎝です。

この収納はかなりスペースを上手く使えていると思っています。

外からの音

外からの音はできればあまり聞きたくないですよね。

家の問題というよりも、土地の環境そのもの(主要な道路・線路沿い、繁華街、学生街など)が大きく影響してくるところではあります。

家の構造で対策するなら、窓の大きさを小さくするとか、壁を突き出すなどの方法が考えられます。

土地の環境と合わせて間取りを作っていく必要がありますね。

外への音漏れ

へーベルハウスは遮音性が高いのではないかと感じます。

さすがにピアノの最大音量は響きますが、室内の大声は窓越しで何とか聞き取れるくらいの性能を発揮します。

楽器を本格的にされる場合は防音室という選択がありますが、通常の生活であれば通常の設計で十分かと思います。

生活雑音

間取りで注意すべきは生活雑音との兼ね合いですね。

よく寝室はトイレの近くに置かない方が良いというアレです。

我が家のLixilタンクレスタイプは最大70dbを観測しましたが、流す音の持続時間は10秒程度で、そのうち60dbを越えたのは4秒もありませんでした3)スマホアプリで測定

今ではトイレの性能も優れているので、昔ほどずっとジャージャー流れてはいません。

それほど神経質にならなくても良い問題かもしれません。

生活雑音としては洗濯機も気になるところかと思います。

我が家は主寝室の前にランドリーがあります。

これも洗濯機の性能の向上によりだいぶ静かです、8年前に洗濯機との比較で恐縮ですが(笑)

脱水時の音が少し響く程度で、睡眠を中断させるほどの効果はないように思います。

後悔しない新築間取り|4つのポイントまとめ

新築間取りについての後悔はLDKや主寝室などの主要設備ではなく、もっと生活に根差したところに多いという結果がありました。

この記事では、そういった意外と多い4つの後悔ポイントについて考察しました。

現在設計中の皆さん、今後家を建てる皆さんが後悔しないための一助になれますとうれしいです。

References   [ + ]

1.自分が立って作業するスペースは最低0.5畳必要となります
2.奥にしまったものは取り出しにくいので、“しまいっぱなし”になりがちです。
3.スマホアプリで測定

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