木造と鉄骨という全く異なる建材を使用しながらも、コンセプトとゴールが似通っているへーベルハウスと住友林業。今回は住友林業のさまざまなリスペクトポイントを列挙しました。注文住宅選びの参考にどうぞ。

前回の比較記事ではセキスイハイムとの比較を行いました。
ハウスメーカーの比較は皆様の興味のあるところで好評をいただいております。
ありがとうございます。

今回はどのハウスメーカーと比較するの?

これまでは戸建ランキング順でしたね。
ですが2020年にトヨタホーム・ミサワホーム・パナソニックホームズの合併が控えている事から勢力図が大きく替わりますね。
旦那様の考えを予測するなら、そろそろ住友林業についての考察をはじめるおつもりではないでしょうか?

(るんばー、恐ろしい子)
はい、はじめまーす。
☑へーベルハウスにしようか迷っている人
☑住友林業にしようか迷っている人
☑とりあえず家づくりの情報が欲しい人
☑注文住宅のザックリ比較を知りたい人
〇これまでのハウスメーカー比較記事
VS一条工務店

VS積水ハウス

VSセキスイハイム

お品書き
へーベルハウスと住友林業との比較
まずは両社のざっくりコンセプトから見ていきます。
へーベルハウスと住友林業を比較した時に僕が感じた印象はどんなものだったか?
それは『お互い目指すところは一緒なのだな』という感想でした。
今回は木造・鉄骨コンクリートという全く異なる素材を使いながらも、行き着くゴールが奇しくも同じところにあったハウスメーカー2社について考察してみようと思います。
へーベルハウスと住友林業のざっくりコンセプト
へーベルハウスのコンセプトについては、前回の比較生記事で書いた通りなのでまるっと引用させていただきます。初めて読まれる方、もう一度確認したい方以外は読み飛ばして大丈夫ですよ。
へーベルハウスのキャッチフレーズに“考えよう、答えはある”というものがありました。
これは都市の狭小住宅でも住みやすい間取り・建築を自由に設計できるへーベルハウスの強靭な鉄骨の躯体を象徴しているコトバです。
つまり、へーベルハウスの本質は重量鉄骨による強靭な躯体構造で、そこから導き出される商品のコンセプトは以下の4点になります。
- 災害に強い家
- アウトドアリビング
- 自由な設計・間取り
- ロングライフ住宅
住友林業のキャッチコピーは“いい木と住むこと”です。
上で引用させていただいた画像では、床に寝転んでくつろいでる長澤まさみさんの表情からも木のぬくもりや香りが伝わってきますね。
とても良い写真だと思います。
こんな感じで長澤まさみさんに「木の家に住もうよ」とお願いされたらNo!といえる男はいないでしょう!

・・・

僕も長澤まさみさんにお願いされたら住友林業で家を建てると思います。
まぁ僕はカミサン一筋なので、来世でのカミサンと一緒になってへーベルハウスで家を建てますよ !!
住友林業は在来工法でありながらBF(ビッグフレーム)構法という、従来の柱の5倍もの厚みを持つ建材を使い、木造でありながら鉄骨rhamen構造のような強靭な躯体による間取りの自由度を提供するハウスメーカーです。
木造で2階、平屋が主力ですが、BF構法による3,4階建ても可能です。構造は木造BF構法のみですが、2世帯住宅・共働き・和の家などのライフスタイルに合わせたプランや防災・ZEH・全館空調など性能面からのアプローチを充実させたプランなど多岐にわたります。
それだけ木造BF構法が汎用性に優れた構法であり、住友林業の主力であり続ける理由ではないでしょうか?
こうした点から住友林業の本質は徹底した木材へのこだわりにあり、そこから導きだされるコンセプトは以下の4点です。
- 木造でも間取りの自由度が高い家
- 木造でも耐火・耐久・耐震に優れた家
- 木造だから季節とともにある家
- 木造だから家族がくつろげる暖かい家
どうでしょうか?
これってへーベルハウスのコンセプトと主語が違うだけで同じなんですよね。
- 鉄筋コンクリートだから間取りの自由度が高い家
- 鉄筋コンクリートだから耐火・耐久・耐震に優れた家
- 鉄筋コンクリートでも季節とともにある家
- 鉄筋コンクリートでも家族がくつろげる暖かい家
つまりへーベルハウスと住友林業の両社は、建材こそ違うが、その建材(=自社製品)に誇りをもって洗練させ、メリットをさらに伸ばし、デメリットを克服しようと努力してきた企業であると言えます。
注文住宅候補として両社を見た時に、素材の違いはあってもコンセプトとゴールが同じといえます。
へーベルハウスと住友林業は、上記のような間取りの自由度をもとめたり、季節感を感じる家をもとめる施主にとってはいずれも選択の候補となり得るとうことですね。
住友林業との比較(リスペクトポイント)
木を愛し、木に愛されしハウスメーカー、その名も
すーみーりーーん の い えーーーーーーーー!!
という事で公式サイトやブログなど勉強して読みまくりました。そしたら上のようなネタが思い浮かびました。つまり僕は悪くないんですよ?
さて、リスペクトポイントについて書いて行こうと思います。

まずは住友林業を代表するBF構法ですね。
ザックリ言うと、従来の柱より5倍ぶっとくしたから、これで耐震性も耐久性も極盛りできたよって事です。
この耐久性はもはや木造の域をとっくに越えていて、なんなら3階建てや4階建てだって建てられちゃうよというレベルにあります。
驚きですね。木造の3階建て,4階建てって昔のお城かよって思いませんか?
え?これリスペクトしてないだろって?いやいや、本当に感動しているから逆に言葉が出ないだけです。木造なのに大窓をいれられるほど間取りも自由で、通し柱もいらないなんて凄すぎでしょ??
木の家っていっても、木の良し悪しなんて素人にわかるの?そう思っていた時期が僕にもありました。
ですが上の写真のような和モダンで表情のある床材などは本当にかっこ良いですよね。
ここまでハッキリ表情が出るのであれば、全部同じ“木”でしょとはならず、インテリア打ち合わせが楽しめそうですよね。こういう所が気になった人が住友林業の家を建てるのかなー?と感じました。
こちらはタイルや吹付と木のコラボ。
いいですね、これなんて客室の少ないオシャレ高級旅館みたいじゃないですか?僕はこういうデザイン大好きなんで、住友林業の家との相性が良いみたいです。
住友林業との比較(気になる点)
公式サイトや写真を見ている限りは憧れだけが募っていくばかりです。
提案力に定評のあるさすがの住友林業ですね。
が、気になる点もいくばくか…
住友林業で家を建てている(建てた)方のブログを見ていると、多いんですよね。失言・暴言により契約破棄なんてトラブル事例が・・・
公式サイトでは建築士やインテリアコーディネーターがしっかり顔出しで出ているんですけどね、営業担当がイマイチだったりするのかな?
まぁどのハウスメーカーでも失言・暴言からの契約破棄などはあるようですが、住友林業については少々他よりも多いかなと感じました。
そこがひとつ気になる点ですかねぇ。あと契約急かされるってのも割と聞きます、友人知人などリアルな声も含めて。
こちらもネット情報で恐縮ですが、気になったので一応(木の家だけに、ね)。

旦那様、おやめください。
イエローカードです。
あと1回で強制退場ですよ?

すみません・・・
確かに躯体には木が使われていますが集成材とのこと。ドアの格子などは木目シートだそうです。そして床材は良い無垢材も選べるが、厚単板なども多いといいます。
つまり、、、お金を出さないとちゃんとThe木の家!とはならないみたいです。床材を選べる選択肢はとても豊富みたいですけどね。
へーベルハウス VS 住友林業のまとめ
もう一度目次をみる?
今回はへーベルハウスと住友林業の『素材が違っても目指すゴールが同じ』という点に注目して記事を書いてきました。
それではお読みいただきありがとうございました。関連する他の記事も読んでいただけるとうれしいです。
〇これまでの比較記事
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今回もお読みいただきありがとうございました。

ハウスメーカー選びは迷いますよね?
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