お品書き
実用性とデザイン性を兼ね備えた玄関の収納とは?
家を建てるにあたり最初にデザインしたのは玄関の場所でした。
敷地内のどこに駐車場をつくるか、そこからどのように玄関にアプローチするかという視点で玄関の場所を設計しました。
その結果、我が家の玄関は北側に位置しています。

収納に関する後悔はとても多いようなので、我が家では設計段階から収納を積極的に作るように心がけてきました。

この記事ではへーベルハウスの玄関収納に言及するとともに、必要な収納の決め方を体系的に紹介していこうと思います。
へーベルハウスの玄関収納タイプは4つ
- フルトールタイプ
- トールタイプ
- フロアタイプ
- フロートタイプ
下に行くほどシンプルでスタイリッシュですが、収納量は減少していきます。フロートタイプ10-17足、フロアアタイプは16-28足という収納量です。
いずれのサイズも靴の収納を想定しています。
レインコート、タイヤ、ベビーカー、アウトドア用品などを収納されたい方は、納戸の設計が必要です。
フロア・フロートタイプのメリット・デメリット
〇メリット
視線の高さに収納がかからないので、見た目にすっきり、広々とした玄関に感じます。玄関にリソースを割けない日本の住宅事情に合っていると思います。
カウンターは飾り棚として使える点もおススメです。
〇デメリット
収納量は低いので、靴をたくさんもっているオシャレさんには向いていません。もしくは別の収納手段を講じる必要があります。
トール収納のメリット・デメリット
〇メリット
大家族でなければ靴の収納に困ることはないと思います。
〇デメリット
床から天井まで届く見た目に圧迫感を感じることもあるかと思います。最初から広く作った玄関でなければ息苦しさを感じるかもしれません。
玄関の収納場所とは?
玄関の収納には以下の4つが考えられます。
我が家では以前の住まいでは土間がありました。
ハウスメーカーの展示場で土間+クローゼットの便利さを痛感したので設計段階の最初期から取り入れていました。
- シューズクローク
- クローゼット
- シューズクローク+クロ―ゼット
- ウォールファニチャー
シューズクローク
玄関の土間とつながる収納です。
靴以外にタイヤやべビーカー、自転車、掃除用具、アウトドア用品、灯油タンクなど多目的な収納が可能な空間として重宝すると思います。
子どものいないご家庭であれば1畳分もあれば十分かもしれません。
例えば、家族分の自転車を収納するのであれば1畳×人数分などが必要となります(自転車を壁に取り付ける設備もホームセンターで購入可能です)。
2畳を越えるようであって、庭に物置を置けるスペースがあるなら、物置の方がリーズナブルかもしれません。
クローゼット
エントランスホールから連続する収納です。
毎日使用するコート、帽子、バッグ、買い物かご、ゴミの仮置き場などに重宝すると思います。
それほど大きなスペースはいらないかもしれませんが、あるのとないのではリビングの散らかり方が段違いでした。
シューズクローク+クローゼット
やって良かった&おススメの収納様式です。
土間側、フロア側からのアクセスが可能なので、出し入れの他に、においがこもりにくいというメリットもあるかと思います。
我が家では“収納に困らない家づくり”が大事にしていたコンセプトの一つなので、他に物置も購入しています。家の収納がいっぱいにならないので、見た目と心が整理されている気がします。
ウォールファニチャー
エントランスホールを広くとって、廊下も作るような場合には壁面収納が有用です。これも我が家に採用しました。
廊下の右手に腰高の壁面収納、上から間接照明で壁面タイルを照らしています。壁面収納の上にオブジェや花を飾る空間をつくっています。
これはやって良かった点ですね。
実用性とデザイン性を兼ね備えた玄関の収納とは?まとめ
- オシャレな靴箱(フロア・フロートタイプ)は収納量が少ない
- 追加収納はシューズクローク+クローゼットがおススメ
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