芝生のある家に憧れますよね?ですが、芝生の手入れは思った以上に大変です。
メリットだけでなく、デメリットや作業量を知っておくと後悔せずに済みます。
この記事で芝生の感想をシェアしますので、芝生を張るかどうかの判断材料として活用してください。

芝生のある家って憧れるんだよね。
ウッドデッキ+芝生なんて最高だよねー!

芝生は管理も大変て話をよく聞くけど大丈夫かな?

芝刈りなら電動でやれば簡単でしょ♪
なんかアメリカンな生活って感じがして良いよねー★

(もう言い出したら聞かない…)
まぁ確かに芝生があると見た目にも涼しくなるかな?
1か月点検時
芝生の生着について説明を受けました・・・

芝が生着するまでに毎日水やりが必要なんて知らなかったよ・・・植えてからもう2か月放置しちゃったね・・・

今年は春雨なんて全然降らなかったからね・・・
無事に生着するかしら?
いかがでしたでしょうか?
これらは実話です。
悲しいことに、芝生は半分ほどダメになってしまったようです。
我が家は盆地なので雨が少なく気温も上がりやすいのがまずかったようです。
これは言い訳ですが、 結構広い面積を芝生にしてしまいましたので水まきに1回あたり15-20分という時間がかかるのも原因かと思っています。
共働き夫婦としては、平日の朝に15分の時間を割くのは厳しいですね…
【 我が家の理想】第4条のメンテナンスフリーに反する外構だったのに採用してしまったのが後悔の原因です。
みなさんも最初に立てた理想は可能な限り優先してくださいね。
今回は芝生のメリット・デメリット・注意点について考察したいと思います。。
☑外構に芝生を取り入れたい方
☑外構を何にするか迷っている方
☑芝生初心者のご家庭
お品書き
芝生を張るメリット

芝生を張るメリットは以下の5つです。
- 緑の癒し
- 洗練された外観
- 涼しさ
- 汚れにくさ
- コスト
芝生の最大のメリットは色彩による癒し効果ではないかと思います。
我が家では半分枯れてしまいましたが、LDKからフォールディングウインドウ越しに見える芝生の緑はなかなかオツなものだと感じています。
また、芝生の上に寝転んだり走り回ったり、子どもたちにとっても遊び場として重宝するかと思います。
〇芝生の上でプール遊びした話はこちら

外から見ても素敵な芝生のある家は感じが良いですよね。(我が家は半分枯れていますが・・・)
芝生に水やりしていると家を建てたんだなぁという実感をしみじみ味わう事もできますよ。
芝生の対抗馬としては砂利・コンクリートがあります。
メンテナンス面は芝生よりだいぶ楽です。
ですが夏場にはそれなりの照り返しがあるので庭先から窓際の気温を上昇させてしまいます。
猛暑日の続くような地域では芝生は涼しさに一役買ってくれそうですね。
雨水による汚れは家をきれいに保つのに気をつけなければいけませんね。
土・砂では水はけが悪いと“ぬかるみ ” をつくることもありますね。
また乾燥すると土・砂ホコリが発生してウッドデッキを汚すこともあります。
芝生は人工芝よりも1/10のコストで購入できます。
さらにコンクリート舗装よりもはるかに安く施工可能です。
生き物ゆえ自浄作用があります。世話するためのランニングコストはかかりますが、人工芝より長い期間きれいであり続ける点はメリットと言えますね。
〇我が家の外構工事費用はこちらに公開しています

芝生のデメリット

芝生を張るデメリットは以下の4つです。
- 管理が大変
- 維持費がかかる
- それなりの知識が必要
- 冬枯れする
芝は生き物ですので手をかけ見守る必要があります。
芝を張ったら朝晩水をあげる、芝が伸びてきたら刈る、雑草を処分するetc…
簡単ではなかったなと心から反省しています。
〇とくに世話の必要な6-8月に芝生についてはこちら



ザックリですが以下のような出費があります。
ホースセット | ¥4000~ |
芝刈り機 | ¥15000~ |
芝刈りバリカン | ¥4000~ |
根切り刃 | ¥2000~ |
エアレーション | ¥2000~ |
レーキ(熊手) | ¥2000~ |
サッチングマシーン | ¥10000~ |
サッチ分解剤 | 数千円/年 |
肥料・除草剤 | 数千円/年 |
コストという意味ではお金以外にも芝刈り・水やりほかメンテナンスに時間が必要なので、それもしっかり考えた方が良いと思います。
芝生は一度生着すれば、年に数回の芝刈りだけで済む。
そう思っていた時期が僕にもありました。(絶賛初心者中ですがw)
なんと芝生は放っておくと元気がなくなるとのこと!
芝生経験者にとっては当たり前のことかもしれませんが、予想以上に必要な知識が多いことに改めて気づきました。
幸いにも芝生に関するブログはいくつかあるので、初心者でも1歩ずつ成長できそうです。
これは高麗芝という日本で一般的な芝の生態として不可避だそうです。
落葉と同じで必ず冬場には茶色く枯れてしまうのだそうです。
この時期は緑がなくなって庭の景色も物悲しくなりますね。
これも趣・味わいと感じるならば芝生を張ることに後悔はないと思います。
芝生を植えて後悔しないためには?
芝生を植えたことは後悔していません。
なぜなら、上記のようにメリット・デメリットを比較した場合に僕の価値観ではメリットの方が大きいからです。
ですが、深く考えずに芝生を張った事は少しだけ反省しています。
以下に芝生の庭・外構で後悔しないための3つの対策をご紹介してこの記事を終わります。
- 予め芝生の知識を得ておく
- 管理不十分では芝が枯れる事を把握する
- 芝生の面積は管理可能な範囲とする
芝生が生着するまでの毎日水やりが必要ということを知りませんでした。
当たり前の事を知らないのが初心者です。
初心者だから悪いというわけではありません。
初心者であれば、初心者らしく謙虚に知識を得ておくべきでした。
これが一つ目の対策です。
幸いなことに当ブログでは芝生の失敗例が豊富です。

反面教師としてお役立てくださいまし。
これも完全に我々のミスなのですが・・・
前述の水やりの知識がなかったため、芝張りから引っ越し日までの約1か月間水やりを行いませんでした。
もう少し水をあげていれば半分ダメになることは無かったのかなと考えると後悔が残ります。
芝生は最低限の世話でも育つ丈夫な植物ですが、限界はあります。
というか、適切な時期に適切な作業をしないと、やっぱり枯れちゃうんですよね。
この面倒な感じも慣れればそれなりに楽しいのですが、時間の無いご家庭では十分検討してから芝生を張る事をお勧めいたします。
外構にはそれほど時間をかけなかったため、カーポート以外は全部庭としました。
そして、ウッドデッキ以外の部分はすべて芝生と安易に決定しました。
実際に住んでみると、共働きで管理可能な庭の面積を越えていたのかなと感じます。
この失敗は庭木でも観葉植物でも同じですね。
世話する時間がとりにくいご家庭での植樹は少なめにしておくと良いですよ。
後からだって全然足せますので。
やはり外構も、住んでみた後のことをしっかりシミュレーションして決めるべきですね。
読者の皆様はご注意ください。
『【外構】芝生で後悔?手入れの大変さに泣く前に読むべし【失敗】』のまとめ
我が家の外構の後悔・・・
それは管理不可能な芝生の設置でした。
本記事では、皆さんの後悔しない外構づくりのために、 天然芝のメリット・デメリット・公開ポイントについて考察しました。
↓↓にこれまでシェアした芝生関連の記事をご紹介します。
〇アウトドアリビング|外構で芝生を選ぶ醍醐味

〇芝生を維持する準備|3月は芝のお手入れ初め

〇芝刈り機の選び方|6月は芝刈りシーズンの始まり

〇芝生が枯れて張り替えた|7月は水やりを欠かさない

〇猛暑日注意|8月はとにかく毎週芝刈り

〇芝生を綺麗にするコツ|サッチングについて解説

〇芝生の役立つ情報

芝生通信

お読みいただきありがとうございました。
芝生の後悔ポイントはなかなか参考になると思います。

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