ハウスメーカー比較・契約前に押さえたいへーベルハウスの特徴20

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ヨムオ

へーベルハウスって外観の特徴があるから分かり易いよね。

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カミサン

確かに、旅行先でもへーベルハウスのおうちがあるとすぐ分かってマジマジ見ちゃうねw

今回はへーベルハウスの客観的なデータをお示しするとともに、我が家はなぜハウスメーカー選びでへーベルハウスを選んだのかを考察したいと思います。

もし、へーベルハウスと他社で悩んでおられる方がいましたら、参考にしていただけますと嬉しいです。

基本情報

構造

へーベルハウスといえばプレハブ鉄骨構造ですね。

鬼怒川決壊で唯一流されずに残った家屋として記憶に新しいと思います。

へーベルハウスの“派手さはないが安心安全を保障する確かな姿勢”を反映するようなエピソードですね。

坪単価

坪単価はあまり当てにはなりませんが、初回の間取りで提示された坪単価は75万円でした。

公表額は年度により異なりますが、おおむね70-80万円とのことです。

コンセプトの特徴

へーベル板

へーベルハウスの『へーベル』とは軽量気泡コンクリート(ALC)のことです。

へーベル板は外壁・床・屋根など全体に使用されています。

【比類なき壁】というキャッチフレーズが語るようにへーベルハウスの売りの一つですね。

〇外壁に関する考察記事はこちら

へーベルハウスの外壁選び(目地・吹付・色)で迷ったら読んでください

このへーベル板に特殊な吹付塗装をすることで60年保つ耐久性をもつ外壁を実現しています。1)ただし30年を節目に大規模メンテナンスで400万円の費用が必要となります。

また、優れた耐火性も付与されるため火災保険はかなり安くなります2)へーベルハウスの自社火災保険はおそらく全ての保険より安く済みます、比較はSECOMのカスタマー割引の効いた保険、大手保険会社営業の知人の紹介する保険です。

へーベル板の断熱性能は通常のコンクリートの10倍以上あるそうですが、コンクリート自体はそれほど断熱に優れる素材ではありません。別途ネオマフォームという断熱材を使用しています。

へーベルシェルタード断熱工法という方法により2017年よりZEHの要件を満たしています。

鉄骨構造

へーベルハウスでは2階建てで軽量鉄骨構造【プラン名はCUBIC】、3階建て以上で重量鉄骨構造【プラン名はFLEX】が採用されています。

特筆すべきは制震構造です。

前述のALC構造と合わせて、国内初の「ハイパワード制震ALC構造」を採用し、自身による揺れを1/2まで低減可能としました。

現在も制震構造は進化しており、【ハイパワードクロス】という鉄骨構造に採用される “金属の筋交い”フレームを採用しており、揺れによりフレームの受ける負荷は1/6まで低減可能となっています。

〇ヘーベルハウス用語解説集を用意しました

へーベルハウスの技術について|施主向け超簡単にまとめた用語解説集

ロングライフ住宅

上記のような鉄骨構造とALC構造を有するへーベルハウスは、主要構造は60年メンテナンス不要である【ロングライフ住宅 】というコンセプトをうたっています。

具体的には 「ストックヘーベルハウス」 というシステムがあります。

30年経っても現役でいられるへーベルハウスを中古住宅として適正な資産価値として売りに出せるというものです。

〇ロングライフ住宅とメンテナンスに関する記事はこちら

祝へーベリアンデビュー、住まいの学習塾とロングライフ住宅の話修繕費用 メンテナンスへーベルハウスの30年メンテ価格は高い!?費用概算公開&他社比較

外観の特徴

スタイリッシュな箱型

我が家ではへーベルハウスを決める上でネックになっていたのが外観です。

僕は木の家・瓦屋根の家に魅力を感じていました、箱型住宅というとどうしても積み木や豆腐建築のようで嫌だったんですよね。

そういった点では積水ハウスの外観が好みでした。

まぁへーベルハウスでも屋根のある家(=新大地というプラン)はできる事を後から知りました。

最初の間取り打ち合わせのときに『かっこ良い屋根の無い家』じゃなければ“新大地”に変更するという旨を設計士さんにお話ししました。

結果、見事スタイリッシュな箱型住宅の外観をつくってくださったので、無事に『屋根の無い家』の建築がスタートした次第3)参考までに、初回の建物の見積もりは38坪で約3000万円でした。です。

無骨な箱型

ただ、こう言っては何ですが、建物に広さ・高さがないと重厚な躯体を活かすラインを演出しにくいかなとは感じます。

凹凸をつけると居住空間を圧迫するような狭小住宅では個性を出しにくいというデメリットがあるかもしれません。

町の実例とモデルハウスとのギャップはどのハウスメーカーでもありますが、へーベルハウスは割とそのギャップが大きい方なのかなと思っています。

〇外観に関する考察記事はこちら

箱型住宅に外観のメリハリを出す方法|一味違うへーベルハウスの深い軒へーベルハウスの箱型外観を低価格でオシャレに演出するコツとは?

屋上&アウトドアリビング

『屋上で象が帰る』というCMを知っていますか?

懐かしいへーベルハウスのCMですね。

へーベルハウスの特徴として屋上を設置しやすいという利点があります。長い時間をかけて成熟したへーベルハウスのノウハウの結晶といえるかもしれませんね。

屋上以外にも『そらのま』『スカイバルコニー』など外壁をうまく利用した設備が可能なので、興味のある方はアウトドアリビングのカタログを請求されると良いと思います。

〇我が家のアウトドアリビングについてはこちら

アウトドアリビングの快適さとは?|へーベルハウスフェア記念に考察してみたタイルデッキで夏とアウトドアを楽しめ!|WEB内覧会テラス編

選べる建築プラン

CUBIC

【CUBIC】
公式サイトより引用転載

構造:軽量鉄骨2階建て


特徴:へーベルハウスで選べるプランの中では最も人気のモデルかと思います。フラットルーフで四角い家といえばコレです、歴史も長く年々スタイリッシュに進化しています。外観に強いこだわりが無ければCUBICを選ぶことになると思います。

新大地

ヘーベルハウス 新大地
【新大地】
ヘーベルハウス公式サイトより引用転載

構造:軽量鉄骨2階建て


特徴:CUBICのフラットルーフを外して屋根に変えたものですね。屋根を採用することで水平ラインが強調され、和モダンなテイストが加わります。屋根が付くだけでだいぶ印象は変わりますが、積水ハウスなど他のハウスメーカーと似る場合もありますので要注意かと思います。

FREX

【FREX】
ヘーベルハウス公式サイトより引用転載

構造:重量鉄骨2階建て


特徴:3階建て、4階建てで主に採用されるモデルです。特注で2階建てにも重量鉄骨は使用できます。躯体が非常に安定しているため、内部に必要な柱の本数を減らすことができます。これにより開放的な間取りを実現できます。外観は縦と横のラインでメリハリを強調できるのでCUBICよりも豪邸感が出せます。

グランディスタ

【グランディスタ】
ヘーベルハウス公式サイトより引用転載

構造:軽量鉄骨2階建て


特徴:2階建て5層空間という空間構成のモデルです。見てみた方が早いですのでリンクを張っておきます。「新発想の設計手法「X-SHIFT(クロスシフト)プランニング」の採用」という、スキップフロアで空間を有効活用するというプランです。興味はあったのですが、モデルハウスが近くになかったので、あまり一般的ではなさそうです。

標準設備の特徴

設備のランクはミドル~ハイクラス

  • ユニットバス
  • システムキッチン
  • 洗面化粧台
  • トイレ

これらの標準設備についてはLIXIL・TOTO・Panasonic・住友林業クレストのミドルクラス~ハイクラスを設置可能です。

最高級クラス(例えば、PanasonicのシステムキッチンLクラス、TOTOのユニットバスSYNLA)はすべて特注扱いでショールームでの見積もりを取り差額を支払って設置する必要があります。

〇ヘーベルハウスの標準・オプションの選び方はこちら

へーベルハウスの標準仕様・有料オプション・特注|我が家の選び方へーベルハウス標準仕様は上質だが敢えて有料オプションを選んだもの

設備の自由度は高い

標準設備に不満があれば希望の設備を導入することができます。

最初の間取りの見積もりは標準設備を使った場合の見積もりです。特注品に変えた分だけ見積もり額をオーバーしていくので注意してください。

一方で予算さえ許せば特注品はいくらでも導入可能です。ここが一条工務店にような縛りのあるハウスメーカーとは異なる点でかなり自由度が高いと思います。

へーベルハウスで家を建てる方の疑問

2000万円でどの程度の家が建つのか?

我が家の最初の間取りの見積もり価格は38坪で3000万円程度でした。

設備のランクは、標準内での最高ランクでの見積もりです。

太陽光発電なし、屋上なし、吹き抜けなどの特殊工事なし、装飾タイルは玄関のみ、幅木・オーニングテント・電動シャッターなどオプション設備なし、インテリアは平均的なもので算出しました

削れる可能性は、建坪を8坪減らせば6-700万円削れるかもしれません。

設備を標準の中の最もリーズナブルなものを選んでいけば残り300万円は稼げる??合わせて外構なしにすれば300万円は浮くかもしれませんね。

あくまで見積もりの話ですが、質素なインテリアで特別な設備を期待しなければ建坪30坪のへーベルハウスが2000万円で手に入るのではないかと思います。

割引・値引きはあるのか?

大きい声では言えませんが、あります。

割引率は伏せますが、最大の割引が適応されるのは①旭化成の社員と家族②提携工務店の親戚です。

なのでこういった関係者としてのコネクションが無ければ、値引きは期待しない方が無難です。

〇ヘーベルハウスの値引き・割引についてはこちら

へーベルハウスで割引交渉はできない|ただし例外あり、その秘密を暴露

耐震等級3てすごいの?

耐震等級は建築法により定められた基準です。

建築法とは『家が壊れないこと』ではなく『家が倒壊して人が死なないこと』を目的に定められた基準です。

ですから他のハウスメーカーの耐震等級3が、へーベルハウスの耐震等級3と同じ内容を保障するものではない事を頭の片隅にとどめておきましょう。

また、へーベルハウスの耐震構造は長年のノウハウにより結晶化したものなので、建築物すべてが簡単に耐震等級3の基準に合格します。

一方で、耐震構造のノウハウを持ち合わせていない工務店やハウスメーカーで耐震等級3の基準をクリアしようとすると、コストが高くなります。

つまり、へーベルハウスの耐震構造のすごい点は、同じ等級3のなかでも圧倒的な耐震機能を誇り、しかもローコストで機能を確保できるところにあります。

断熱性が低い?

へーベル板が断熱性が高いというのは、そもそも間違いです。

おそらく、通常のコンクリートよりも断熱性が高いという言葉が一人歩きした結果ではないかと思っています。

客観的にみるとへーベルハウスの気密性は低く、断熱性は並みくらいでしょう。

へーベルハウスで 『 冬あたたかくて、夏すずしい』を実現しようとするなら、一条工務店のような高気密高断熱と比べればより電気代がかかるのは間違いないと言えます。

〇断熱性に関する考察記事はこちら

へーベルハウスの口コミは真実か?|寒さに関する考察

北海道にないので寒さに弱い?

断熱材の話はここから「尾ひれ」が付いたのかな?と思ってみたりします。

元々は『寒冷地でコンクリート中の水分が凍結・膨張し構造を破壊する凍害と呼ばれる現象』があります。この現象から、寒冷地ではへーベル板が凍結して内部の構造を破壊してしまうのだというがあります。

転じてへーベルハウスは寒さに弱いのだという先入観が形成されたのではないでしょうか?

実際のところALC(へーベル板と同様のコンクリート素材)での実験では問題が無いことの方が多い、むしろ経年劣化による範囲を越えないのだそうです。

当然、へーベル板以外の外壁素材でも経年劣化は避けられないので、どちらが真実なのかはさておき、利点・欠点・保障の程度を考えてハウスメーカーを決めるべきかと思います。

建築可能なエリアは?

建築エリアは下記のようになっています。(旭化成ホームズ公式サイトより)

関東 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、栃木県、茨城県、群馬県、山梨県
東海 静岡県、愛知県、三重県、岐阜県
関西 大阪府、兵庫県、京都府、奈良県、滋賀県、和歌山県
西日本 広島県、岡山県、山口県、福岡県 、佐賀県

ハウスメーカー比較・契約前に押さえたいへーベルハウスの特徴20|まとめ

へーベルハウスの基本的な特徴を20個あげました。

ハウスメーカーの比較や仮契約前に押さえておくと役立つと思います。

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ヨムオ

だいぶ長くなりましたが、ハウスメーカー選びでへーベルハウスが候補に挙がった方に向けた記事でした。

参考になりましたら嬉しいです。

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カミサン

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次回以降の記事作成のモチベーションになります。

References   [ + ]

1.ただし30年を節目に大規模メンテナンスで400万円の費用が必要となります。
2.へーベルハウスの自社火災保険はおそらく全ての保険より安く済みます、比較はSECOMのカスタマー割引の効いた保険、大手保険会社営業の知人の紹介する保険です。
3.参考までに、初回の建物の見積もりは38坪で約3000万円でした。

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