駐車場に照明があるのとないのでは、日々の運転で感じるストレスが段違いです。この記事では外壁照明でカーポートを照らすことの有用性と他の代替案のデメリットについて考察しています。

今回はカーポート関連の記事について書きたいと思います。

照明を外壁用センサーライトにして良かったでしょ、でしょ?

さすがです、奥様!
今回は奥様の提案された外壁照明というアイデアのメリットについてシェアしたいと思います。
☑カーポート設置をかんがえている方
☑照明をつけるか悩んでいる方
☑照明のつけ方とメリット・デメリットを知りたい方
☑照明をDIYしようと考えている方
お品書き
外壁照明が便利な理由

外壁照明を推す理由としては3つあります。
- 位置
- 配線
- 明るさ
- 防犯対策
外壁照明は、外壁から自由な位置で出すことができます。
照らしてほしい車の足元~ドアまでの範囲をしっかり照らせるように細かな調整ができます。
後述するガーデンライトでは照明の位置が低くなるため、ドアを周囲を照らすのは不十分です。
注文住宅で家を建てている方であれば外観を気にされない方はいないと思います。
きれいな外観を損なう要因となる原因は意外と多いのですが、そのひとつに電源供給と配線の問題があります。
へーベルハウスで言えば、メテオブルーや玄武といった濃い色の外壁吹付塗装を採用している方は要注意ですね。配線が丸見えなのはせっかくのスタイリッシュな外観を著しく損なってしまいそうです。
外壁照明であれば、配線は壁内に隠せるので目立たなくできますよ。
〇外観を損なう要因について詳しく知りたい方はこちら

外壁照明であれば大型のLEDを設置可能ですので、十分な明るさを確保できます。
参考までにうちの外壁照明の明るさです。
外壁照明は2基設置しています。
駐車場全体がしっかり照らされていますよね?
これだけ明るいと、バックモニターがしっかり機能するし、ミラーには柱が映るので誤って車体を擦る事故もありません。
カーポートの設置を考えておられるご家庭なら、車に対する愛着があるのではないでしょうか?ご家庭によっては盗難の被害に合いそうな高級車に乗っている方もいますよね?
そんなご家庭ではカーポートと一緒に防犯用としてセンサーライトを設置されることをオススメします。
センサーライトは空き巣対策にはならないという意見もあります。空き巣は合う意味プロなので何度も下見をするからですね。
ですが、イタズラに対する防犯としてセンサーライトは優秀だと思います。
ガーデンライトではダメなのか?
足もとを仄かに照らすなら、ホームセンターに売っているガーデンライトが便利です。
ソーラーパネルで日中充電しておいて、夜に発光するタイプですので電池の入れかえも不要なのが良いですね。
価格は外壁照明と比べて10分の1以下に抑えられるのも魅力です。
〇埋め込み式ガーデンライト
ソーラーパネルのおかげで、電源供給や配線の問題はクリアしていますが・・・
元々が植栽を優しく照らす商品のため明るさが貧弱です。
充分な明るさの信頼できる外壁照明は1基あたり10,000円以上します。[1]5,000円未満の安いLED外壁設置型の照明がありますが、中国産でおそらく偽装レビューされた商品ですので購入は注意しましょうね。
コスパを考える方は無いよりマシ程度と考えて設置を検討してみてください。
カーポート用センサーライトではダメなのか?
では、カーポートにセンサーライトがついているタイプやカーポート自体にセンサーライトを設置するという方法はどうでしょうか?
結論から言うと、以下のデメリットが気にならないならオススメできます。
- 積雪対応のライト付きカーポートは少ない
- 外構工事費用が高くなる
積雪対応100㎝でもライト付きのカーポートはあります。
ただしデザイン面(屋根のカタチ・色・脚の数など)で妥協する必要があって、しかもライト付きとなると種類が極めて少ないという問題があります。
一般的に深い積雪に対応しているタイプは、躯体重視で外観がスタイリッシュとはいえなくなりますので、『ライト付き 』を条件に入れて探すのは困難といえます。
なので、スタイリッシュなカーポートが欲しい施主さんは、積雪対応なしタイプにするか、積雪対応で外壁照明にするかの二択となります。
ライト付きのカーポートは当然ながら電源を供給する必要があります。ケーブルを地面に通す作業はさすがにDIYでは困難なのではないでしょうか?
そこは外構工事業者に依頼する必要があるかと思います。
また、外構工事でかっこ良い照明をカーポートに設置する方法はありますが、値段がネックになるかもしれないですね。
いずれにしても外観を重視するご家庭では外構費用が高くなりますよね…
後付・DIYはNG?

さて、外壁照明以外のメリット・デメリットはご理解いただけましたか?
それでは外壁照明の話に戻りたいと思います。
外壁照明はDIYで取り付けてはいけない?なぜハウスメーカーに依頼する必要があるのか?という疑問についての回答です。
答えは『リスクを理解していれば後付&DIYしても良い』です。
どういう事か?
『建物の外壁に穴をあける』という行為は、基本的に家の工事中以外にやると長期保証プランが外されるというリスクがある、という事です。
後付の外構工事で『業者が建物の外壁に穴をあける』場合も同様です。
なので、この記事を読んで、外壁照明を検討したいという施主さんは、プランの段階からハウスメーカー側に話を入れておいてください。
前述したように建物完成後に外壁に手を加えるのはNGです。
それを踏まえたうえで駐車場に照明をDIY・後付する方法は以下の通りです。
- 設計段階で外壁に電源・コンセントを準備しておく
- カーポートの天井などにライトを設置する(外構工事orDIY)
- センサーライトのケーブルを地中に埋める工事(外構工事)
もう一度目次をみる?

お読みいただきありがとうございました。
【カーポートに照明は有用!】という情報は多いですが、どのように照明を付けるのが便利かという情報は少ないですよね?

うちでもヨムオ君がなかなか折れてくれなかったよね?
『ガーデンライトで良いじゃん』 って言ってさー!

はい、すみません・・・
外壁照明はとても便利なので皆様にオススメです。

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References
↑1 | 5,000円未満の安いLED外壁設置型の照明がありますが、中国産でおそらく偽装レビューされた商品ですので購入は注意しましょうね。 |
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