
今日はこんな本を買ってきたよ!
参考になるから読んでみてみて。

(1週間に1冊ペースで買ってくる・・・)
今回のは“間取り”の本なんだね。
家づくりが初めてというご家庭では、何から始めて良いかわからない、専門用語がわからない、ローンの仕組みが分からない、ハウスメーカー選びが分からない、良い間取りが分からない、工事日程の目途が分からない・・・
とにかくわからない事だらけですよね。
個人ブログ、工務店のブログ、建築士のブログ、間取り診断サイト、様々な書籍など情報源が無数にあり情報が簡単に入手できるようになった時代だからこそ、取捨選択が大事になってきます。
今回の記事では、そういった情報の取捨選択の要となる『家づくりの教科書』について考察していきます。
ハウスメーカーでの家づくりは大きく6つの段階があります。
〇家づくりの流れについてはこちらを参考にしてください。

家づくりの6つの段階とは
- ハウスメーカー選び
- 土地選び
- 間取り作成
- 予算設定・ローン契約
- 設備・内装の決定
- 外構の決定
この6つの段階で必要となる知識や情報元は異なります。
今回の記事では各段階に応じたオススメ書籍を紹介していきます。
まぁハッキリ言ってしまうと、1冊たかだか1000~2000円です。これをケチって失敗だらけの家づくりをして数千万円をドブに捨てるくらいなら全部買って読み込んでくださいね。
☑家づくりを始めるにあたり知識をインプットしたい人
☑どんな情報源を調べれば良いのかわからない人
☑情報収集を大事に家づくりを進めたい人
お品書き
ハウスメーカー選びに必要な情報元とその見方
まずはハウスメーカー選びに必要な知識と情報元について考察していきましょう。
ハウスメーカー選びに際しては書籍・個人ブログを読まれることをお勧めします。
書籍では客観性の高い情報を、個人ブログでは出版物には出にくいきわどい情報を収集できます。
個人ブログについては、各メーカーごとにオススメのサイトが異なりますので後日別記事にしたいと思います。
工務店のブログやリフォーム業者のブログは信憑性が低いこと、古い情報が多いこと、工務店有利な視点で公平性に欠ける点が多いのでオススメしません。
書籍としてはこちらがオススメです。
かえる建築相談所という間取り相談サイトを運営、書籍も多く出版されている船渡氏のKindle本です。
全国のハウスメーカー・工務店に関する考察が記されており、ハウスメーカーごとの特徴、幅広い知識を収取するのに役立ちます。
Kindle unlimitedこちらは友人から読ませてもらいました。
「間違いだらけのハウスメーカー選び」で反響を呼んだ市村氏の最新書籍です。
へーベルハウス、積水、住友林業、ミサワ、三井、ダイワ、一条工務店といったハウスメーカーの代表格について考察されています。
実際に建てた立場からすると、盛り過ぎな感じもあります(いわゆる脚色はありそう)が、運が悪ければ・相性が悪ければ然もありなんといった話が散見されます。
掲載されている大手11社で検討比較されるなら必読の本ですね。
土地選びに必要な情報元とその見方
土地選びはすべて一人でやろうとすると最難関だと思っています。
不動産は情報が全てです。
自分だけで不動産屋さんをまわり気に入った土地を探すには、今出版されているあらゆる土地の本を読んで勉強しなければいけないと思います。
そして、そもそも出版物があまり無いんですよね。
さらに信頼できる不動産屋さんとのつながりも必要となってきます。
でないと、しょうもない土地を買わされて、土地改良費がバカにならないだとか、北側斜線で家の制限を受けただとか、ハザードマップ危険地域に家を建てることになります。
なので、信頼できるハウスメーカー・工務店から紹介された信頼できる不動産屋さんと一緒に探すのが無難です。
以下に示す本を読んでおけば、とりあえずは下線を引いたようなクソ物件をつかまされなくて済むと思います。
まずはコレを読むべし!といった入門書。
ネットでも収集できる情報が多いですが、まとめ一気読みできるので買っておいて損はないでしょう。
不動産投資家を目指す人の間で話題の本です。
不動産で失敗しない、というか不動産屋さんとして食っていける程度の専門知識を養えるレベルの実用書です。
間接的にではありますが、家づくりのための土地選びに生きてくる知識を得られると思います。
間取り作成に必要な情報元とその見方
カミサンがポストイットを貼りまくっていた本です。
素人では是非を判断しにくい立体感のある間取り、例えば、「吹き抜け」「ダウンフロア」「スキップフロア」「間仕切りのないLDK」「天井高」などについて分かり易く解説しています。
家づくり前に読んだときはボリューミーに感じましたが、今読み返すとエッセンスのみでシンプルです。1つの項目を1ページにまとめているので、読みやすい一方で物足りないと感じるかもしれません。
玄関、ドア、リビング、キッチンといった住宅の臓器とでもいいましょうか、それらの機能と形状についての基本をわかりやすく解説している、まさに解剖図鑑といって良い本です。
「生物の身体がなぜ今の形に進化してきたのか 」 、それと同じ視点で「家の形がなぜ今のカタチに進化したのか 」を知る事で常識外れの間取りを作って大失敗するというリスクを避けることが出来ると思います。
イラストが豊富で読みやすく、家づくりを考えたらまず読むべきオススメの本です。
予算とローンに必要な情報元とその見方
固定金利・変動金利については経済がどう動くかで予想できても確実なものとは言えないので、新しい情報を常にアップデートしましょう。
金利に関しては営業さんのFA資格を持っていれば頼りになりますので名刺はとっておきましょう。
ローン契約に必要な知識はその時々で変わりますので、ここでは家づくりにかかる出費に関する情報元をご紹介します。
ローン・お金に関する本は小難しく書かれているものばかりという印象がありますが、この本は雑誌的な読みやすさが特徴です。
各ステージにおける『お金にかんするマインド』『コスト削減ポイント』『平均的な相場』などが細かく記載されており、予算にかんするイメージをつかむのにピッタリの本です。
Kindle unlimitedファイナンシャルプランナーが著者の住宅ローンについての解説本です。
実際に住宅ローンの相談に応じているだけあって、実地的な情報(予算を立てる際に知っておくべき知識・得する物件の選び方・審査や返済に関する話)をすべて、しかも疑問に答えるかたちで書かれてあるので分かり易いです。
設備・内装の決定に必要な情報元とその見方
設備とは、エアコンをはじめとした家電、トイレ・システムキッチン・洗面化粧台などの実用性のあるアイテムですね。
内装とは壁紙・タイル・巾木など家の細部の印象を決める要素になります。
これらの情報源としてはカタログブック・住宅展示場、ネットの実例集も役に立ちます。
むしろ現物に触れるのが最も正確な情報元となるのでサンプルを取り寄せたり、
ショールーム訪問も有用です。
今回は書籍紹介がメインですので3冊ほど、ジャンルごとに紹介します。
毎シーズンごとに更新されている書籍です。
実用設備についてはこれが参考になるでしょう。
素材の性質や違いを解説した本です。
一口にタイルといっても陶器系のテイストや自然石系のテイストなど奥が深いものです。
間取りを決めたらひと段落する間もなくインテリアや仕上げの打ち合わせに入ります。
間取打ち合わせ半ばには読んでおきたい本ですね。
住宅のデザインブックの中ではこれが好きです。
奇をてらいすぎず、かといって面白味のないわけでもない、さりげない気づかいや快適性を追求したデザインの中に参考にできる素敵な発見があると思います。
外構に必要な情報元とその見方
外構はハウスメーカーに依頼するのか、外注するのかによって対策が異なります。
我が家はハウスメーカー依頼ですので、出てきたプランは家の外観に合わせた素敵なものでした。
デザインセンスに自信があれば外構業者さんに要望を細かく発注できるので良いかもしれませんが、一般的には外構デザインブックを参考にひとつずつ打ち合わせしていくのだと思います。
そういった視点から情報元を考えると、予算に合ったデザインが豊富な本を買うのが良いのかなと思います。あとは地元の外構業者の口コミを集めるのも効率的ですね。
また、庭造りを本格的に進めるのであれば、外構というよりも「庭木」「ガーデン」で検索した方が良いですね。こちらも書籍よりネット情報が豊富なので、参考にされたいですね。
植栽に特化した庭造りのための本です。
映える庭木を写真にしているだけでなく種類や植え方も細かく解説されており、ご家庭での再現性が高いのがメリットです。
こういった庭木特化の本は今までにないと言われているので貴重ですね。
令和の家づくりにオススメの本は?必携の12冊のまとめ
家づくりを6つのシーンに分けて、その時期ごとに読んでおくべき12冊をご紹介しました。
値段にして2万円しません、この支出は良い家を建てるための投資です。
是非活用されてみてください。

今回の記事はいかがでしたでしょうか?参考になりましたら幸いです。

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