
今回のテーマはweb内覧会でキッチンまわりの紹介ですね。
ご主人の理想を100点満点とすると、キッチン回りの評価は何点になりますか?

うーん、そうだね・・・
土地や間取りの制限で残念ポイントはあるものの、間取り自体には100点満点をあげたいな。

理想の間取りは①アイランドキッチン②回遊型の配置だったからね。
それを上手くまとめられたと思うよ。
ただ、コストを考えると、やり過ぎた感はあるかも?
お品書き
へーベルハウスらしくこだわりポイントをweb内覧会|Part.3キッチン編
今回の記事は第3回Web内覧会です。今回内覧していただく場所は、こだわる方も多いと思われるキッチンまわりです。
我が家のこだわりポイントが参考になりますと幸いです。
☑キッチンをおしゃれにしたい人
☑動線を熟考した間取りを知りたい人
☑使い勝手>オシャレ>コストでキッチン間取りを検討している人
キッチンの残念ポイント
練りに練ったプランでも間取りでは解決できない残念ポイントがあります。
残念ポイントはあきらかな失敗とは違い、土地・場所・設備・構造の特性から妥協せざるを得ないところなので、あくまで我が家での事例として、ご参考までにといった感じに読み進めてください。

上図が1階の間取りです。
玄関が右上に、キッチンは左端にありますね
キッチンは玄関から一番遠い位置へ配置されています。これは水道の大元の位置、エコキュートの配管の関係で西側にせざるを得なかったからです。
では玄関を西よりにすれば良いかと思われるかもしれませんが、道路とカーポートの関係で、北東にせざるを得ませんでした。
本来であれば、重い食材をすぐ冷蔵庫にしまえる、家事の途中でもすぐに来客への対応ができるなど、玄関から最も近い場所にキッチンがある方が利便性が高くなります。
土地とインフラの制限がない方は、図のキッチンと和室を入れ替えてみると良いかもしれませんね。
換気扇の配管の位置によって、いくつかの設備の位置に制限が発生しています。

換気扇が固定されると、IHヒーターの位置も自然と決まりますよね。我が家では換気扇とIHヒーターの向かいに冷蔵庫が配置されています。
冷蔵庫から食材を出したら、一度洗うためにシンクに向かう動線が自然だと思います。冷蔵庫の向かいにシンクがあると楽なのですが・・・それが出来なかったのが残念でしたね。
冷蔵庫を南に寄せてくるという選択もありますが、リビング・ダイニングから丸見えになってしまいます。換気扇の奥に冷蔵庫がある場合は、ちょうど換気扇が目隠しになってくれるんですよね。

こればかりは、どちらを優先するか好みの問題だと思います。あなたのお宅だったらどうしますか??
☑土地・インフラにより玄関とキッチンが遠くなった。
☑換気扇の位置により冷蔵庫とシンクが遠くなった。
残念ポイントはあるものの、間取り自体が洗練されたもの(自画自賛)なので快適に過ごせています。
キッチンのこだわり
キッチンのこだわりポイントを間取り・設備・インテリアについてご紹介します。
- 回遊型
- アイランドキッチン
- パントリー
- 納戸収納

回遊型の間取りはキッチンまわりを有効利用するために設置しました。
我が家は共働きなので、忙しい時は家事を分担することもありますが、時間が許せば料理は二人で作りたいと思っています。
二人で料理するのが好きなので(=理想)、動線が乱れがちになりそうな場所は回遊型にしたい(=目的)という形で間取りを設計しました。
とくに食器を並べたり配膳する際にとても快適に作業できるので、こだわって良かったと感じています。

・南側タイルデッキより撮影
・キッチン前面は収納棚に

・ダイニングから和室まで見渡せる
僕たち夫婦は二人とも子どもの頃にリビングで勉強していました。
だからというわけでは無いのですが、みんな一緒の空間にいるという事に安心感を覚えているのかもしれません。
なので子どもたちがリビングで遊んだり勉強したりしているのを眺められるように、アイランドキッチンは絶対外せないと思っていました。
I型やL型と比べるとより大きな面積が必要ですが、それでも設置する価値はあると思います。
特に子供の頃に自分がリビング勉強していたという方にはお金をかける価値がある間取りかなと思います。

・ダイニング側から撮影
(収納商品をぼかすためピントずらし)
パントリーは扉側にはステンレスラック型の収納、内部は可動式の棚になっています。
ラックには使う頻度の低い調味料・パスタ・缶詰を収納しています。
棚の方にはホットプレートやかき氷機など季節の調理器具や菓子類を置いています。
無くてもそれなりに生活できますが、ある状態から使ってはいけないと考えるととても不便に感じるので、設置して良かったと思える収納間取りですね。
ちょっとした工夫点として、キッチンの水回りには必ず床下点検口が必要なのですが、その点検口をパントリー内に隠しています。へーベルハウスでは点検口内に収納を設置できるので、パントリー内だと一石二鳥ですね。

・点検口

ウォーターサーバーをパントリー内に設置する事もできます。我が家でもそういった考えは間取り作成時にありましたが、結局サーバーを置かないことにしたのでコンセントを配置していません。
ウォーターサーバーをパントリーに隠し置きたい人は、内部にコンセントを忘れないようにしてくださいね。

納戸は全体の大きさが145㎝✖290㎝です。
右手の壁に有孔ボードを横向きに設置して掃除用具(掃除機・クイックル)とゴミ袋(ペットボトル・アルミ缶・不燃ごみ)をかけています。何気なく設置したものですが、かなり有効だったと後から感じています。
有孔ボードは目線の高さです、165㎝の高さに奥行30㎝の固定棚を設置しています。用途は決まっていませんが、いまのところ僕のレゴがありますw
左手は奥行45㎝の幅90㎝の可動棚を2列おいています。日用雑貨がメインの収納ですね。
奥には腰高に奥行90㎝の固定棚、180㎝の高さに奥行60㎝の固定棚です。床に大物家電(ヒーター・扇風機など)をおいています。掘りごたつ用の畳や家電の箱などが雑多に置かれています。引っ越しでとりあえず持ち込んだものも多いので整理しないとですね・・・
納戸は以前の住居で取り出しにくくて使い勝手が悪かったので、しっかり立って作業できるスペースを確保しています。
※収納については改めてまとめて、web内覧会としてご紹介いたします。
- パナソニック システムキッチン Lクラス
- パナソニック製食洗機
- 高窓+電動ロールスクリーン
- 対面式フォールディングウインドウ
- 換気用縦滑り窓
キッチンの主役はキッチン台ですよね。
まずは何枚か我が家のキッチンの参考写真を貼っておきます。



パナソニックに決めた要因はトリプルワイドIH(下リンク参照)です。

やはり二人で料理をするなら3つ口のIHヒーターすべてを使いやすくする必要があったからです。
そんなわけでパナソニックを第1候補として、ショールームを見学しに行きました。
その際に『Lクラス』のかっこよさに痺れてしまい、へーベルハウスとしては特注品になりますが、設置を決めました。


・すき間、つなぎ目のないシンク
パナソニックのシステムキッチンはカスタマイズ性が高いので、キッチンの形状レイアウト[1]フロート・セミフロート・スタンダードなど、カップボードの色・形などを自分好みに変えられるのが素晴らしいところですね。
へーベルハウスの標準はラクシーナです。我が家がLクラスを特注した理由は有機ガラスのワークトップ、これです!
とにかく格好良いので、有機ガラスワークトップを採用したいがためにLクラスにするというご家庭もあることでしょうね。

・有機ガラスカウンター
・スゴピカ素材
・グラリオ『御影ブラック』
Lクラスでは、扉やカップボードに選べる色・素材・デザインもかなり増えるのですが、やはりおススメはワークトップの美しさと高級感ですね。値段は跳ね上がるのですが後悔はありません・・・無い事にしていますw

我が家では統一感を重視してパナソニック食洗器を導入しました。
競合は海外製の食洗器『ミーレ』ですが、ドア剤材取り付けタイプ[2]ビルトイン食洗器を収納する場所にドア材を取り付ける事でシステムキッチンに統一感を出せます。でも下のように操作パネルが食洗器の上端に見えています。

せっかくLクラスにしたのであれば細部までコダワリたいという思いで選びました。

どこがビルトイン食洗器の場所でしょうか?
〇食洗器に関する記事があります。気になった方はこちらもご参考にどうぞ。


換気と採光のためにキッチンボードの上に高窓を設置しました。窓の開閉も電動にしているので1タッチです。
思ったよりも西日が強いわけではないので、スクリーンは開けっ放しがほとんどですけどね。
細かいところですが、手動で開けにくい高窓のようなところは電動にしないとまず自分で開け閉めする事は無いと思います。こういった場所の窓は最初から設置しないか電動にするかと割り切った方が良いかと思います。
〇窓に関する考察は一緒にこちらもご覧ください。


キッチン・ダイニングを南北につなぐように開放しています。
季節ごとにアウトドアリビングを切り替えるられるように想定しました。
例えば夏場に暑くて南側のタイルデッキが使えないときは、北側のタイル敷き中庭を開放して花火をしたり、グランピング感覚のBBQをすることも。
南側はフルフラットのタイルデッキなのでオールシーズン開放可能です。
南北のフォールディングウインドウを同時に開放すれば風が心地よく流れてくれます。
6月の暑い夜でもエアコン無しで過ごせなくはありません(過ごさないけどw)
〇フォールディングウインドウを生かす方法はこちらの記事をどうぞ。


ちょっとした料理中の換気、冬の時期の換気などを想定して作りました。
わざわざフォールディングウインドウを開けるのが面倒だという時のために設置しましたが、この予想は大当たりでしたね。
使ってみて特に有用に感じるのは風呂上りに窓を開けたいときですね。我が家のフォールディングウインドウは電動シャッター・電動バーチカルブラインドなので細かな調節が苦手です。
風呂上がりに料理の匂いがあるとき、10分程度空けておくというニッチな運用が大変役立っています。
リビングにこだわると大窓を設置したくなりますよね。このような観点からも小回りのきく窓を無理しても置いておくと失敗しにくい間取りになると思います。
- ダウンライト3+6基
- カップボード裏タイル
- 高窓間接照明

ペンダントライトはオシャレだけど、傘の部分に汚れがたまったりしてメンテナンスに手がかかる・・・とはいえせっかくの戸建て・マイホーム、オシャレなLDKにしたい・・・でもオシャレなペンダントライトって迷っちゃうな・・・
というわけで保留にしました。
現在キッチン・ダイニングを照らす照明はキッチンに3基、ダイニングに6基のダウンライトで、将来的にペンダントライトやシャンデリアを設置できるシーリング部分は設置済みです。
ダウンライトに関する考察は別記事にまとめています。


・エコカラットプラス『ラフクォーツ』
カップボードの裏はタイルで加工しました。
機能面というよりは外観重視のプランですが、エコカラットにすることで吸湿性と匂い対策に一役買っています。
エコカラットプラスであれば、タイル好きにも納得の素敵なデザインが見つかると思います。

続いてもカップボード裏面の細工です。ロールスクリーンとタイルを照らすように暖色系の間接照明設置しています。
何となく良い雰囲気なのですが、家族向きではなかったかなと思いますw記念日やバースデーパーティーなどで活躍してくれることを期待しています。
2019年着工件数4位のへーベルハウス、それなのにへーベルハウスブロガーが少ないためなかなかweb内覧会を探すのは大変ですよね?
以下はブログ村のへーベルハウス関連記事リンク記事です。
家づくり打ち合わせの前にお読みください!
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ヘーベルで建てる家
〇目次をもう一度見る?
第3回のWeb内覧会はどうでしたか?もう少し写真多めの方がよいでしょうか?
キッチンまわりはかなりこだわって作った気がします。
その分コストが高くなったので反省点はあるのですが、当記事に書かれているポイントは問題なくおススメできます。
どうぞ安心して参考にしてみてくださいね!

今回の記事はいかがでしたでしょうか?
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