今年の確定申告で住宅ローン控除を受ける皆様へ向けた記事です。確定申告、住宅ローン控除について今年度確定申告をする僕が調べた知識をシェアします。初心者目線で用語を噛み砕きました、参考にどうぞ。

うへー、今年は住宅ローンの控除申請もあるし確定気が重いな

ワタシは、収入も一か所だし、ふるさと納税もワンストップ制度だから、年末調整だけしてもらうよー♪

普段使わないアタマをつかったご主人渾身の記事をぜひお役立てください。なんでしたら確定申告のその日までブックマークして温めていてください。
☑新居を建てて初めての確定申告を迎えるご家庭
☑これまで確定申告をしたことがないご家庭
☑年末調整?確定申告?なにそれおいしいの?という方
☑控除・・・ヨクワカンネって人(僕です)
ふるさと納税をキッカケに、個人で確定申告をされているご家庭は以前より増えていると思います。
僕は転勤・単身赴任が長くて2か所以上から収入があったので、確定申告は10年目なんですよ、ある意味ベテラン??
なんですが、、、『控除』という単語を聞くと、なーんか苦手意識が出ちゃうんですよねw
確定申告の書類作成も、始めるのはバレンタインデーなんですが、提出は直前ギリギリのホワイトデーなんです。
そんなわけで、確定申告・住宅ローン控除の申請方法について皆さんと一緒に勉強してみようと思う次第です。
お品書き
確定申告の基礎知識

まずは、確定申告の基礎知識から解説しますよ。
そんなん知ってるわって人は住宅ローン控除の項まで飛んでください。
確定申告の書類提出期間は、令和元年の場合2月18日~3月15日です。
平成30年1月1日から令和元年12月31日までの全ての所得を計算して申告します。
全ての所得ってのが面倒なんですよね、もうマイナンバーカード一枚で決済してくれれば楽なんですが・・・
ペナルティとして過少申告加算税や延滞税が課されます。
〇過少申告加算税
ざっくり解説すると、新たに納める額の10%を追加で払うことになります。
〇延滞税
課税額に変数と延滞した日数をかけた額です。
仮に課税額が50万円であれば、1か月の遅れで1100円の延滞税がかかります。
シミュレーションはこちら(国税庁)
〇脱税と申告漏れの違い
ちなみに脱税と申告漏れの違いは意図的かどうかです。つまり計算ミスで納める税金が少なくても犯罪に問われることはありません。
前述の加算税と延滞税を払うことになりますが・・・
たかが数千円かもしれませんが、僕が以前やらかした時は精神的なショックがデカかったです。正確な納税計算を心がけましょう。
居住区を管轄する「税務署」で直接する手続き方法、郵送やインターネットでの手続き方法があります。
〇管轄税務署の検索⇒国税庁の「税務署検索ページ 」
〇インターネットでの書類作成⇒国税庁の「確定申告書等作成コーナー」
全てアナログで行うなら、税務署で確定申告書を入手・記載・持参する。
全てデジタルで行うなら、上記サイトで確定申告書を作成・申請です。
間をとって確定申告書を印刷して郵送するという手段も可能です。
確定申告に必要な書類をお示しします。
住宅ローン控除の申請に必要な書類は次項で説明します。
書類一覧 | 入手方法 |
確定申告書 | ・税務署で入手 ・国税庁公式サイトで入手 |
本人確認書類(aまたはb)の写し a マイナンバーカード b マイナンバー通知カードまたは マイナンバーが記載されている住民票 + 運転免許証やパスポートなどの本人確認書類 | ・市町村の役場で入手 |
源泉徴収票 | ・勤務先から送付される |
控除に必要な書類 (生命保険・地震保険・寄付金など) | ・保険会社や寄付先から送付される ・申請書は税務署もしくは国税庁公式サイトから |
住宅ローン控除の基礎知識
「住宅ローン控除」とは、マイホームを一定の条件のローンを組んで購入したり、省エネやバリアフリーなど特定の改修工事をしたりすると、年末のローンの残高に応じて「税金が還ってくる」制度のことです。
住宅金融支援機構公式サイトより引用
この制度の適用を受けるには、所得が3,000万円以下であることや返済期間が10年以上の住宅ローンであることなど、いろいろと要件がありますが、要件に当てはまる方については、ざっくり言うと、10年間、ローン残高の1%に当たる税金が還ってきます(平成30年に家を買った場合)。
住宅ローン減税制度の詳しい内容につきましては、国税庁ホームページ をご参照いただくか、税務署にお問い合わせ願います。

住宅ローン控除の要件についてもう少し詳しく説明すると
- 入居した年の翌年の確定申告時に申請
- 給与所得者の場合、2年目からは年末調整の際に適用可能
- 各要件の確認のための添付書類が必要
次項で必要書類一覧と入手方法、その書類で確認する要件についてお示しします。
ちなみに控除は
聞きなれない言葉のオンパレードで書いている僕も混乱気味です。
イミフwwwと思った単語には注釈をつけていますので参考にしてください。
必要書類一覧 | 入手方法 | 確認要件 |
住宅借入金等特別控除額の計算明細書[1]簡単に言うと住宅ローン控除の申請書です。 | ・税務署 ・国税庁公式サイト [2]確定申告を進めていくと計算明細書を印刷する項目が出てきます。 | |
住民票の写し | ・市町村で入手 | 引き渡しから6か月以内の入居 |
建物・土地の登記事項証明書(登記謄本とも) | ・法務局公式サイト [3]数千円で行政書士に代行してもらうこともできます。 | 家屋の新築又は取得年月日 |
建物・土地の不動産売買契約書、あるいは建築請負契約書の写し | ・引き渡し時に建築会社(行政書士)より渡される[4]必ずもらっているはずです、探してください。以前持ちだしたとすれば固定資産税の役所の現場調査の時でしょう。 | 家屋の取得対価の額 家屋の床面積が50平方メートル以上であること |
住宅取得資金に係る借入金の年末残高証明書 | ・ローン会社より送付される[5]へーベルハウスなら旭化成ホームズファイナンシャル株式会社 | ローン残高 ローン期間 |
1年目は確定申告にて住宅ローン控除の申請を行います。
2年目以降は確定申告による申請は不要だそうです。2年目の年末調整に先だって、税務署から「年末調整のための住宅借入金等控除証明書」が、ローン会社からは「住宅取得資金に係る借入金の残高証明書」が送られてきます。
そこで会社で年末調整を行えば自動的に控除が行われるとのこと、便利ですね。あとは源泉徴収をもらったあとで年末調整では申請できない控除を受けるだけです。
ちなみに「年末調整のための住宅借入金等控除証明書」は、2年目に今後必要となる9年分がまとめて送付されるとのこと。万が一紛失してしまうと、翌年以降の控除申請ができなくなってしまう・・・というのは冗談です。
再発行のための申請手続きはこちら⇒国税庁公式サイト『年末調整のための(特定増改築等)住宅借入金等特別控除関係書類の交付申請手続 』
確定申告で初めての住宅ローン控除のまとめ
〇税金など支出に関連する記事はこちら


※新築購入時に受けられる減税・控除などについては今後まとめてみようと思います。
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お読みいただきありがとうございました。
ローン控除の申請は面倒ですが頑張りましょう!

ヨムオくん、頑張って!

他力本願の極み!!

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References
【WEB内覧会系】
【家づくりのポイント】
【ハウスメーカー実例系】