
家づくりで最初に考えるのは玄関です。
玄関の使い勝手が悪いと毎日の出入りがストレスにもなりますよね。

部屋のリフォームと違って、後から配置や大きさを変えることは難しいものね。

今回はご主人たちが珍しく頭を使って考えた玄関づくりの5つの要素を6つの視点で検討する方法についてシェアいたします。
☑いま住んでいる玄関が狭くて気になる。
☑使いやすい玄関にしたいけどどうすれば良いかわからない。
☑へーベルハウスだとどんな玄関になるのか知りたい
玄関づくりに失敗しないための6つの視点

・雨天時のようす
・タイルは濡れても汚れにくい
施主ブログなど家づくり経験を読んでいますと、意外と玄関で失敗している方が多いのがわかります。
以下の点について不満が発生しやすい事を念頭に、我が家の玄関は設計しました。
- 広さ
- 明るさ
- 清潔感
- デザイン性
- 使いやすさ
- 入りやすさ
つまり、これら6つの視点に立って玄関づくりを行えば大きな失敗は無いという事です。
実際に僕らの玄関づくりは成功だったと思います。とくに大きな不満点はありませんので95/100点といったところです。
唯一の難点は、我が家の玄関ドアは引き戸なのですが、電子キーによるタッチキーが採用できなかった点です。
ヘーベル・鍵業者・ドア業者のそれぞれに特注できないか確認しましたが、こればかりは不可能とのことでした。
タッチキーは採用できませんでしたが、リモコン操作で鍵の施錠・開錠ができるので良しとしました。
玄関づくりに大切な5つの要素

・しっかり軒を出して雨水をガード
玄関の5つの要素をまとめます。
- アプローチ
- ドア
- たたき
- 玄関ホール
- 鍵タイプ
へーベルハウスでは、玄関アプローチは外構ではありません。(ほかの業者は知らないけど)
なので外壁の色・外観の形状に合わせたアプローチが作成できる点は安心です。
玄関タイルを選ぶことがほとんどかと思います。
家の雰囲気に合わせて選んだサンプルを取り寄せてみましょう。我が家ではタイル選びに相当悩みました。使った場所も多かったので、こだわりポイントとして今後の記事でまとめてみたいと思います。
以下はサンプルを取り寄せた業者の一覧です。
- RIVIERA:ヘーベルで提携している輸入タイルです。
- LIXIL:標準採用タイル、消臭作用のあるエコカラットが有名です。
- 名古屋タイル:特注品、モザイクタイルが特徴的です。
- 平田タイル:特注品、石の風合いが素敵なタイルが多いです。
デザイン性を高めるのにアプローチは大事な要素だと思いますので様々なタイルを実際に触って見て検討したいものですね。
ドアの形状は開き戸、引き戸、親子扉の3種類から選ぶことになります。
開き戸は断熱性・防犯性の面で引き戸より優れており無難です。
個人的にはホームセキュリティサービスを使用するのであればどちらでも良いのではないかと思います。
ヘーベルハウスではさらに、一般戸建て用か、防火用戸用かを選ぶことになります。
我が家は引き戸タイプです。大きな強化ガラス面から北側玄関であっても十分な明るさを確保できています。
このような大きなガラスでなくとも、採光のためにスリットガラスを入れた方が良いと思います。また玄関の外に何となく人気があるかどうかが分かるのもメリットですね。
値段はドアの中でも最高価格帯の物でしたが、うちの地域は外構による囲いの高さが1mを越えてはならないという制限がありましたので、どうせ見えるなら、魅せる玄関ドアというコンセプトで選んでみました。
玄関ドアがお気に入りだと帰ってくる度に満足感にひたれるので、コスパが良いなぁと感じますw
たたきは靴を脱ぐ場所で、アプローチとフロアをつなぐ空間です。
多くの家の框(かまち)・フロアは木目調、たまに大理石もあるでしょうか?
その連続性で考えていくと、調和の取れた玄関になると思います。
我が家はフロア全体をウォールナットで統一していたので、RIVIERAのHyper(ゴールドブラウン)いうタイルでアプローチからたたきまで統一しています。
玄関周りの床タイル選びのポイントとしては、汚れに配慮してあまり明るすぎず、均一ではなくムラのあるタイルが良いと思います。
小さめの玄関収納、ウォークスルータイプのシューズクロークを併用すれば、1畳分のたたきでも十分な広さを感じています。
〇使いやすい玄関収納についてはこちら

玄関ホールをつくった方が良い理由に、リビングへの目隠し機能があります。
玄関からリビングが丸見えで後悔しているという意見が散見されますので、我が家では玄関ホールを大きめにとって、正面にはタイルで装飾された壁が視界に入るようにデザインしました。
また、0.5畳ほどのスペースですが季節のオブジェ(花台、クリスマスツリー)を置けるようにしています。
我が家はたたき1畳、玄関ホール2畳+0.5畳の広さの玄関をスペースを設計しました。これは北側玄関で南側LDKとのスペースの取り合いをしなかったから実現できた広さかなと考えています。
〇玄関の向きと過ごしやすさについてはこちら

家族全体での意思決定が大事だと思います。
基本的には広いに越したことは無いと思いますが、ホールとの
鍵のタイプはドアでもかるく触れましたが、電子キーが使いやすくて便利だと思います。
荷物で両腕がふさがった状況でも開けられるタッチキーが最も利便性が高いかと思います。
我が家ではどうしても引き戸にしたかったのですが、引き戸にはタッチキーが採用されておらず、特注でもタッチキーは無理とのことでした。
リモコンキーは採用可能でしたのでつけましたが、これでも通常のアナログキーと比べたら圧倒的に便利です。
デメリットとしては電池交換が必要、子どもたちの合鍵作成の値段もそれなりにするという点ですね。1本当たりの最低価格は1万円~とのことでした。
ただ車でも電子キーがこれだけ流通している現状を見れば、玄関キーも電子キーという時代になっていくと思います。
使いやすい玄関づくりのコツ|失敗しない6つの視点の間取り設計

・強化ガラスの引き戸
理想の玄関づくりには以下の6つの視点を持ちましょう。
- 広さ
- 明るさ
- 清潔感
- デザイン性
- 使いやすさ
- 入りやすさ
そのためには玄関の5つの要素を一つずつ確実にデザイン・設計しましょう。
- アプローチ
- ドア
- たたき
- 玄関ホール
- 鍵タイプ

今回もお読みいただきありがとうございます。

玄関は毎日使うものなのでこだわりたいですね。

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