
HEMSもなおったし[1] https://yomuotoko2.me/wp-content/uploads/2019/05/テキストプレースホルダ-150x150.jpg 150w, https://yomuotoko2.me/wp-content/uploads/2019/05/テキストプレースホルダ-125x125.jpg 125w" sizes="(max-width: 160px) 100vw, 160px" />光回線工事後のトラブル|新居のネット工事はHEMSに要注意 、電気の流れはどうかなぁ?
うん、順調に発電してる♪

ちょうど5月分の売電結果が送信されてきたよ。
ほれ、見てみ。
引き渡しより3か月経過しました。
必要な家電・生活スタイルは一通り出そろって、家庭内の消費電力も落ち着いたので我が家の売電価格を初公開します。
お品書き
我が家の太陽光発電の期待値
我が家の太陽光発電スペック
我が家の積載量は10kW未満なので24円/kWの売電価格です。(2019年現在)
下のような期待値が計算されます。
年間発電量期待値は1kWパネルあたりの平均発電量から概算しています[2] 経済産業省調べのデータでは、10kW未満の太陽光発電の平均的な年間発電量は1191kWhとされています。
設置容量 | 5.2kW |
年間発電量(期待値) | 5720kWh |
年間売電価格(期待値) | 137,280円 |
イニシャルコスト(設置費用) | 149万円[3]ある理由で割引いただきました。通常は200万円ほどかかると思います。 |
ランニングコスト(維持費用) | 2万円/4年おき、20万円/1回 |
太陽光発電の長期収支見込み
この年間売電額ですと10.9年間でイニシャルコスト分はペイできますね。
ランニングコストにはメンテナンスとパワーコンディショナの交換が含まれます。
エネルギー庁の調査では、メンテナンスは4年おきにおこなわれていることが多く、1回2万円がかかるとのこと。
パワーコンディショナは10年を越えると故障のリスクが上がるとされています。
仮に30年間というスパンでかかるランニングコストは約34万円(定期メンテナンス+パワーコンディショナ1回交換)となります。
太陽光発電の寿命は30年程度[4] … Continue readingといわれていますので、イニシャルコストをペイするのに10.9年、ランニングコストをペイするのに3年といったところですね。
我が家の太陽光発電の売電による純利益は16.1年分の221万円といったところでしょう。(パネルの劣化による発電効率減少は省略しています)
現行の売電価格が維持される場合は『太陽光発電は得である』と言えるのかなと思います。
参考までに以下のような概算式も立てられます。
売電メリット(生涯)
= 年間発電量 × 売電単価 × 固定買取期間(収入)
ー 太陽光発電設置費用(支出A)
ー 設置費用のローン返済(支出B)
ー メンテナンス費用(支出C)
― 固定資産税(支出D)
太陽光発電5月の売電価格は?
太陽光発電の売電価格(5月分)
さてさて我が家の太陽光はいったいどれほど発電したのでしょうか?
五月晴れの続いた毎日でした。
10kW未満の設置では余剰電力を売る形になっています。
今回は4月16日~5月15日の30日間の計測でした。
それでは発表します。5月分の成績は…
売電金額…14,950円!
発電量…575kW!

へー、すごいね
これって買って使った電気料金も加味されてるの?

いや、売った分だけだよ。買った分は…まぁ安くはなかったねー。
購入電力価格(5月分)
電気料金…10,363円
購入電力量…332kW
我が家はオール電化・エコキュートですのでガス代なしです。
とはいえ結構割高ですよね?
この時期はエアコンを使っていないので、給湯・調理・食洗機・洗濯器・除湿器・照明などが考えられます。
どこにリソースが割かれていたのか?
HEMSが1か月強使えなかったので把握できていませんが、今後は詳細な節電計画ができそうです。
こうして、たのしく省エネに取り組めるのはHEMS&オール電化の良いところですね。
太陽光発電に関する考察
さて、へーベルハウスで家を建てるにあたって少々専門的なところに踏み込んでみましょうか。
質疑応答形式で考察を進めていきますね。
へーベルハウスの太陽光パネルはどこ製?
京セラです。
へーベルハウスで設置するのは高い?安い?
同じ工事内容であっても少々高いです。
後述するALC(へーベル板)への加工が及ぶため、その保証分高くなるのかなと思います。
京セラの太陽光システムの値段はどうなの?品質は良いの?
太陽光パネルメーカー内でシステムを比較すると、最安値と最高値は1kWあたり10万円くらいの差があります。京セラは高い方です(パネルは安いがシステムが高い)。
品質に関しては間違いなく良いと思います。年次の変換効率低下は太陽光パネルでは必至で30年経つとかなり落ちると言われていますが、京セラの太陽光パネルは30年で13%の低下におさめたという実績を出しています[5]京セラ以外のメーカーは太陽光発電への参入が遅かったので30年の経過をみた実績がありません。
京セラホームページより
京セラは、1984年に「佐倉ソーラーエネルギーセンター」(千葉県・佐倉市)を設立。同センターに設置された多結晶シリコン型のソーラー発電システムは現在も稼働し続けており、当時からの高い技術と長期信頼性を実証しています。
京セラの保証は充実している?
京セラにはトリプル保証というものがあります。①機器保障②自然災害保証③出力保障です。それぞれ15年間・ 15年間・30年間と充分な期間の保証が組まれています。
③出力保障については前項の高い技術力の実証に裏打ちされた自信の表れですね。
そして特記すべきは②の自然災害保証です。飛来物による被害に対する保証を無償でつけているのは京セラだけです。
他のメーカーの太陽光パネルを、ほかの業者に頼んで設置することはできる?それで安くなる?
引き渡し後に施主が太陽光設置業者を雇って希望のパネルを設置することができます。
が、建物に穴をあける際にへーベルハウスのロングライフプログラムのシート防水10年保障が無効になるとのことです。
施工費を安くするという1点のみに注目すれば、築10年目に他社で施工するのが最も安く済む方法です。
ですが前述したようにコストは13.9年でペイ、純利益は16.1年で221万円発生します。
10年待つからには、こうした利益の享受が遅くなることも考えた方が良いでしょう。
30年後にあるへーベルハウスの総メンテナンス、太陽光パネルは撤去しなければいけない?
実はメンテナンスにともなう太陽光パネルの撤去については誰も経験していません。
というのも家屋用のパネル設置は2009年から始まったので、まだ10年分の経験しかないんですよね。
2009年に太陽光パネルを設置した一般家屋が初めてメンテナンスを受けるのは30年後の2040年代です。太陽光パネルをどのように撤去するのか、本当に撤去しなければいけないのかはまだ先の話なんですよね。
その結果を待って、2040年まで太陽光パネル設置を見送りますか?
References
↑1 | ![]() |
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↑2 | 経済産業省調べのデータでは、10kW未満の太陽光発電の平均的な年間発電量は1191kWhとされています |
↑3 | ある理由で割引いただきました。通常は200万円ほどかかると思います。 |
↑4 | 家庭用太陽光発電の売買は2009年から開始され、長期データがでそろっておらず、最新の太陽光パネルはもっと長い寿命を持つ可能性が高いので何とも言えません。 |
↑5 | 京セラ以外のメーカーは太陽光発電への参入が遅かったので30年の経過をみた実績がありません |
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