当ブログを訪問してくださった方の中には、今日はじめての間取り打ち合わせを終えられた方もいるかと思います。
担当設計士さんから受け取った間取りはどうですか?
あなたの希望に沿った間取りになっていますでしょうか?

うちは1年半くらいかけて間取りの打ち合わせをすすめたよ。

控えめに言っても、紆余曲折しかなかったねw

こんなダメダメなご主人達でも家づくりを成功させました。
大したノウハウでは無いかもしれませんが、きっと1ミリくらいは打ち合わせを効率化させるお役に立てるかと思います。

せめてミリじゃなくてセンチにしてーーー!
今回の記事は我が家の注文住宅における初めての間取り打ち合わせを振り返り、実際に家を建てた今の状態でならどこを重点的に見るかについての考察を振り返りたいと思います。
☑注文住宅で家を初めて建てる人
☑注文住宅で打ち合わせ中の人
☑打ち合わせの回数が多くて疲れてしまった人
お品書き
注文住宅、初めての打ち合わせ後にすべき3つのこと
読者の皆さんはもう、初めての打ち合わせが終わりましたか?
それともこれから注文住宅を建てるにあたって当ブログを訪問してくださったのでしょうか?
いずれにしても、これから打ち合わせの回数を重ねるたびに様々な難題が目の前に立ちふさがり、疲労感も増してくるかと思います。
いきなり脅かしてしまって申し訳ありません。
ですが、打ち合わせで紆余曲折・苦労した共働き夫婦の老婆心と思ってください。
初回の間取り打ち合わせで見るべきポイントは以下の3個です。
- 希望の反映具合をチェックする
- 失敗しやすい間取り要素をチェックする
- 改善したい場所をチェックする
初めてだと何が大事なのかもわからないということもあります。
何度か間取りの打ち合わせを進められた方にとっても、もう一度基本を見直せるような内容にして考察していこうと思います。
我が家の場合は、へーベルハウスに決めてから、最初にアンケートのような形で理想的な家のイメージを聴取していただきました。
おそらくへーベルハウスではそのような調査が共通して行われていると思います。
間取りに満足するかどうかは、希望を反映してくれたかどうか以外に、希望を上手く伝えられていたかという点が大きいように思えます。
へーベルに限らず家づくりブログで散見される“後悔した間取り”などの記事は、自身が求めている暮らしを本当に突き詰めているのかと疑問に思うこともすくなくありません。
初回の打ち合わせでもらった間取りが、希望通りの満足のいくものであったかどうかじっくり確かめるとともに、理想の家についてのイメージを伝えきれているかも確認しておきたいものです。
もし、曖昧なようであれば、どんな暮らしをしたいのか10項目くらいを箇条書きにしてみてください。
ちなみに我が家の理想の家10か条です。
- 災害に強い
- 生活動線が整っている
- 収納が充分ある
- メンテナンスしやすい
- 見渡せるLDK
- 過ごしやすい(気温・湿度)
- 心地よい風と光(開放的な空間)
- バルコニー(プライバシー空間)がある
- テラスがある
- モダンな外観
理想の間取りをつくるには、こちらの記事で予備知識を導入してみてください
〇家づくりは情報収集が命|嘘情報に騙されない方法

住宅展示場やInstagramなどを見てみると、様々な家づくり情報が発信されています。
このような資格情報から、読者の皆さんの理想の家のイメージを思い描いてみてください。
失敗しやすい間取りの要素というのはある程度決まっています。
ネットには家づくりの失敗ランキングというものもあります。
『間取り 失敗』でgoogle検索すれば山ほど出てきます。
これらの失敗例はすべて設計士と施主の考え方のギャップから生じると言っても過言ではありません。
例えば・・・
収納に関しては、男女によって考え方にかなり差があります。
夫婦間でも意見が食い違うポイントなので、くれぐれもケンカしないようにしてください。
服・靴など持ち物がもともと多いため、収納に関しては女性の方が敏感なセンサーを持っています。
男性が『収納多いなぁ』と思っても、女性は『まだ足りない』と考えている可能性は高いです。

男性は素直に受け入れた方が良いですよ!

(さては経験論ですね・・・)
他には、部屋の広さなども実際に住んでみると手狭だったなんてことが多いですね。
図面通りに物事はうまくいかないので、メジャー片手に展示場・モデルハウスを回ってみてください。
へーベルハウスでは引渡し前の完成見学会をはじめ見学バスツアーが豊富です。
〇ヘーベルハウスバス見学会の流れ

より現実的な間取りが見られるので担当設計士さんには是非案内してもらえるように話をしておきましょう。
逆に・・・
最初の間取りでは考えなくて良い失敗例もたくさんあります。
配線や照明などの後付けの物ですね。
これらについては回を進めて必要な時に話し合えば良いのですが、壁を削りすぎると設置場所に困る事もあるかもしれません。
大きな窓、連続したLDK、吹き抜けのような間取りは展示場のようなオシャレさがあります。
が、何もない壁が少なくなると、配線・スイッチの設置場所が足りなくなるという事もあり得ます。
開放的な間取りにされたい方は要注意です。
次回までに改善したい場所のチェックと代替したい理想の形を電話でお願いしておきましょう。
工事期日がある以上、打ち合わせの回数は有限です。
何となく気になるポイントは必ずあとで後悔するポイントになります。
住んでいないのになぜわかるのか?
と思われるかもしれませんが、住む前からいやな気がしたら間違いなく生理的に受け付けない間取りなんですよね。
『せっかく作ってくれた間取りに難癖をつけるようで気が引ける』と感じる方もいるかもしれません。
そんな方は『難癖ではなく理想へのすり合わせなのだ』と考えてみてください。
素晴らしい理想の間取りができるかは設計士さんだけではなく、施工主側も伝える努力をしなければ達成できないゴールです。
次の間取り打ち合わせまでにすべき3つのこと
初回の間取りはお宝です。
大事にファイリングしておきましょう。
いろいろいじくり回したあとに見返してみると、最初の案が良かったなんて事もあります。
ペーパー試験と同じですね。
悩んだ選択肢の正解はだいたい最初に書いたものである場合が多い、という法則です。
とは言え、悩むのは大事な工程です。
間取り図とにらめっこしながら、次の話し合いまでにやるべき3つの事をやっておきましょう。
- 理想10か条に修正があれば電話報告
- 間取り情報をインプット
- 間取り情報をアウトプット

打ち合わせ当日は答え合わせ!
準備の時間が本当の課題だよ!!
ご自身なりの“理想の家10か条” を作成してください。
もし先に提出していた家づくりのアンケートと内容が異なった場合は、その旨を連絡しておきましょう。
間取りの優先順位が変わったという事ですから。
設計士さんは、あなたが家の事を考えていないときも、あなたの家の事を考えてくれています。
せっかく作ってくれている間取りver.2.0が無駄にならないように、当日もしくは翌日のうちに理想の変化があれば伝えておきましょう。
間取り情報をインプットするのは注文住宅では必須の行程ですね。
これまで賃貸に住んでいた方にとっては、どんな間取りが有用なのかなんて全然経験が無いことですよね?
そもそも何も情報が無い状態です。
以下の3つの方法を駆使して、とにかく様々な間取り情報をゲットしましょう。
- 展示場巡り
- 実例集を取り寄せる
- 間取り作成サービスを利用する
間取りを見るための展示場巡りはこのタイミングでも遅くありません。
違う展示場のへーベルハウスでも良いですし、競合他社を冷やかしてもかまいませんよ。
すでに住宅メーカーと契約中と言っても何も差し支えはありませんし、煩わしいDMは新居に移れば届かなくなります。
まずはいろいろな間取りの中に入りこんで実際の住み心地をシミュレーションしてみましょう。
そして、良いなと思った間取りは写真に収めて情報としてインプットしておきましょう。
〇住宅展示場を効率的に回る方法

〇モデルハウスがカッコよく見える裏の理由を暴露!


コレを知らないと予算オーバーしちゃうかも?
展示場巡りのデメリットは現実的では無い点ですね。
大手ハウスメーカーで施工事例が多い会社であれば、実例集カタログというものを用意していることが多いです。
間取りのアイデアは無限大!
本命の注文住宅以外にも、様々な会社の実例をとりよせて読み込んでおくと間取りに強い頭にかわっていきますよ。
一方で実例集はだいぶ現実的です。
(中には破格の実例もありますが…)基本的に参考になる等身大の間取りが多く掲載されています。
狭小住宅に特化した実例集であれば、限られたスペースを有効利用できるような素晴らしいプランが吸収できるかもしれません。
また、施主目線で建てられた家ですので、生活動線や設備の場所などが生活に根差したものである点も重要です。
この辺はモデルハウスだけでは補えない知識になってくるので、ぜひ公式サイトからカタログ請求してみましょう。
ただし、公式サイトへのカタログ請求は数量が限られています。
ヘーベルハウスでは一度の請求では3冊しかゲットできません。
請求するカタログは厳選する必要があるので注意してください。
〇ヘーベルハウスで絶対取り寄せるべきカタログ

間取りで後悔しないためには、たくさんの間取りを見て、間取りを評価する目を養うことが大事です。
そのためにも実例集カタログはたくさん入手したいものです。
とはいえ、公式サイトでのカタログ請求には限界があると書きました。
それ以外にカタログをもらうには、展示場や営業所に行くしかありません。
平日は仕事で忙しいという方も多いですよね?
貴重な休みの日は打ち合わせに使うため、なかなかカタログを手に入れるハードルは高かったりします。
そんな方にオススメなのが一括間取り作成サービスです。
このサイトでは家づくりをされる方の要望・情報に応じて、間取り図や見積もりそしてカタログ請求も一括でできる優れものです。
時間の無い、うちのような共働き家庭の注文住宅づくりには必須のサービスです。
〇一括間取り作成サービスの便利な使い方

インプットした間取り情報をそのままにしておくと何を感じたのか?何を変えたいのかを忘れてしまいます。
なので考えた結果を何らかの形で残しておくアウトプットをお勧めします。
自分の考えや感情の動きをまとめておくには、日記形式で情報を記録しておくとことが一番手っ取り早くて効率的です。
twitterやinstagramでは思わぬところで貴重な意見がもらえるかもしれません。
間取り作成はフリーソフトも充実しています。DL形式がいやであれば、フリーサイトで作成することも可能です。
我が家では住宅間取り設計というフリーサイトで間取りを描いたりしました。

上の写真は実際に建てた我が家の間取りを簡易的に作成したものです(所要時間10分)。
畳数・建坪・延床などは自動計算してくれます。30分くらい遊びながらいじっているうちに使いこなせるようになる簡単設計なのでおススメですよ。
『注文住宅の打ち合わせで注意すべき事|神間取りまでの道のり』のまとめ
間取り打ち合わせは2部構成です。
1つは間取り図の見直し、1つは間取り図のブラッシュアップです。
初めてでなれない事が多いかもしれませんが少しずつ知識を増やして、見直しとブラッシュアップをくりかえしていけば神間取り図を得る事ができると思います。
〇良い間取りを作るための手順









〇今、家を建てている人の声が聴きたい

家を建てる
〇集まってます、間取りアイデア

新築・リフォームの間取りアイデア
もう一度目次をみる?

お読みいただきありがとうございました。


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